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ありもので…

今日のお弁当はビビンパ。
けっこうみんな好きですが今回はいつもとは違います。
ちなみにいつも私が作るビビンパは、
鶏ひき肉のそぼろ、大根と人参のなます、ほうれん草のナムル、
もやしのナムル、白菜のキムチとコチュジャン。
ほうれん草ともやしは味を変えてナムルを作ります。

今回ほうれん草も他の青菜もなかったので、
茹でたブロッコリーを小さい小房に分けてから、
ごま油、ニンニク、すりごま、塩、胡椒で和えました。
もやしの代わりに見た目が似ているエノキダケを、
さっとゆでてキムチの素で和え、
鶏ひき肉のそぼろを作る時も少しカサ増ししたくて、
高野豆腐をおろし金で細かくして足しました。
あり合わせの材料でもけっこう美味しくできました。

【ほし太の日向ぼっこ】

歳時記の画像

先日買った桜の枝が満開になりました。
もうすぐ散ってしまうと思い、
日曜日に歳時記用の画像を撮ることにしました。

家にある器はもう使い尽くしてしまい、
春らしい色合いの素敵なお皿がないかなぁと色々探して歩き、
薄桃色の美濃焼のお皿を見つけました。
ソメイヨシノと違って早咲きの桜は満開になったとはいっても、
ひっそりと控えめで、茶色の干し芋だけだと少し淋しいので、
前に戴いて、春の歳時記に使えるかな?と思って、
とっておいた桜の金平糖と、
姪から出産祝いのお返しに届いた、
春らしい海老せんべいを一緒に盛りつけて
ちょっとにぎやかにしてみました。

歳時記は写真が出来てもまだ半分。
もう半分の文章はこれからまた考えます。

【ほし太の日向ぼっこ】

灯台もと暗しでした

事務所のスタッフから
「(ウチの近所にある)美味しいラーメン屋さん知ってますか?」
と聞かれ、そういえば毎日通る道沿いに、
確かラーメン屋さんが一軒あったと思い出しました。
道沿いだけどお店はちょっと引っ込んでいるので、
視界にあまり入ってこなかったです。

普段ラーメン屋さんに行くことは殆どありませんが、
姪と映画にいくついでに行ってみようかと来店。
静岡市駿河区曲金にある「週一ラーメン」さんです。
外観の写真を撮るのを忘れましたが、
これは冬季限定の「担担麺」
定番のメニューは、醤油、味噌、塩があり、
それぞれに「あっさり」か「こってり」のスープが選べます。
担担麺もどちらか選べたので、私は「あっさり」にしました。
胡麻の香りがしてちょっぴりピリ辛、
細めんで私好みの味でとっても美味しかったです。
無料でライスも付けられると言っていただいたけど、
食べられるかわからないのでとりあえずラーメンだけにしたら、
麺が多めなのでそれだけで十分お腹いっぱいになりました。

姪はクーポンサイトに登録して、
無料でミニチャーシュー丼をゲット!
少し食べさせてもらいましたが、
チャーシューと葱たっぷりで美味しかったです。
そして姪は「こってり」スープに。
余りにこってりしていてスープをそれほど飲めなかったみたいなので、
担担麺はあっさりスープの方がよさそうです。
お店の方もとても感じがよかったので、
今度担担麺好きの娘が来たら勧めてみます。

【ほし太の日向ぼっこ】

映画 すずめの戸締り 

前情報なく鑑賞。
とてもスピード感があり、随所にユーモラスな表現と、
ジブリ作品へのオマージュが感じられながら、
描かれる世界はとても普遍性がある重いテーマだと感じました。

主人公は16歳の高校生鈴芽。
4歳の時遭遇した東日本大震災で母親を亡くし、
現在は叔母の環さんと宮崎で二人暮らし。
いつもと同じ日常が始まった朝、
登校途中に出会った不思議な青年草太の言葉が気になり後を追うと、
廃墟には扉が・・・
それは日本列島に地震を引き起こす巨大なエネルギー、
ミミズの出口となっている後ろ戸と呼ばれるもの。
その封印を解いて後ろ戸を開いてしまった鈴芽は、
後ろ戸を閉める役割を持つ草太と共に、
日本各地の廃墟にある後ろ戸を閉める旅に出ます。

後ろ戸を閉めるとき、
かつてそこにいた人々の暮らしを強く思い浮かべなければなりません。
ささやかでかけがえのない日々の大切さと、
当たり前の日常がなくなってしまった悲しみを感じました。
リアルな震災後の表現や緊急地震速報の音など、
震源地からかなり離れた場所にいた私でさえも、
当時のことを思い出しドキドキする場面もあったので、
震災を体験された方が鑑賞するのは
辛い記憶がよみがえってきてしまわないかと少し心配になりました。
鈴芽自身はこの旅によって受けた心の傷と向き合い成長していくので、
そうであればいいと願うばかりです。
新海誠監督作品に共通した美しい風景と人物描写はさすがでした。
声優陣も皆さんとてもよかったです。
ベルリン国際映画祭にノミネートというニュースもありましたので、
本作が海外の方にどのように評価されるのか楽しみです。
ぜひ金熊賞を受賞してもらいたいと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

ショックなできごと

先日の漆塗り同好会の日、
割れたお猪口を継いだところに隙間や割れ目があるので、
そこに錆漆を塗りこむ予定でした。

それがうっかり落としてさらに細かく割れてしまいました。
でも麦漆で貼ったところはくっついたまま割れません。
先輩が「麦漆でつけたところは強くなる」と言った通りでした。
また一からやり直しです(ショック)

