ほし太の日向ぼっこ
日向夏

事務所近くにある野菜の無人販売所に、
最近よく出ている柑橘が「日向夏」と書かれたこれ。
大きさは女性の握りこぶしぐらいなので、
小ぶりの文旦のような見た目です。
そこに食べ方の説明が書いてあり、
「林檎のように皮をむき、
中心に種があるので白いワタごと削ぎ切りにして食べる」
とありました。

さっそく食べてみました。
白いワタは苦みがなくほんのり甘く感じました。
果汁がたっぷりで酸味も甘みもあって爽やかな美味しさでした。
日向夏という柑橘はあまり聞いたことがなかったので調べてみたら、
1820年に宮崎県宮崎市で発見された比較的歴史の古い柑橘で、
来歴はわからないが柚子の血を引いていると考えられているそうです。
3月~5月が旬とのことで、まさに今ですね。
そして静岡では「ニューサマーオレンジ」と呼ばれることが多いとあり、
確かにその名まえは知っていました。
【ほし太の日向ぼっこ】
たまごサンド

よく見るTV番組のサタプラ「ひたすら試してランキング」で
先週扱っていたのはたまごサンドでした。
ランキング一位は、
デイリーヤマザキの「味わいタマゴサンド」でしたが、
見ていたら久しぶりにたまごサンドが食べたくなりました。
そこで家にあったタカキベーカリーの、
石窯ミニフランスパンに、
トマト入りスクランブルエッグを挟んでみました。
パンは先に軽くトーストしたので焼きたてみたいで
とても美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
堅あげポテト 塩わさび味

ネット上で評判がよかった堅あげポテト 塩わさび味
最初はコンビニ限定だったようですが、
イトーヨーカドーでも販売していたので購入してみました。
毎年春限定販売の商品のようです。

堅あげポテトはポテチの中でも食感がしっかりしていて好きです。
塩わさび味は初めてでしたが、
程よい辛みと塩気で美味しかったです。
お酒のつまみにもなりそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
カンロ飴

イトーヨーカドー静岡店に買い物に行ったら、
新商品の棚に並んでいたのがこのカンロ飴でした。
「カンロ飴って私が子供の時からあるけど新商品?」
と不思議に思って購入してみました。
よく見たら袋には復刻版パッケージと書かれています。
裏面には、1955年の発売と書かれていたので、
私が生まれる前からあったことがわかりました。
発売初期のデザインを復刻したパッケージだそうです。

カンロ飴は父が好きだったので、
いつもカンロ飴を見ると父を思い出します。
もちろん私も好きでした。
改めて原材料を見てみると、
砂糖(国内製造)、水飴(国内製造)、醤油、食塩だけ
というシンプルさで、
パッケージも昔と変わらずひねり包装というのがいいです。
黄色と黒の2種類ありますが
味は一緒なのに子供の私は選べるなら黒の方を好んで食べていました。
久しぶりに甘じょっぱいカンロ飴をなめたら
何だか色々なことを思い出しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
小メロン

JAの直売場に行ったら「小メロン」がありました。
もうそんな時期なんですね。
小メロンは、摘果したメロンのことで、
枇杷くらいの大きさです。

カリカリとした食感が魅力なので、
さっそく糠漬けにしてきました。
ピクルスも美味しいので、
次に見かけたらピクルスも作りたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
初タケノコ

姉から義兄が掘ったタケノコをいただきました。
今年の初物です。
さっそくタケノコの下の方の食感がしっかりしたところを、
ごま油で炒めてオイスターソースを絡めていただきました。
山椒の芽がとてもいい香りを添えてくれました。
この食べ方は、
長いことお付き合いしている日本料理のお店で教わりました。
柔かいタケノコじゃなく固い部分が美味しいです。

お昼のお弁当用にも、
前日の夜、みそ汁の出汁をとった時に一緒に出汁をとり、
出汁と醤油と砂糖と酒で薄めの味付けで煮て、
一晩味をしみ込ませました。
メインは、メンチカツと玉ねぎ+人参のかき揚げ、
ブロッコリーとチーズのオムレツとパスタサラダでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
リボルバー 原田マハ 著 幻冬舎

