ほし太の日向ぼっこ
漆塗りのお弁当箱作り最終回

いよいよ6回講座の最終日となってしまいました。
この一ヵ月半、毎週水曜日が本当に楽しみでした。
参加メンバーは19時からの開始なのに、
ほとんど18時半には会場に来ていたようです。
(私は仕事があるので毎回少し遅刻でしたが…)
先週磨いてふき漆をしたお弁当箱。
最後の仕上げに、またコンパウンドをつけてウエス(布)で磨きました。
漆の刷毛のあとが消えるまで、
磨けば磨くほど綺麗になるそうです。
漆塗りは、塗っては磨き、塗っては磨きを繰り返す、
本当に手をかけた仕事の結果だということがわかりました。
全員磨き終わったところで、
第一TVビデオサポータークラブの方が全員のお弁当箱の撮影をしました。
放送が1月にあるそうなので、
どんな放送になるか今から楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画「果てぬ村のミナ」 瀬木 直貴 監督

監督と主演の土屋太鳳さん、浜松出身で映画初出演の石川湖太朗さん、
三人の舞台挨拶付きの試写会がありました。
この映画は、静岡県の水窪町を訪れた監督がその風景にインスパイアされて、
物語をつくり映画にしたということで、
日本人の故郷ともいえる風景が随所にでてきます。
特に静岡県民にとっては、
山間地に広がる茶畑と点在した家、村の風景、そして
北遠地方の方言の台詞は馴染み深いです。
物語は青春ファンタジー。
舞台挨拶でもとてもしっかりとしていた主演の二人でしたが、
石川君は、これが映画初出演とは思えない程、
等身大の高校生の姿をみずみずしく演じ、
ミナ役の太鳳さんは難しい役どころでしたが好演していました。
石川君はギターを一週間でマスターしたとのことでしたが、
物語の中の重要な演奏シーンではその腕前を披露してくれています。
懐かしくてちょっと不思議な、
観終わった後、心がほっこりと温かくなる、そんな映画でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画 のぼうの城

娘が歴史好き&野村萬斎さんのファンなので、
前売券を買ってあり観にいって来ました。
和田 竜氏の原作「のぼうの城」は、
2009年に本屋大賞2位をとった時に読みました。
その時、石田三成率いる豊臣軍2万の兵に攻められた忍城を、
わずかの兵で守リ抜いた成田長親の人間的魅力と、
それが史実に基づいて書かれたという、壮大なストーリーに
グイグイひきつけられた記憶があります。
映画は、石田三成やその他の配役が少し思っていたイメージと違うところもありましたが、
全体的に、エンターテイメントとして楽しめる豪華な演出と俳優陣でした。
クライマックスシーンで、長親が敵兵の前で「田楽踊り」を披露する場面があり、
だから野村萬斎さんだったんだな~と、納得のハマリ役でした。
全体的によくできた楽しめる映画です。
水攻めのシーンは、震災後すぐの公開予定が延期されたように、
一年半以上たった今でもやっぱり見ると思い出してしまい辛かったです。
エンドロールで、現在の忍城周辺の様子が出てきて、
長親たちのその後の様子も語られ、
400年以上も前に生きた多くの人たちの命が、
連綿と今に引き継がれていることを最後に見せてくれたように思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
お風呂の電気が…

お風呂の電気が切れかかっていたので、
蛍光管を変えようと思い、カバーをはずしたら、
(我が家のはカバーを回して取るタイプです)
電気器具ごと根本から取れてしまいました。
ガラスのカバーがとっても重いので、
そのままにはできずコードを切断し、なんとか取り外しました。
見ると、タイルにネジで留めてあったようだけど、
その穴があきらかに大きすぎです!!
見えないところだからって
こんないい加減な工事をしてあったのかと驚きました。
もしお風呂に入って体を洗っている時に落下してきたら…
と思うとぞっとします。

この家に住むのはあと1年ちょっとと決めていたので、
電気屋さんを呼んで工事するのも勿体無い。
ということで、
ホームセンターで簡単な電気のキットを買ってきました。
その日は間に合わず、帰ったら投光器がお風呂場に…。
すごく明るいけど、まるで工事現場のよう。
よくこんなのが家にあったなあと、変なことに感心してしまいました。

次の日、買ってきた電球のキットをかまぼこの板にネジで留め、
切断した電気のコードと、キットのコードをつなぎ、絶縁テープでぐるぐる巻きに。
(小学校で豆電球の実験器具を作ったことを思い出しました。)

かまぼこ板ごとタイルに協力接着剤で留めて完成!!
父親との二人三脚でなんとか出来上がりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り教室5日目

