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こんな時期まで…

事務所近くの無人販売でこの夏よく買ったゴーヤ。
小屋のすぐ裏の畑で
ゴーヤがたくさんなっているのをよくみましたが、
まさか、まだあるとは思いませんでした。
先日(最後と思われる)ゴーヤが出ました。
長さ10センチにも満たないような
可愛いゴーヤが7個も入って100円です。

今年は富士山の初冠雪もまだで、
平年なら10月2日ごろには記録されるということですが、
今年は今までの最も遅い記録という
10月26日が更新されるかもしれません。
ゴーヤがあるわけです。

今日のお弁当に今年最後のゴーヤちゃんぷるーを作りました。
他のおかずは、
豚の生姜焼き、切り干し大根の煮物、マカロニサラダのカレー味でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

身延町 あけぼの大豆

お土産にいただいた枝豆です。
大粒で甘みが強くとっても美味しかったです。
袋裏にも記載されていましたが、
山梨県身延町の在来の品種で
「あけぼの大豆」というブランドの大豆でした。

標高300~700mで栽培されているため、
昼夜の寒暖差が大きく霧が多く発生する身延町曙地区で採取した種子で、
限られた生育環境下でのみできる希少価値の高い大豆とのこと。
今までは自分で育てた枝豆が一番おいしいと思っていましたが、
それに匹敵するほどとっても美味しかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

イナバとナバホの白兎 SPAC演劇

2016年にフランスの国立ケ・ブランリー美術館より
開館10周年を記念して委嘱されたSPACの演劇
『イナバとナバホの白兎」を2016年、2019年に続き鑑賞しました。

この演劇は、文化人類学者クロード・レヴィ=ストロースの
日本の神話と北米ナバホ族の神話が
ある一つの元となる神話から派生しているという仮説から
その元となる神話を、
演劇的アプローチで創造してみようという試みから生まれました。

3つのパートからなる本作は、
一部が日本の神話で
大国主の嫁とりの物語から有名なイナバの白兎を助けるエピソード。
二部はナバホ族の神話、
双子の兄弟が父親を捜して太陽に会いに行く物語。
三部は元となる神話をSPAC俳優たち全員で創造した物語となっています。
また、一部では舞台上にあるカーテンの外側でムーバーが動き、
内側でスピーカーが言葉を発しますが、
二部ではそれが逆になり、
更に三部では、前半の演奏を男性、音楽のような台詞を女性が発し、
またそれが反転しながら進行しました。
まるで太極図のようだなあと感じました。
舞台美術や衣装はいつもながら素晴らしく、
俳優さんたちの動き、台詞、演奏、すべてが混然一体となった、
とても有意義な演劇体験でした。

終演後のアーティストトークでも、
総監督の宮城さん、三部の脚本を書かれた久保田さん、
俳優の永井さん、野口さん、吉見さんから
制作過程の興味深いお話が聴けました。
神話においてはエピソードを時系列にとらえたり、
結末が重要ではなく、
一つ一つの要素が大事だということ(それを構造主義というそうです)
構造主義の考え方で全員による試行錯誤の結果生み出されたのが、
このイナバとナバホの白兎ということです。
とても深い壮大な演劇でありながら、
子どもが観ても楽しめるというSPACの真骨頂を感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

クルミッ子 デザイン缶

お土産に可愛らしい缶に入ったクルミッ子をいただきました。
横浜の高島屋で販売していたそうです。
期間限定の商品らしいということなので調べてみたら、
鎌倉紅谷創業70周年を記念して作られたミニ缶で
今年の5月7日から10月7日までの販売でした。
毎月7日に入荷すると書かれていましたが、
一人2缶までの販売で、
けっこうな人が並んでいたそうなので
きっとすぐに売り切れてしまうと思います。
とても貴重なものでした。

蓋をあけるとクルミッ子がきっちり3個入っていて
とても可愛いです。

ちなみに各百貨店ごとにデザインが異なっていて、
高島屋限定ミニ缶のデザインコンセプトは、
高島屋をイメージした赤やピンクのバラを蓋全体に散りばめ、
その中からお気に入りのバラを選んで
大切な人へ贈ることを楽しみにしているリスくんを描いているとのこと。

