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ほし太の日向ぼっこ

毎日の生活をアートする

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静岡市駿河区にあるギャラリー POP UP studio で開催中の、
『毎日の生活をアートする』展に行ってきました。

このギャラリー、比較的家の近所なのに、
今まで全く知りませんでした。
仲間の山口さんが作家の一人として参加していて、
竹ザルを出品するので教えてもらいました。

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静岡駅からも近いのに、通りを一本入っただけで、
とても静かなのに驚きました。
白くて天井が高い、中庭に面した素敵なギャラリー。

主催者の原さんが、とてもとても美味しいコーヒーを入れて下さって、
器の作家さん 中尾さんが作った金つばもご馳走になりました。

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行く前は山口さんのザルだけ買おうと思っていたけど、
見たら色々欲しくなって、
器や木のヘラ、原さんのお洋服も買いました。

原さんのお人柄とともに、とっても心が満たされる空間だったので、
いつか娘も連れて行きたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月12日 17:41

沖縄のお土産

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娘たち夫婦が4月に沖縄に旅行に行き、
とても楽しかったらしく、いっぱい買って来てくれたお土産を連休に持ってきてくれました。

ビバースという胡椒と、島とうがらし。
泡盛に唐辛子を漬けこんだものでとても辛いけど、
これをかけると普通の料理も沖縄風に変身します。
特にお肉系が合います。

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石垣島で買ったという箸置き。
ハトサブレみたいでちょっと美味しそう。
沖縄の海のようにきれいな青色でした。

他にも、ちんすこうや月桃茶、ひとめぼれせんべいなど、
こまごまとありました。

ちんすこう、美味しかった~。

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これは、人参しりしり器。
頼んで買って来てもらいました。
なぜかみんな台湾製だったんだって。

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さっそく人参しりしりを作ってみました。
思ったより穴が大きいので人参が太く切れるのかな?
と思ったけど絶妙な太さでよかったです。

人参一本があっという間に切れました。

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今までは皮むきピーラーで薄くそいでいたけれど、
こっちの方が炒めたときに色がきれいだと思います。
さすが~。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月09日 15:49

ふじのくに⇔せかい演劇祭2015『例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるかを知っていたとする』

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私にとって、ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015の最後の演目、
『例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるかを知っていたとする』を観ました。

観たというより体験したと言った方がいいかな。
この演劇は路上で行われる演劇です。
集合場所は池田公民館。

思った以上に大勢の観客が集まっていて驚きました。
広場の真ん中にはテーブルがあり、母、姉、弟が座っていて、
ここから物語が始まります。

全体を4グループに分けて、二つのルートに分かれ、
姉か弟の人生をたどります。
私たちのグループは、弟を追いかけていきました。
今日結婚相手が実家に挨拶に来るという彼。
ちょっとブルーになっていて、
昔付き合った彼女との思い出をたどりながら歩きます。

池田公民館から住宅地に入っていくと全く知らない町並みが現れました。
お寺やお墓、畑、
そのシチュエーションでポイントごとに役者が演技を見せてくれます。

普通に地元の住民たちも通ります。
どこかの家から音楽が流れてきたり、ラジオが聞こえたり、
遠くからスケッチしている役者をただ眺めたりと、
様々な趣向が凝らしてあって楽しめました。

帰りにしばらく、行き交う人たちがみな役者に見えてしまい可笑しかったです。
この演劇を観て、
日常のささいな一瞬であっても物語が存在するのだなあという気分になりました。
もっと日々を大切にしたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月08日 18:26

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 『ベイルートでゴドーを待ちながら』

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レバノンから参加の二人芝居、
『ベイルートでゴドーを待ちながら』を観ました。
これは有名なサミュエル・ベケットの同名芝居のシチュエーションを借りつつ、
まったく違うお芝居に仕立てられているようです。

副題が『第七面』というらしいのですが、
ベイルートでは、新聞の七面には訃報が掲載されているのだそう。

ふたりの男が、新聞の訃報欄を見て、どこの葬式に行く(=食事にありつける)
のか議論しています。
ふたりの意見はかみ合わず、どんどんエスカレートしていきます。
そして結局食事には行けず、最後にある重大なことに気が付きます…。

テンポの良いセリフと動きで終始楽しめましたが、
終演後のトークでわかったのだけれど、
セリフ一つ一つに中東の情勢が色濃く反映されていて、
色一つとっても、支持する政党を現しているのだといいます。
政治、宗教、民族と様々な対立があることがわかります。

