きらくな寝床
菜種

津軽塗の伝統技法の一つ「七々子塗」は、
菜の花の種「菜種」で小さな輪紋を浮き上がらせます。
黒地に小さな赤い輪紋や、
赤地に黒い輪紋が出てとてもかわいらしくて好きです。
漆塗りの同好会でその技法を使ってお箸を塗っている仲間がいて、
私もやってみたいとずっと思っていました。
それにはまず菜種が必要です。
春に咲いた菜の花がゴールデンウィーク開けくらいに種になるので、
菜の花が咲いている時から目星をつけておき
種を収穫するのですが、
川沿いや山道の脇など栽培された花じゃないところを
仕事の配達中にいくつかマークしていました。
中でも新東名の側道はたくさんまとまって咲いていて、
種がたくさん取れそうだと楽しみにしていましたが、
花が終わりそうなタイミングで
2/3以上が除草されてしまいました。
それでも残った菜の花が枯れて倒れていた中から、
サヤを探して少しだけ種を収穫してきました。
このくらいの量だとお箸が2膳から3膳分くらいでしょうか。
サヤや枯れた葉などのごみを取り除き
きれいにしてから使います。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 草取りと…

4月18日に直まきしてから田んぼに来ていなかったので、
9日に田んぼの様子を見ながら草取りに来ました。

地元の友人が不織布がめくれていたところをなおしてくれたそうですが、
クローバーがかなり成長して不織布を持ち上げていました。
不織布を外して注意深く芽が出ていないか探しましたが、
ほとんど見つかりません。
実は直まきした後に上にかけた不織布の内側に
鳩が入り込んでいたと仲間が教えてくれました。
その時たぶん籾米を食べられてしまったんだと思います。

5列目あたりでようやく芽が出ているのを見つけました。
最初から4列はほぼ植えなおしです。

一人は直まきをした場所の草取りで、
もう一人はベランダで育てていた苗を植えていきました。

草ぼうぼうなのでまずは植える場所の草取りからで
なかなか苦戦しました。
また苗がまだ小さいので無事に育つかも心配です。

直まき箇所の草取りを終え、
ベランダ苗も2つのプランター分を植えました。
この後どうなるか心配ですが、
今週末の共同作業でまた様子を見ます。
【きらくな寝床】
ベランダ苗

先日直まきをした種もみが残ってしまったので、
ベランダのプランターやバケツに蒔いておきました。
それから冷え込む日が続いたので、
なかなか芽が出なかったのですが、
ようやく今朝芽が出始めました。
自然農の田んぼのは、
直まきした上にかけて置いた不織布の中に鳩が入り込んでいたと、
仲間が教えてくれました。
もしかしたせっかく蒔いた籾が食べられてしまったかもしれません。
そうなると今年もこのベランダ苗が頼りになります。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 籾まき

共同作業の後は自分たちの田んぼの作業です。
冬の間に補修した畔はしっかり固まっていました。

共同作業で草刈り機を使ったので、
ついでに自分たちの田んぼの畔も草を刈りました。

田んぼは、カラスノエンドウやキツネノボタン、
クローバーなどの春の草で一面覆われていました。
さてここに籾を直まきしていくのですが、
草は刈らずに籾を蒔くところだけ筋状に草を刈りながら
籾を一粒づつ蒔いていきます。

後から籾まきをした場所がわからなくならないよう、
紐を張ってからそれに沿って蒔きます。

今年の籾米は、三日前から浸水させたので、
昨年のようにまだ芽も根も出ていません。
取り扱いに気を使うことなく蒔けましたが、
その分発芽は少し遅れるかもしれません。

畝幅を60㎝くらいに広めにとり、
何とか7列分直まきをしました。
ここまで作業するのに3時間ほどかかりました。

朝晩の冷え込み対策と、
鳥よけや保水のために不織布をあるだけかけて終了しました。
午前中から山に日が沈むまで6時間の作業は、
久しぶりだったのでかなりきつかったです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 共同作業

4月18日に今年3回目の共同作業がありました。
山間の棚田にも開発の手が伸びているようで、
棚田をくずして一面の大きな田んぼに作り替え、
大規模に米作りを行う工事が近くで行われているそうです。
今の地主さんは自然農でコメ作りを行うことを
理解してくださっているそうですが、
代が変わったらわからないと言われているということを踏まえ、
休耕田は今まで以上に気を使って手を入れていかなければなりません。

共同作業で、草刈り機を使った休耕田の草刈りと、
棚田の石垣の手取りの草取りを行いました。

もう一つ、水路に溜まった泥をさらっておくのも、
この時期の重要な作業です。

例年の共同作業は午前中まででしたが、
範囲が広がったことで、
昼ご飯の後も手分けして石垣の草取りをしました。

石垣がきれいになったところで共同作業は終了です。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 種もみ

今週末に共同作業があります。
その後に自分たちの田んぼに籾まきをしようと思い、
種もみを出してきました。
袋には、2025年11月15日とメモしてありました。
稲刈りをして天日干しを終え、
種もみ用の稲を手でしごいて脱穀した日です。

籾を水に浸けると表面に浮いてしまう米がたくさんありました。
それはシイナといって殻ばかりで中身のないもみなので、
蒔いても芽が出ません。
浮いた米は丁寧にとり除いておきます。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 持ち寄り昼食会

