ほし太の日向ぼっこ
シネマ歌舞伎「研辰の討たれ」

金曜日から始まった今年のシネマ歌舞伎。
第一回目の演目は、十八代目中村勘三郎さん主演「研辰の討たれ」。
野田秀樹さんが脚本・演出を手掛けたとっても楽しい作品でした。
主演の勘三郎さんもですが、三津五郎さん、彌十郎さん、幸四郎さん、
獅童さん、勘九郎さん、七之助さんなど豪華メンバーが出演していました。
平成17年5月に十八代目襲名披露狂言として上演されたものです。
赤穂浪士討ち入りのニュースで日本中がわき、
近江の国粟津藩の剣術道場でもその話題で持ちきりの中、
町人から武士となった元研ぎ屋の守山辰治だけは、
仇討ちなんて馬鹿らしいと言い藩士たちの反感をかいます。
家老の市郎右衛門に叱られ剣術でもさんざんな目にあわされた辰治は、
仕返しに元職人仲間にからくり仕掛けを依頼して、
市郎右衛門の髷を切り落とそうと画策しますが
なんと心不全で死んでしまいます。
家老の息子の九市郎と才次郎に仇として追われる身となった辰治ですが…。
時事ネタやお笑いネタなどが随所にちりばめられ、
コメディチックで大きな声で笑ってしまうほど楽しい作品でした。
調子のいい辰治を勘三郎さんが可愛らしく、
また、渾身の力を込めて演じられていて、
最後はちょっぴり悲哀も感じられる作品でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
パノラマ立体ビューア

家を片付けていたら1970年大阪万博のお土産品、
パノラマ立体ビューアというのが出てきました。
のぞきながらつまみを回すと万博会場の写真が次々と現れます。
替えのフィルムも二組あります。
この時の定価は1200円で替えのフィルムが800円。
51年前のものとしてはけっこう高価だったのではないでしょうか。
万博会場へは自家用車で、
父が家族を連れて行ってくれたことをよく覚えています。
評判の月の石や太陽の塔の内部などの印象もありますが、
私はそれまでにこれほど大勢の人ごみに遭遇したことがなく、
人に酔ってしまい医務室のお世話になったことが一番の思い出です。
ところでこのパノラマビューア、
本来なら処分の対象となるのでしょうが、
ちょっと調べたら、
ヤフオクで1000円から20000円までの価格で落札されているそう。
ここまで持っていたのだから父と母の思い出と共に大切に持っていることにします。
【ほし太の日向ぼっこ】
お宝?

家の片づけをしていたら出てきたこのカップ。
最初は「処分するもの」として分類したのだけど、
なぜか最後まで残っていたのでよく見たら、
オロナミンCの40周年記念で出されたオリジナルグラスでした。
いつ、誰が手に入れて家にあったのかも全く覚えていないけれど、
かなり年数がたっていそうです。
調べたらオロナミンCは1965年に誕生していました。
今年でなんと56年、我が家で16年も眠っていたのね。
しかもオロナミンCの瓶をリサイクルして作られたそうで、
デザインもオロナミンCの瓶のイメージそのまま。
見ていたらだんだん愛着が出てきてもう処分はできません。
大塚製薬の大ヒット製品「オロナイン軟膏」の「オロナ」と、
ビタミンCの「ミンC」を取ってオロナミンCと名付けられたというのも、
今回初めて知りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
茶っキー

姪が誕生日プレゼントにもらったという「茶っキー」。
文房具の「マッキ―」にそっくりな容器に粉末茶が入っています。
緑は静岡一番茶、赤は紅茶、黄色はジャスミン茶、ゴールドがほうじ茶だそう。
調べたら他にも、青の麦茶、黒のウーロン茶、ピンクのルイボス茶、
白のフリーズドライの緑茶、というラインナップがありました。
一本で14~20杯分くらい飲めて550円という価格は、
おそらく自分では買わないけど洒落でプレゼントするには面白いかも。
明日どれか飲ませてもらう予定です。
どれにしようかな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
ブラシの木

家の近所にある車のディーラーに珍しい植物が植えられていました。
今きれいに咲いているのはこの「ブラシの木」。
最近日本でもよく見かけますが、
20年ほど前オーストラリアに行ったときガイドさんから聞いたのは、
「ブラシの木はオーストラリアの固有種で種は火事の時放出される」
ということ。
オーストラリアでは森林火災がよく起きるため、
子孫を絶やさないようになっているそう。
コップを洗うブラシそっくりのこの花、けっこう好きです。
【ほし太の日向ぼっこ】
お茶摘み