一見滑稽なこの芝居の中に、
常に紛争の中で生きてきた人々の悲しみと、
それを笑いに変えてしまうエネルギーとを感じました。

それにしても最後のシーン、私は落語の粗忽長屋を思い出しました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月07日 15:55

お茶つみ

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5月5日、毎年恒例のお茶つみに行ってきました。

朝4時50分起床。
娘夫婦を迎えに行き、芝川に6時20分頃到着。

今年は春先に雨が多く、気温も低かったので、
日程がなかなか決まらなくてやきもきしました。

連休に入ってからも、5日6日が雨予報だったりと、
直前までお天気が心配でしたが、
朝方に少し降った以外、一日曇りのちょうどよいお茶つみ日和となりました。
(あまりいいお天気だと暑いので…)

今年は新芽の伸びがよかったです。
午前中は目いっぱい摘み、
ゴミの選別をして12時過ぎに義兄たちがお茶工場に運びました。
今年は70数キロとなかなかの収穫でした。

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13時からは宴会。
お刺身、イカの沖漬け、手打ち蕎麦、猪のテリーヌ、わかさぎのマリネ、
筍のお刺身と、手作りのご馳走がたくさん並びました。

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我が家からは、静岡おでんと菊姫を持参。
毎年楽しみなお茶つみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月06日 15:18

銚子電鉄 ぬれ煎餅

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前にテレビで観て一度食べてみたいと思っていた、
「銚子電鉄 ぬれ煎餅」をいただきました。

てっきり銚子電鉄に乗りに行かないと買えないものと思っていたら、
横浜駅の高島屋に売っていたのだそう。
とにかく嬉しかったです。

袋の裏には「鉄道会社のぬれ煎餅」とあり、
このぬれ煎餅は、鉄道を守るために作られた商品で、
駅構内の工場で毎日焼いています。
と書いてあります。

さっそく食べてみると、ぬれ煎餅はけっこう味が濃い目なのが多いのに、
このお煎餅はさっぱりとして美味しいです。
青のうす口味というのだからでしょうか。
しっとりとした食感なのでお餅を食べている気分になります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月05日 12:34

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 「ふたりの女」

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SPAC総監督 宮城聡さん演出、
能の「葵上」とチェーホフの「六号室」を合わせて唐十郎が書き上げた戯曲
「ふたりの女 平成版ふたりの面妖があなたに絡む」を観ました。

日本平の山の中腹にある野外劇場、18時開演。
まだ薄明りの残る中、オープニングは伊豆の精神病院に勤める光一が、
婚約者であるアオイに向けて砂浜にラブレターを書いているシーンから。

舞台暗転して精神病院の中、影に映る怪しげな患者たちの蠢きと大音量。
そこで私は知らない60年代にタイムスリップしたような感覚になりました。

患者たちの衣装を見て、この前から芸術劇場で見かけていたのは、
この患者役の役者さんたちだったのかと納得したのもつかのま、
すぐにその奇妙な演技に引き込まれました。

婚約者のアオイとよく似た美人患者の六条から鍵を渡されて、
次のシーンは、富士スピードウェイ。

有名な車寄せの場面を現代に置き換えるとこうなるのかと妙に感心しました。

あたりが暗くなっていくとともに、舞台にも暗雲が立ち込めます。

アオイと六条、二役のたきいみきさんをはじめ、
そうそうたるメンバーによる、狂気を目の当たりにする90分間。

途中思いもよらないサプライズがあり、楽しい場面もありますが、
狂気と正常とは常に表裏一体なんだなぁと感じ、
自分の中にも狂気は潜んでいるのではと思わせる怖い演劇でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年05月01日 16:59

コミック『高台家の人々』 森本梢子 著

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少女漫画好きなスタッフが貸してくれたこの本。
久々に大笑いしながら読みました。

主人公は、29歳さえないOLの木絵。
木絵が風邪で会社を休んでいる間に、
ニューヨーク支社から転勤してきた、
黒髪に青い目の超イケメン、エリートの高台光正。

木絵は人とのかかわりが苦手で、
小さい頃から頭の中で空想するのが癖。

光正も、人の考えていることが読めてしまうという特殊な能力の持ち主のため、
人とかかわるのが苦手。

ところが木絵の妄想があまりにも突飛で愉快なため、
木絵に興味を持つ光正。
そこから色々騒動が巻き起こっていくんだけど、
とにかくこの木絵の妄想が面白くて楽しい!

