きらくな寝床
年末の贈り物
木楽名会の山口さんは、
毎年年末になるとみんなに恒例の贈り物をくれます。
それがこの、流木に蔓梅もどきを飾った可愛い飾り♪
山の仲間や、版画の仲間、木工の仲間、
顔の広い山口さんだから
きっとたくさん作ったと思う。
流木を探して拾い集め、
焼いて磨いて、
蔓梅もどき(これは毎年秘密の場所があるらしい…)を採ってきて、
ずいぶんと手間がかかっている。
しかも同じものは二つとしてない完全にオリジナル。
我が家では、年末忙しいのでお正月の仕度などはできず、
毎年この飾りがありがたいお正月飾りになります。
山口さん、今年もありがとうございます。
【きらくな寝床】
自然農の稲刈り
11月3日、友人の自然農の田んぼの稲刈りと
来年の作付け会議がありました。
今までは友人のお手伝いというスタンスだったのだけど、
地主さんが来年から田んぼをやらないのでやってほしいと友人に依頼があり、
友人ひとりではとてもやりきれない広さなので、
自分たちもお米を作ろう!と声をかけて集まったのが6家族でした。
一品持ち寄りで、
お昼ごはんを食べながら和気アイアイの会でした。
持ち寄った一品が、ほとんどご飯ものだったので、
ご飯バイキングのように色々な種類のご飯が食べられました。
話し合いの結果、
今年までは慣行栽培でやっていた田んぼなので、
来年は一箇所だけをみんなで共同でやって、
他の田んぼは、一年は休ませようと決めました。
緑肥になる、レンゲやクローバー、
大豆や蕎麦もやりたい人は植えてよし!
そして、雑草の管理だけはしっかりやろうということになりました。
いきなり一人で田んぼをやるのは心配だったので、
一年猶予ができて、ちょっと気が楽になりました。
【きらくな寝床】
きのこの汁
友達の後藤さんのご両親は、
静岡市の山で椎茸となめこを趣味で作っていて、
前にとれたての椎茸をどっさり戴いたことがあります。
今回はなんと、なめこを戴きました。
それも、きれいにして水煮にしたものだったので、
すぐに料理に使えました。
スーパーで売っているのよりも大きくて、
風味も違います。
さっそく大好きなきのこ汁を作りました。
この料理は、マクロビオティックで習ったレシピを、
自分流に簡単にしたもので、しょっちゅう作ります。
薄切りにしたごぼうをごま油でしっかり炒めたら、
だし汁(昆布)を入れ、
なめこ、舞茸、椎茸、しめじ、エリンギなどの
きのこをどっさり入れて煮込むだけ。
あれば、長ねぎや青菜、お豆腐、油揚げ、高野豆腐なども入れます。
味付けはお醤油とお酒。
食べるときに、好みで七味や柚子胡椒などを入れるとさらに美味しいです。
次の日には、うどんやお蕎麦にして二回楽しみます。
きのこの美味しい季節ですね~♪
【きらくな寝床】
菜めしおむすび♪
木楽名会で、山口さんが植えたたくわん用の大根の
抜き菜をもらいました。
さきっぽに小さな大根が出来ていたけど、
それは糠づけにして、
葉っぱだけ、茹でて、刻んで、ごま油で炒めて玄米ご飯に混ぜました。
生の葉っぱの時は、けっこうトゲトゲガきつくて
「よく茹でた方がいいよ」と言われ、気をつけて調理しました。
せっかくだからおむすびにして、
一緒に秋刀魚のつみれ汁と、蓮根と糸コンニャクのきんぴら、
ちょっとまえに糠漬けにしておいた大根の葉と戴きました。
休日のお昼には丁度よかったです。
【きらくな寝床】
手作りスコーンとジャム♪
初めてスコーンを食べたのは、
紅茶専門店のアフタヌーンティー。
三段の洒落た銀の盆に、
焼き菓子やジャムと一緒にのっていました。
その時「なんて美味しいんでしょう!!」
と感激したのを覚えています。
それから何年たったでしょう…。
スコーンと聞くとつい買いたくなりますが、
市販のはバターがきつくて、お砂糖も思いっきり甘くて、
あんまり美味しいと思えなくなりました。
バターもお砂糖も使わない、このレシピを知ってから、
自分で作るスコーンが一番好き♪
地粉にオートミールを混ぜて、
塩とりんごジュース、菜種油、くず粉だけで作ります。
今回はそれにココアパウダーをいれたもの。
両方とも美味しいです。
一緒に紅玉を塩だけで煮たジャムをつけて食べます。
追伸
昨日、定期宅配干し芋を出荷しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
【きらくな寝床】
木楽名会(きらくなかい)
毎月2回の趣味の木工の会。
最近ではあんまり一生懸命作品を作ってこなかったけど、
久しぶりに一つ完成させました。
何年越しになるのでしょう…。
木楽名会の山口さんが木で時計を作ったのを見て、
私も作りたくなり、
東京に行ったついでに東急ハンズで時計のムーブメントは買ったものの、
しばらくほったらかしになっていました。
気に入った木の板がなかなかみつからないけど、
とりあえず一つ作ってみようと、
手元にあった杉の板を丸くジグソーで切り、
トリマーで、ぶっつけ本番で数字を掘って、
裏側にムーブメントを入れる部分を掘って埋め込んで、
秒針、短針、長針をのせたら殆ど完成♪
あとは、オイルコーティングするか、
好きな塗料を塗るんだけど、
しばらくこの白木のままで楽しもうかな♪
写真で見ると丸はいびつだし、
数字は曲がってるけど、世界で一つだけの自分の時計はやっぱり嬉しいな!!