これは先輩が落として割れたスプーンを継いだもの。
買ったところに問い合わせたら、
一度全部漆をはがして貼り合わせてから塗るので、
木目が消えて真っ黒の仕上げになるし、
しかも金額は4000円以上かかることで新しいのを勧められたみたい。
それで自分でなおしたのだと見せてくれたのですが、
かなり上手で素晴らしい出来栄えでした。
猫の尻尾のような木目が可愛いです。

焼き物を修理するよりも木と木のほうが漆との親和性が高く、
もっと強く接着するそうなので、
漆塗りの製品は修理ができて一生どころか先祖代々使えるとなり、
今流行りのSDGSの最先端だと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

木村屋の…

スーパーで販売している木村屋総本店の菓子パン。
季節限定のが結構好きで見かけたら買います。
今回は「むしけーき包みました」という凝ったパンでした。
木村屋は蒸しパンや苺アンパンなどが美味しいのでこれも期待できます。

チョコチップパンの中に苺むしけーきが包まれ、
上にいちごジャムがかかっています。

切ってみたら中にホイップクリームが入っていて、
これが100円とは驚きです。
今回も満足しました。

【ほし太の日向ぼっこ】

早咲きの桜

JAのスーパーふれっぴーに野菜を買いに行ったら、
立派な桜の枝が販売されていました。
まだ咲き始めたばかりで蕾もいっぱいついています。

買い物終わった後に外に置いてあるのを気づいたので、
一旦はそのまま帰ろうかと思いましたが、
「今買って帰らないともう二度とないかもしれない」
と思い直してもう一度レジへ。

とても長くて立派な枝だったので、
花瓶に刺すにはもう少し短くしようと思い、
花切りばさみで切ろうとしたけどダメでした。
この枝を切った農家の方はどんな切れ味の枝切を使ったんでしょう。
桜の木って固いんですね。
早咲きの桜だからソメイヨシノではないし、
河津さくらでもないのはわかりますが、
なんという桜なのかは調べてもわかりません。
可愛らしいピンクの桜で部屋の中が春の空気になりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

SPAC演劇「人形の家」

劇団SPACの新作「人形の家」を観劇しました。
ヘンリック・イプセンが1879年に発表した戯曲を、
宮城さんが昭和10年(1935)の日本に置き換えて演出。
舞台装置はSPACの代表作の一つと言える、
同じくイプセンの「ペール・ギュント」の装置と対をなしていて、
観劇前から期待が高まりました。

ぺール・ギュントは双六型の舞台のあちらこちらから
俳優が出入りする仕組みとなっていて、
異世界のものたちなどの出現に使われていました。
今回は壁面に三種の神器と呼ばれた、
冷蔵庫や洗濯機、テレビ、自動車、ミシンなどが描かれていて、
幸せな家庭生活の象徴なのだとわかります。
後半、それらのピースが徐々に欠落していく仕掛けは、
観ているこちら側にも不穏な空気感が伝わってきました。
劇中に夫のヘルメルが「自分の所有している一番美しいもの」
と妻を表現し、文字通りそれで幸せを感じていたノーラが、
夫のためにした借金のことから夫に激怒され、
自分が人形だったことに気付きます。
ノーラが家を出ていくところで物語は終わります。
その後のノーラがどうなったのか、
そのヒントとして、
アフタートークで、
伊豆の戸田で深海魚直送便という会社を立ち上げた女性起業家、
青山沙織さんと宮城さんとの対談があり、
とても興味深いお話が聞けました。
ノーラも苦労や壁にぶち当たったりはしそうですが、
先々での出会いや人に助けられ、
案外生き生きと残りの人生を過ごしたような気がしました。

そして現代でも同じようなことが繰り返されていて、
本質はあまり変わっていないのではと感じました。

【ほし太の日向ぼっこ】

お味噌の仕込み その5

2月11日、お味噌の仕込みのために田んぼにやってきました。
前日の寒い雨から一転、晴れてぽかぽかの気持ちのいい日です。
梅の花のつぼみもほころび始めていました。

まずは糀と塩をよく混ぜ合わせる、
塩切という作業です。

次につぶした大豆と塩切した糀とをよく混ぜます。
大豆をつぶしておいたので、
ここまでの作業がとてもスムーズでした。

よく混ざったら、
こぶし大くらいの味噌玉を作ります。

出来た味噌玉はカメの中に投げ込んで、
空気が入らないように上からぎゅうぎゅう押し込みます。

全部入れ終わったら一番上に塩をまいておきます。
塩は全体の22%なので大豆5㎏と糀5㎏分の塩は2.2㎏。
その中から上にまく分は最初にとっておきます。

タッパーに仕込んだのは昨年田んぼで作った、
在来の豆1㎏です。
最初は一緒に混ぜてしまおうかとも思いましたが、
別に仕込みました。
出来上がりが楽しみです。

我が家の分が仕込み終わったので、
友人宅のをちょっぴりお手伝い。
昨年まではウチも杵と臼で大豆をつぶしていました。
時間はこちらの方が早いけれどけっこうな重労働です。
来年もミンサーでつぶした方がよさそうです。

【きらくな寝床】

お味噌の仕込み その4

いよいよ仕込みの前日。
毎回茹でた大豆をつぶすのが一苦労なので、
今年は姪にミンサーを借りて「家で大豆をつぶして持って行く」
という作戦にしました。

ミンサーが想像していたよりも小さかったので、
茹でた大豆を5㎏もつぶせるのか心配でした。

結果4時間半ほどかけて全部つぶし終わりました。
大豆が温かいうちにつぶすと楽につぶれる、
というのに終わりごろに気付きました。
来年はつぶす前にもう一度温めてからやります。
これで準備完了です。

【ほし太の日向ぼっこ】