5月9日、義兄の山でお茶摘みがありました。
これは自家用のお茶なので摘むのは一日だけで、
兄弟や義兄の友人総勢15人で早朝から行いました。

お茶の新芽が伸びて日の光に輝く緑色がとてもきれいです。
静岡弁ではこのお茶の新芽の柔らかくみずみずしい様子を「みるい」と言います。

予報では最高気温が27度まで上がるという夏日。
例年朝のうちはとても寒いのですが昨日は朝から暖かくて、
たくさん着込んだ服を一枚づつ脱ぎながらの作業でした。
時間短縮のため、表面を機械で一度刈りとり、
残った芽を追っかけて摘んでいきました。
機械で刈ると太い茎やゴミも混ざりやすいため後の選別が大変です。

お茶摘みをしていたら、どこからか芳しい香りがしてきました。
探したらミカンの木に花が咲いていました。

梅の木にも実がたくさんできていました。
お茶摘みが終わったら次は梅仕事が待っています。
【ほし太の日向ぼっこ】
手作り味噌

一月にお味噌を仕込んでから3ヶ月たち、
そろそろ一度確認した方がいいと思い蓋を開けてみました。
小さい容器に仕込んだ在来豆だけの方です。
こちらは蓋がしっかりできないためか、重しが軽すぎたかで、
少し周りにカビが発生し始めていました。
急いでその部分を取り除きアルコール消毒をして、
容器をよく拭いてから切り返ししました。
その後空気をなるべく抜いてラップをしき重しを戻しました。
少し舐めたらまだかなり塩味が強いです。
ひと夏越さないとまだお味噌としては食べられません。

大きなカメに仕込んだ味噌の方も見てみました。
こちらは重しが効いていい具合に“たまり”が上がってきていました。
これならカビはもう心配ないでしょう。
こちらは舐めてみなかったけれど、
もうちゃんとお味噌になっていたかもしれません。
【ほし太の日向ぼっこ】
山焼きの赤かぶ漬け

友人のGちゃんから頂いた「山焼きの赤かぶ漬け」が美味しすぎて
次から次と食べる手が止まりません。
新潟のご親戚から送ってもらったものだそうです。
村上市山北地区は古くから林業が盛んで、
杉の伐採跡地を乾燥させて焼き「畑」として活用してきた歴史があるそうです。
山焼きはとても大変な作業なので、
今でも続けている生産者は4~5軒ほどということですが、
山焼きで育った赤かぶは濃い赤紫色の実のしまった姿に育ち、
土壌が殺菌されているため農薬や化学肥料の使用が最低限に抑えられ、
自然の力で美味しい赤かぶに育つとのこと。
酢・砂糖・焼酎のみのシンプルな味付けで、
シャキシャキした食感と少し辛味の残った赤かぶの味が本当に美味しいです。
Gちゃん、貴重な赤かぶ漬けご馳走様でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
柚子辛子

木版画のお仲間が手作りの「柚子辛子」を持って来てくれました。
トウガラシ、柚子の皮、ゴマが入っているそうです。
トウガラシには少しハバネロも混じっていると言ってました。
香りがよさそうだと思い袋の口を少し開けて鼻を近づけてみたら・・・。
その後しばらくクシャミが止まらなくなってしまいました。
近くに人がいなくてよかった。
温かいお蕎麦にかけて食べたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
なんじゃもんじゃの花

「(静岡市葵区にある)城北公園のなんじゃもんじゃの花が早くも満開です」
とのコメント付きでグループLINEに今日上がった写真です。
毎年ゴールデンウィークの頃に満開の声を聞くので、
今年は二週間くらい早いように感じます。
本名は、「一葉たご(ヒトツバタゴ)」という木犀科の木。
学名は、真っ白い花のかたまりを雪の花にたとえたそうですが、
日本ではヘンテコな呼び名になっています。
名前がわからなくて「何の木じゃ?」と呼ばれているうちに、
「なんじゃもんじゃ」という名前になってしまったそう。
でもその呼び名は他の木にもあるようです。
すぐに散ってしまうので見に行くのはけっこう大変。
写真を上げて下さった友人は城北公園が毎日のお散歩ルートで、
四季折々のお花をゆっくり眺められて羨ましい限りです。
【ほし太の日向ぼっこ】