【きらくな寝床】
りんごの季節♪
秋は果物にとっても味覚の宝庫。
その中でも一番好きなのは「りんご♪」なんです。
その見た目の可愛さと味の両方とも好き。
酸味が強い紅玉から、酸味は少なくて甘みが強い王林まで。
それぞれに味わいがあって、用途も色々。
紅玉はなんといってもお菓子。
写真はシナノスイートという長野県限定のりんご。
山口さんが、
前日まで木になっていたりんごを飯田から買ってきてくれました。
ふじと津軽をかけ合わせて作られた品種ということで、
果汁が多くて、甘みがあるりんごらしい味でした。
もうひとつの、王林は、
福島県で作られた品種だそうで、
地元の方はナシリンゴとか、ソバカス美人と呼んでいたそう。
上手なネーミングですね(王林よりいいのでは?)
このりんごは、酸味は殆どなく甘みの強い品種です。
食べ比べるとけっこう味わいが異なることがわかります。
【きらくな寝床】
海辺の生活。
「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」に行く途中、
小林ゆうさんの自宅を訪ねました。
著書「つくる。生活」のなかでは、
海辺の家でのゆったりとした時間の流れの中で生まれる、
豊かな毎日が描かれていて、
一度訪ねてみたいと心から思っていました。
訪れたとき、ゆうさんはちょうど陶芸用の土が届いたところで
石がごろごろと入った精製していない土と格闘していたと、
泥んこの服で楽しそうに話していました。
普通の陶芸家は石は入っていない綺麗な土を頼むのだそうですが、
ゆうさんは、手のひらが傷だらけになってもこの石ゴロゴロの土がいいと
笑って話していました。
土への究極の愛ですね。
先日の台風の影響で、
海岸はかなり砂浜がえぐられてしまっていました。
この日も風が強く、海は少し荒れ模様でしたが、
この風と、この風景と、匂いに実際触れて、
ゆうさんの世界に少しだけ近づけた気がしました。
【きらくな寝床】
愛宕下羊羹♪
遠州横須賀名物「愛宕下羊羹」。
明治から100年以上続く老舗だそうで、
横須賀ちっちゃな文化展に来たお土産に買ってきました。
広いお店だけど、ケースの中には羊羹だけが並んでいました。
羊羹一筋のお店なんですね♪
種類は小豆、白餡、抹茶、栗の4種類。
残念ながら栗は売り切れで三種類を購入!
早速家で試食♪
薄く切ってもしっかりとした食感と丁度よい甘みに、
普段はそんなに羊羹が好きじゃない私も、
この愛宕下羊羹は、とっても美味しいと思いました。
また来年行ったら必ず買おうっと!!
【きらくな寝床】
遠州横須賀街道ちっちゃな文化展♪
10月21日(金)~23日(日)の三日間、
静岡県掛川市の横須賀地区に残る古き良き町並みを、
そっくりそのまま美術館にしてしまおうというイベント、
「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」が開催されました。
全国の作家の方々の手によるバラエティ豊かな芸術作品が、
町のいたるところに飾られます。
また町内の名人たちによる技の披露も見たり、買ったりすることができます
普段生活しているお宅の軒先や部屋、
土間を借りて様々なイベントが催されます。
横須賀街道には、
古きよき建物がそのまま現役で残されています。
普通の街並みをあえて『晴れ舞台』にする。
それは『日常の良さ』をあらためて意識すること。
普段の暮らしが当たり前に続いていることが、
いかに貴重なかけがえのないことなのかを
強く意識できた今年の文化展でした。
【きらくな寝床】