写真で見るとあまり変わり映えしないのですが、
前回漆を塗って和紙で磨いて一週間。
また磨くことから始めます。
きれいな布にサラダ油をしみこませ、
仕上げ用のコンパウンド(粉)を馴染ませて表面を磨きます。
この工程も、磨けば磨くほど表面がきれいになるそうで、
30分くらいは磨きました。
先生に見て頂いてOKが出たら、水をつけたきれいな布で油分をふき取ります。
そこにまた漆を塗り、和紙で磨いて終了。
(前回の作業と基本的には同じ工程を2回やったことに)
この時の状態が写真です。
かなり完成に近づいている感じがします。
次に、お弁当箱以外に初回から同時進行で行なっている
柄つきの板に赤い漆を塗りました。
(この板には漆をすでに4回塗ってあるので5回目です)
塗ったらすぐに、別室に用意された乾燥用の箱
(ダンボール箱の上に濡れ雑巾をかけて霧吹きでまわりを湿らせたもの)
の中に入れて乾かします。
漆が乾くためには、湿気と温度が必要ということで一番いいのはお風呂だそう。
だいたいシールの裏くらいの感じまで乾いたら、
茶色の粉をかけて来週までおき、完全に乾燥させます。
次回はこれを磨くと、磨いたところと残ったところが鎌倉彫りのようになるのだとか…。
今の状態では想像もつかないけど楽しみです♪
(写真がないのは、
漆はかぶれるので手はひじまで完全防護でビニールの手袋して作業するため。
カメラも出すことができません。先生たちはもちろん素手です。)
【ほし太の日向ぼっこ】
「幸福な食卓」 妹尾まいこ著 講談社文庫

「父さんは、今日で父さんをやめようと思う」という台詞で始まる物語。
「毎朝、必ず家族全員がそろって食卓を囲む」というのが
その家族の唯一のルール。
だから、冒頭の台詞も朝食場面。
ここからこの家族の尋常でない現状が少しづつわかっていくのだけど、
それぞれの突拍子もない事情の割には、
淡々とそして何事もなく日常が進んでいくのは、
佐和子という娘の目線で描かれているため。
その佐和子自身の、様々な経験を通して、
普通でいられる幸せや、家族の有難みがとてもよく描かれていました。
私は大浦くんが佐和子に行った言葉、
「凄いだろ、気付かないところで中原って、いろいろと守られてるってこと」。
が一番心に残りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「はるまき日記」瀧波 ユカリ著

よく利用している静岡葵生涯学習センター内にある図書コーナーに、
新着図書として紹介されていました。
娘が、この方の「臨死 江古田ちゃん」という漫画が気に入っているので
読んでみようかな~と…。
「江古田ちゃん」はけっこう過激な漫画なので、
普通の育児日記とは違うだろうと思っていましたが、
「偏愛的育児日記」なんだそう。
ちょっと独特で過激な表現が目立つので
好き嫌いは分かれそうです。
でも、きっと大きくなったら、
忘れてしまう日常のささいな出来事が綴られていて、
作者夫婦のはるまきちゃんに対する愛情は充分に伝わります。
読みながら夢中で過ぎてしまった、
娘の赤ん坊時代の可愛かった日々を思い出し、
懐かしい感触がよみがえりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
干し芋産地ならでは…。

少し前に、『干し芋資材キャンペーン展開中』
というダイレクトメールが来ました。
ホームセンターには、『ほしいも加工直売所』の登り旗や、
看板が売られています。
もちろん、干し芋の箱もあります。
産地ならではの光景ですね。
そして、シーズンが過ぎるとそれらはパタッと見かけなくなります。
だから、うちみたいに一年中干し芋を販売していても、
旗や看板は今買っておかないと来年まで買えません。
【ほし太の日向ぼっこ】
みんなでカレーの日

義母が一ヶ月に一度ドッサリとカレーを作ってくれます。
一度に沢山作るから美味しいんだけど、
とても身内だけでは消費できない量で、
毎回完食するのにかなりの日数がかかってしまいます。
ところがスタッフから「あのカレーが食べたい!!」
というリクエストがあり、
先月から月に一度「みんなでカレーの日」ができました。
今回もカレールウを30皿分投入し、準備万端!!
総勢20名で完食する予定です。
【ほし太の日向ぼっこ】
クリスマスの雰囲気が…♪

干し芋って地味すぎて「クリスマス」とはまったく関係ないのですが、
スタッフが店頭にクリスマスの飾りつけをしてくれました。
これだけでも、なんとなく心が浮き浮きしますね~♪
窓際には少しイルミネーションも点等させて、
日が落ちるのが早くなった夕方には、
もうクリスマスムード満点な感じです。
【ほし太の日向ぼっこ】