大丸限定デザインは、
明るく優しげなイエローが目を惹くデザインに、
車掌さんに扮したリスくんと楽しく一緒に遊ぶ子リスくん。
大丸グリーンで描いた東京の街並みが背景にあります。

伊勢丹限定デザインは、
伊勢丹タータンという愛称の「マクミラン」柄を蓋の天面に、
下に鎌倉紅谷のロゴが配置されています。

阪急限定デザインは、
紙袋のスミレデザインをベースに鎌倉紅谷ロゴとのコラボでした。

どのミニ缶も可愛いけれど、
やっぱりいただいた高島屋限定缶のデザインが一番好きです。

【ほし太の日向ぼっこ】

自然農の田んぼ2024 番外編今年初めての枝豆収穫

稲刈りの後は大豆畑の様子を見に行きました。
葉をだいぶ虫に食べられてしまっていますが、
大豆は元気で実もたくさんついていました。

そろそろ食べられそうだと思い、
倒れかかっていた大豆を二本だけ収穫しました。

こちらが在来の大豆です、
サヤが小さめでたくさん実がついています。

こちらは仲間から分けてもらった黒大豆。
サヤが大きく実は少なめです。
今回黒豆はまだ収穫するのはやめておきました。

たくさん実がなっていますが、
まだ小さかったのでもう少し大きくしたかったところです。

大豆2本ですがけっこうたくさんの実が収穫できました。
枝豆で食べたり事務所のお弁当にも使います。

【きらくな寝床】

自然農の田んぼ2024 稲刈り

10月17日週末の天気が雨予報だったので
急遽稲刈りを行いました。
この時季でもまだ夏日を記録するほど
とても日差しが強く暑い日でした。
仲間の田んぼでは
一足早くすでに稲刈りが終わっているところもありました。

この日は我が家を含め3家族が稲刈りに来ました。

水路にしていた周辺の稲がまったく育たず、
その場所がぽっかり空いてしまっていたので、
シートを広げてそこから稲を刈り始めました。

約3週間前に一度草刈りをしてあったので、
草は少なく稲は刈りやすいです。
今年の分けつは平均して10本以下で、
一番よかった稲で25本でした。

刈った稲を一握りくらいずつ、左右と中心とに重ねて置き、
湿らせた去年の稲わらを2本使って縛ります。

縛りおわった稲です。

最後に稲を干すための稲架(はさ)をたてます。

片側に杭を3本打ち込んだら紐でしっかりと縛ります。

足が完成したら
今年自分たちで皮をむいた竿をのせて稲架の完成です。

端から縛った稲をかけていきます。
稲の結び目を同じ向きにそろえておき、
外側の二束と中心の一束を交互にしてかけます。

一番最後に種もみ用の稲をかけて終了。
全部かけ終わりました。
これを見ると今年はやっぱり少なくて寂しいです。

【きらくな寝床】

スターカット

最近リンゴの切り方で「スターカット」というのを知りました。
それはリンゴを輪切りにしていくというもの。
芯の部分が星のように見えることからそう呼ばれるそうです。
もともとリンゴは皮つきで食べていたので、
この切り方だと芯の部分がほんの少し残るだけで、
可食部が増えます。
簡単だし、これからはリンゴはこの切り方にしようと思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

Art@東静岡

2013年度から始まった東静岡北口広場でのアートプロジェクトが、
ついにファイナルとなってしまいました。

2021年度からは「Art@東静岡」として様々なアートが展開されて
毎回とても楽しみでした。
何もない芝生の広々とした空間がとても贅沢でよかったので、
将来的にアリーナが建設されるかもしれないというのは残念です。
現在はそのための発掘調査が行われ周りはフェンスで囲まれています。

最後は静岡市出身の堀園美さんが「幻影」をテーマに作品を展示。
残されたコンテナギャラリーの中には、
土粘土で作られた実物より少し太めの線路が敷かれていました。
線路の下にはこの場所の土が盛られていてわきには
同じく粘土で作られたつぶれたコーラのペットボトルが落ちています。
この場所は昔は国鉄の敷地だったことから、
この辺りまで線路が敷かれていたかもしれないということでした。

フェンスには近隣の遺跡で出土されたという
土器の写真作品も展示されていました。
偶然、堀さんにお会いできましたが、
焼成前の粘土は細かく砕いて土に戻るので、
何度でもまた作品として繰り返しよみがえることもできるのだと
お話してくださいました。