4月4日に自然農の田んぼの仲間
大人8人、子供3人の持ち寄りの昼食会がありました。
いつもなら田んぼにシートを敷いて外で行いますが、
あいにくの雨だったので、
地元の友人宅をお借りしました。
それぞれに持ち寄った料理をテーブルに並べています。

これはエンパナーダというスペイン発祥の伝統料理。
小麦粉で作った生地で様々な具材を包み、
オーブンで焼くか油で揚げて調理するそうです。
パイや餃子の様な見た目ですが、
レンズ豆と新玉ねぎだけで作った餡が包まれていました。
サクサクとした食感がとてもよく美味しかったです。
調理に3時間かけた力作でした。

これは『縄文漬け』
自分で作った大根、人参、日野菜カブ、ごぼうを、
自然塩と米ぬかで漬け込むだけというシンプルで伝統的な漬物。
野菜の重さの5倍以上の重しをして一か月漬けたものだそう。
名前の由来も縄文時代から受け継がれているからで、
自然の乳酸菌で発酵させ一年以上美味しく食べられるのだとか。
縄文漬けというのは初めて知りました。
糠漬けの古漬けとはまた違い、
酸っぱすぎず野菜の旨味も残ってとっても美味しかったです。

これは、よもぎ餅。
自然農の田んぼでとれたよもぎを
炊いたもち米に混ぜて、
すり鉢でつぶして自家製の小豆あんを包んでありました。
きな粉もかかっていて、
よもぎの風味が強く甘さ控えめの餡もとっても美味しかったです。

小豆入りの玄米ご飯のおむすび。
自家製のごま塩がかかっています。
海苔でまいても美味しかったです。

数種類の豆が入ったトマトスープ。
とろみがあって優しいお味。
一つ汁ものがあるとありがたいです。

さつまいもとキノコ、鶏肉の煮物。
今年から自然農のお米作りを始める仲間が持ってきてくれました。

これは私持参した丸干し芋のフライ。
干し芋を扱っているので一つは干し芋を使ったものを、
と心がけています。
甘くて子供たちに人気でしたが、
意外とスイーツではなく、
ちゃんとおかずになるので大人にも受けました。
もう一品は玄米のちらし寿司を作りました。
最初の写真に写っています。

バナナとオートミールのトリュフ。
ココアとココナッツ風味でした。
他にもジャガイモのかき揚げもありましたが、
写真を撮り忘れてしまいました。

食後には、
玄米粉のドライフルーツ入りパウンドケーキをいただきました。
米粉なのにパサパサではなくふんわりしっとりしていました。
ドライフルーツの優しい甘さでとても美味しかったです。
一緒に薫り高いコーヒーもいただきました。
食べながら今年のコメ作りや野菜作りについての話ができ、
有意義な昼食会でした。
【きらくな寝床】
田んぼの横に咲く草花

先日の共同作業に向かう途中の道には、
早咲きの桜や桃、
木蓮やレンギョウなど色とりどりの花が咲いていて、
ドライブしながらお花見ができました。
そして田んぼの脇には、
黄水仙が一輪咲いていました。
周りには蕾をつけた茎がたくさん出ていたので、
まだ先き始めたばかりのようです。

この花もよく見かけますが名前を知らなかったので調べたら
「ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)」
という珍しい名前でした。
田んぼの中にはオオイヌノフグリも咲いていました。
寒いうちからいち早く咲き始める健気な花たちです。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 2026 畔の補修続き

共同作業の後は自分たちの田んぼの様子を見に来ました。
前回補修した畔がいい感じになっていましたが、
真ん中がまだ少し低いのでもう2~3センチ土を足すことにしました。
まだ草はそれほどはえていませんが、
少し生えてきた草も丁寧に刈りました。

そこへ下の田んぼからまた土を上げました。
上げた土にも草の根や石がゴロゴロ混じっているので、
それをとり除いてある程度細かくしたら終了です。

早咲きの立派な桜の木が満開になっていました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ2026 共同作業

3月8日、自然農の田んぼで共同作業がありました。
1月末にチゴザサ対策で表土をはがし霜にあてて
根を腐らせる作戦だった田んぼを再度整備しました。
地中深くに根を張ったものは枯れずにまだまだ残っています。
掘り起こして生長点をカットしていきました。
人海戦術です。

その後は刈って横によけて置いた草を田んぼ全体に戻しました。

次は別の仲間の畑にもチゴザサが増えている為、
そちらにも移動。
スコップで土を掘り返し、
チゴザサの根についた土を振り落としひっくり返して置きます。
そこまでやれなくても、
スコップで土を浮かせておくだけでもOKとのこと。
作業は一時間半ほどで終了し、
その後は草の管理、畔の管理、石垣の管理について話を聞きました。
畔は月2回はしっかりと草を刈ること。
自分の田んぼにどんな草がはえているか把握して、
質の悪い草は増やさないよう、
特に周りの田んぼに広がらないようにしっかり管理する。
水路の溝は深く掘りすぎないように、
また石垣の際からは少し離しておくこと。
などを教えてもらいました。
そして別の自然農の会で、
「自然農でも環境を破壊している」という発言をされた方がいたそうで、
この会の皆はどう思うかなど話し合いました。
【きらくな寝床】