まだ3巻までしか出ていないけど、
早くも次が出るのが楽しみな漫画です。
欲しくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年04月29日 13:53

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 『メフィストと呼ばれた男』

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SPACの新作 宮城 聡 総監督演出の『メフィストと呼ばれた男』を観ました。

クラウス・マン原作の「メフィスト」は1936年に書かれ、
ナチス政権の庇護のもと、国立劇場の監督を引き受けた実在の名俳優、
グリュントゲンス(今回の役名はクルト)をモデルに描かれています。
当時まだナチスは健在で、亡命先で書かれたこの小説は出版禁止になるほどの問題作でした。

その「メフィスト」を、劇作家トム・ラノワにより、劇中劇として有名な戯曲の名場面を織り込み
作られたものが今回の演劇の元になっています。

開演前、まずは劇場に入って驚きました。
いつもの芸術劇場の左半分はすべて舞台に使用され、
観客は、舞台上も含めて右側半分に座ります。
チケット予約ナンバーが1番だったため、
俳優たちと同じ舞台上の最前列という、最高の場所での観劇でした。

すぐ目の前に、国立劇場の舞台と客席(クルトが演出を行う座席)、
女優 レベッカの亡命先とが時空を超えて現れます。

ナチスが政権をとったその日、
ドイツ国立劇場で稽古中だったクルトは社会主義的思想の持ち主でした。
しかしナチス上層部から、国民のために演劇を続けて欲しいと要請され、
最初、劇場から自分たちの主張を発信し仲間を助けることができると確信し、
国立劇場の監督を引き受けるが、
知らず知らずと庇護者であるナチス政権へ迎合するような演劇を行うようになり、
仲間も離れて行ってしまう。

阿部一徳さん演じるクルトは圧巻で、
特にクライマックスシーン、
舞台上で演じ続ける役と、クルト自信が重なり鬼気迫るものがありました。

使われた戯曲は、シェークスピアの「「ハムレット」、「ジュリアス・シーザー」、
「ロミオとジュリエット」、「リチャード三世」、「マクベス」、
チェーホフの「桜の園」と「かもめ」、
ゲーテの「ファウスト」など、古典に疎い私でも知っているような名作中のセリフに、
それぞれの立場や信条というものがかなりシンクロしていて、
戯曲を演じているのか、彼らの苦悩をそのまま演じているのかわからなくなるほどでした。

本当に人は環境に流されてしまう弱い生き物です。

それでも、クルトは、与えられた環境の中、
自分にできることを精一杯やっていたのだと感じました。
それが果たして自分が本当にやりたかったことなのかどうか、
それはクルト自身だけが死ぬ時にわかることなんじゃないのかな。

私たちはその後の歴史を知っています。
今ここで、宮城さんがこの演劇を演出し、私たちに示してくれたことの意味を、
自分自身でもよく考えなければいけないと思いました。

旦那様はこの演劇を観るために原作を読み、
研究論文なるものも探し出して読むなど、並々ならぬ興味を持って臨んでいました。

優れた演劇は、観る者の興味を刺激して思いもよらぬ方向へ導いてくれるものだと、
またあらためて実感しました。

素晴らしかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年04月28日 14:57

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 『天使バビロンに来たる』

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毎年楽しみにしている『ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 』が始まりました。
今回も全演目パスポートを購入したので
できるだけたくさんの演劇を鑑賞したいと思います。

まずは鳥取で活躍している「鳥の劇場」による『天使バビロンに来たる』。
普段は野外で上演することも多い作品のようですが、
今回は楕円堂で客数104という贅沢な空間での上演。

SPACの演劇を観なれている私にとって、
まったく違うアプローチの演劇で新鮮でした。
衣装やセットもポップでチープ。

テーマはけっこう重たいのにそれをコメディに仕立ててあり、
誰にでも楽しめる演劇でした。

今年の演劇祭のテーマ「オルタナティブ=空気を読まない』
がさっそく感じられ、仕掛人の宮城さんの術中にハマった感が満載でした。

終演後アーティストトークでの、
演出家の中野諒人さんと宮城さんの対談も興味深かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2015年04月27日 18:38