原田マハさんの小説は、
事実と事実の隙間を創造してつなげていくので、
すべてが本当にそうだったんじゃないかと
思わせてくれるところが魅力です。
今回の「リボルバー」も、
ゴッホとゴーギャンの関係性が、
一般的に知られている史実とは違う観点から描かれていて、
とても面白かったです。
ゴッホとゴーギャンの研究家である
高遠冴が働くパリの小さなオークション会社に、
ゴッホの死にまつわるとされる
リボルバーが持ち込まれたことから物語が始まります。
それが本当にゴッホが自分で自分を撃ち抜いたものなのか、
その真相を探していくというアートミステリーで、
一気読みしたくなるほど引き込まれました。
【ほし太の日向ぼっこ】
蕗

いつもお世話になっている野菜の無人販売所で
蕗を買いました。
太くて長い蕗が10本ほど束になって100円でした。
さっそく下ごしらえをします。
蕗は長いまま茹でたいのでフライパンを使います。
お湯が沸騰したら全部が浸かるよう、
丸く曲げながら入れます。
(お湯を沸かすので一緒に茹で卵を作っています)

5分ほど茹でてから常温に下がるまでそのまま置き、
冷めたら周りの筋をとります。
端の方を少しずつむいてから、
全部を持って下まで引っ張ると一度にむけるので、
長いまま茹でるのがおすすめです。

全部の筋をとったら3センチくらいの長さに切って、
油揚げと一緒に、だし汁、醤油、お酒で煮含めます。
【ほし太の日向ぼっこ】
新品種

今年初めて自社農園で作った新しい干し芋を試食してみました。
これは「からゆたか」というサツマイモです。
関東123号とベニオトメを
かけ合わせて作られたそうです。
多収でねっとりした肉質とのことですが、
自社農園で作った干し芋は見た目がかなり筋っぽく、
固く仕上がってしまいました。
食べてみるとそれほど筋は邪魔になりませんでしたが、
甘さは控えめで噛んでいるとだんだん甘味を感じました。

これはからゆたかの親である「ベニオトメ」です。
作った時期もあるかもしれませんが、
しっかり糖化していて柔らかく甘みもしっかりあり、
とても美味しい干し芋でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
訳あり干し芋

干し芋のタツマでは訳あり干し芋の販売にも力を入れています。
今年の一月から、店頭で毎月違う訳あり商品を割引販売しています。
現在は26日まで訳あり丸干し芋セットを販売中です。
250入り丸干し芋×3袋と、
おまけの訳あり丸干し芋100gが付いて1944円
というほぼ正規品の半額で販売しています。

ビニール袋に3袋+おまけがセットされています。
丸干し芋は平干し芋に比べ、
発酵のリスクが高いので冷蔵での販売です。
一度買われたお客様が「美味しかったから」と、
二度、三度とリピートして下さるのも嬉しいです。
何故訳あり干し芋の販売に力をいれているかというと、
干し芋農家さんが作った干し芋を全部買い取っているからです。
昨夏の猛暑でサツマイモが糖化しずらい芋に育ち、
干し芋産地でいうところのパカというパサパサの干し芋も、
なぜか見た目が真っ黒に仕上がってしまった色の悪い干し芋も、
大風がふいた日に干されていて砂をかぶってしまった干し芋も、
すべて買い取っています。
本当はお客様に喜んでいただける、
とても美味しい干し芋だけを目利きして仕入れることもできます。
でも干し芋農家さんにとっては、
美味しい干し芋も、パカも、見た目が悪い干し芋も、
筋っぽい干し芋も、砂が付いてしまった干し芋も、
全部同じ手間をかけて作った干し芋です。
もし苦労して作った干し芋を買い取ってもらえなかったとしたら、
おそらく農家さんはやる気をなくしてしまいます。
それでなくても高齢化により、
干し芋をつくることをやめてしまう干し芋名人がたくさんいます。
だからタツマでは、
農家さんを守るため、産地を守るために少しでも役に立てるよう、
出来上がった干し芋は全て仕入れます。
仕入れた干し芋は、しっかり選別します。
美味しい干し芋は正規品として、
訳あり商品は干し芋好きなお客様が安価に沢山食べられるよう、
価格を抑えて、砂が付いてしまった干し芋(ちゃんと食べられます)
はプレゼントとして差し上げています。
それでも事情を知らないお客様からは、
「とても食べられないほどひどい干し芋」と、
お叱りを受けることもありますが、
多くのお客様から、
「自分用で食べるには十分美味しい」
「こんなに安く買えてうれしい」と言って頂けました。
産地を守るため、農家さんのため、自分たちのために、
これからもタツマは訳あり商品を販売し続けます。
【ほし太の日向ぼっこ】