できればハコモノなど作らずこのままのヒロバが続くことを願いつつ
この場所を後にしました。

【ほし太の日向ぼっこ】

人形浄瑠璃文楽 2024年十月地方公演

10月12日静岡グランシップで人形浄瑠璃文楽の公演がありました。
今年も昼夜通し券を購入し楽しみにしていました。

昼の部は、
まず竹本聖太夫さんによる解説のあと、
舞踊劇「二人三番叟」
お祝いムード満点の舞踊で、
二人が踊り比べをする場面はユーモアがあり、
会場からも笑いが起こりました。
鈴の音も賑やかでとても楽しい舞台でした。

15分休憩の後は時代物の
「絵本太功記~夕顔棚の段~尼ケ崎の段」の上演。
明智光秀が本能寺で織田信長を討ってからの後日談。
名前を尾田春長、武智光秀、真柴久吉と
変えているのは江戸時代の当時は
まだ近い時代の物語だったからで幕府を憚ってのこと。
三味線の鶴澤清治さん、
人形遣いの桐竹勘十郎さんという
二人の人間国宝の共演で、
母さつきの気持ちと光秀の苦悩が胸に迫り
人形が演じていることを忘れてしまいました。

夜の部は世話物の
「近頃河原の建引~四条河原の段~堀川猿廻しの段」の上演。

大名の御用を務める伝兵衛がお屋敷の悪徳侍に言いがかりをつけられ、
じっと辛抱するものの、ついには殺してしまいます。
伝兵衛は切腹は免れないところで、
恋人のおしゅんが伝兵衛と心中してしまわないかと、
おしゅんの母と兄である猿廻しの与次郎が心配して離縁状を書かせます。
目の見えない母と字が読めない兄にはわからなかったものの、
それは母と兄に宛てた遺書だったとわかります。
子ども可愛さ一心だった母もおしゅんの気持ちにうたれ、
二人を死出の旅路へと送り出すことにします。
兄は猿廻しで二人を祝福します。
猿の可愛さでいっそう哀れさが際立ちます。
人形浄瑠璃の語りと三味線、人形遣いが三位一体となり、
とても引き込まれました。

【ほし太の日向ぼっこ】

ARTS&CRAFT SHIZUOKA 手創り市

10月12日と13日、
静岡護国神社で秋季手創り市が開催されました。
今年の秋季テーマは『経年劣化と熟成』ということで、
工芸部門が経年劣化、フード部門が熟成というテーマに関連した、
作品やフードを展示販売していました。

午前9時開始でしたが、
9時40分ころ会場に着いたらすでにおそらく千人以上の人がいて、
人気の作家さんのお店には長蛇の列ができていました。

まずはお目当てのフランス伝統焼き菓子のお店
WERKA(旧LA PAUSE)さんへ。
ここもすでに十人ほどの人が列がありました。
今年は焼き菓子とマカロン、生チョコレートもあり、
特にマカロンとチョコレートが大人気でしたが、
私は大好きな焼き菓子を全種類とチョコレートを一つ購入。
商品は飛ぶように売れていましたが初日ということで
まだ十分あり希望通りに購入できてとっても満足です。

大好きなお菓子をゲットしたので後は工芸部門のエリアへ。
素敵な器があれば買いたいと思いながらお店を見て回りました。

たくさんの作家さんのお店がある中で一目ぼれしたのが、
小倉夏樹さんという方のこのお皿でした。
手創り市の良いところは作家さんから直接購入できることで、
このお皿はとても思い入れのある器だとおっしゃっていました。
大切に長く使おうと思います。

家に帰ってさっそく目止めをやりました。
陶器は粒子が粗く目に見えない小さな穴が無数に存在していて、
そこから食材の汚れやにおいがつくことで変色したりします。
それを防ぐために行うのが目止めです。
表面をコーティングして穴をふさぐため、
お米のとぎ汁と炊いたご飯を入れた鍋に器を入れて、
弱火で20分煮沸した後そのまま冷まし8時間置いておきます。

8時間たったのでぬめりをきれいに洗い落とし、
乾いた布でふき取りました。
今まで目止めするということを知らず、
シミになってしまった器があり何でかな?
と不思議に思っていました。
目止めはひと手間ですが、
これからはちゃんとやろうと思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】