新着記事

カテゴリー

アーカイブ

ほしいも 色の変化

ほしいも統計

日本各地のほしいも

よくあるご質問

ほしいもブログ

ほしいも農家の皆さん





ほしいもブログ

きらくな寝床

自然農の田んぼ2023 収穫祭

11月18日、田んぼの仲間と収穫祭と称して
一品持ち寄りの昼食会を行いました。
場所は田んぼの真ん中です。
まだ稲や大豆が稲架にかかっています。

我が家は先日唐箕かけまで終わったので、
稲架に残っているのは大豆だけ。
前の日は大雨でしたが風もあるのでけっこう乾いていました。
乾燥が進むとサヤがはじけて下に大豆が落ちるのですが、
まだ一粒も落ちていませんでした。

お昼近くなり仲間たちが三々五々集まってきました。
それぞれの創作料理が並びます。

カボチャのソテー(自家製ヨーグルトとナッツのソース)、枝豆のプリン

干し芋の香草パン粉焼きと柿羊羹

蕪の塩こうじ和えと大根スティック(自家製味噌と醤油こうじ)
厚揚げの柚子胡椒味噌焼き

キュウリの胡麻和えと柿の天ぷら、干し柿

里芋と里芋の皮のから揚げ、蕪のソテー甘酒和え

坂ノ上産紅はるかとジャガイモ

厚揚げのしゅうまい

ごぼうの抜き菜とひよこ豆のクリーム煮込み、
自家製みかんジャム入り。
ごぼうの葉は苦みがありましたが、
みかんジャムがいいアクセントになっていて癖になる味でした。

金時豆と小豆玄米ご飯

手作りの竹かごとみかん。
薪ストーブで温めたお味噌汁もあり。
それぞれが工夫を凝らした料理を堪能しました。

【きらくな寝床】

日時:2023年11月19日 16:18

自然農の田んぼ2023 唐箕かけと大豆の収穫

先日脱穀した籾米に混じったゴミ(稲わらや草など)を飛ばして
きれいにするための唐蓑(とうみ)です。
手でハンドルを回すと中で羽が回って風が起こり、
そこに少しづつ籾米を落としていきます。
米が詰まった重たい籾は下へ、
軽い籾とつながったままの籾が風にあおられて隣の二次選の方へ落ち、
藁やゴミはもっと飛ばされてそのまま田んぼへ落ちる。
という、とてもよく考えられている道具です。

ここに籾米を置きます。

一回通した籾米です。
藁はかなり飛ばされてきれいになりましたが、
まだまだ3回は繰り返して通します。

唐蓑をかけ終わった籾米は、
袋込みで、あさひが11.64㎏、赤米が1.56㎏でした。

次は大豆の収穫です。
葉がすっかり枯れ落ちていて収穫期になっていました。

今日は全部刈り取ります。

空いた稲架にかけていきます。

天日干しで乾いてくるとサヤがはじけて大豆が落ちるので、
下に落ちた大豆を受け止めるため不織布をかけておきます。

全部で5時間半の作業でした。

【きらくな寝床】

日時:2023年11月14日 16:45

自然農の田んぼ2023 共同作業草刈り

11月12日に共同作業の草刈りがありました。
地元の友人の稲架は二段になっていて、壮観です。
彼は今年三反(900坪)の田んぼで稲を作ったと言っていて、
家族三人一年分のお米が収穫できたそうです。

共同作業は、
しばらくやっていなかったところの石垣と畔の草刈りと、
休耕田の草をみんなで踏み倒すことです。

長い石垣ですが手分けしてやります。

きれいになりました。

と、ここで仲間の一人が田んぼの草を倒すのにちょうどいいと、
昨年の台風で河原に流れ着いた流木を見つけてみんなで運ぶことにしました。
重たいのでチェーンソーで運べる長さに切ります。

スイバを先に鎌で刈ってから、
他の草は丸太を足で転がしながら草を倒しました。

見事にきれいに倒れました。
来年の田植えの時もやってみようかと思います。

【きらくな寝床】

日時:2023年11月13日 17:45

自然農の田んぼ2023 草刈りと脱穀

11月4日、先月やれなかった畔と石垣の草刈りにきました。
仲間の田んぼもほぼ稲刈りが終わっているようです。
11月になっても日中の気温が25℃を超える日が続いていて、
汗ばむほどの陽気です。
稲は天日干ししてから3週間と2週間たったところで、
本当はもう一週間置いてから脱穀する予定でしたが、
お天気が続いていたこと、
来週の天気予報が雨マークばかりだったので、
前倒しして脱穀をすることにしました。

朝露が降りてまだ稲が湿り気味だったので、
午前中は草刈りと大豆畑の作業をしました。

まずは草刈り機で畔の草を刈り、
鎌で隣の田んぼとの際を手刈りしました。

石垣も草がけっこうはえていました。

石と石の間にはえた草を根気よく取ります。

きれいになりました。

草刈りが終わったので大豆畑にいきました。
まだ茎も葉も青々としているのと、
そろそろ茶色に枯れかかっている大豆がありましたが、
まだ収穫して天日干しするには早いです。
青々している大豆を2~3本とって、
枝豆で食べることにしました。

黒豆はさらに豆が大きくなりそろそろ黒くなりかかっていました。
枝豆で食べられるのも今回が最後になりそうです。

昼食をはさんで午後からいよいよ脱穀です。
足ふみ脱穀機を小屋から田んぼまで運び、
きれいにします。

周りを布とシートで覆い、
脱穀した籾米が飛びちらないようにしっかり囲います。

準備ができたら、
稲を稲架から外し、縛っている藁をほどき、
足踏み脱穀機に一束づつ入れて脱穀します。
ずっと足を踏み続ける作業なので大変です。

赤米のもち米とあさひは、
籾を分けたいので、別々に脱穀しました。
一回目の脱穀が終わったところ。
藁やごみ、脱粒していない穂がたくさん混ざっています。

このままだと次の作業の唐蓑(とおみ)が詰まってしまうので、
できるだけ藁やゴミをとり除きつながったままの籾はバラします。
この作業も時間がかかります。

稲架から稲が全て外れました。
ここにはこの後大豆を干すのでまだこのままにしておきます。
脱穀機は仲間が使うまでは田んぼに置いたままにするので、
雨にぬれたりしないようにしっかりシートとビニールで覆いました。

山のように出た稲わらは、
来年使う分と義兄が農作業に使う分を米袋に入れて保管し、
残りは田んぼにバラまき終了しました。

全部で6時間の作業でした。

【きらくな寝床】

日時:2023年11月06日 16:56

自然農の田んぼ2023 稲刈り続き

10月21日、先週に続き稲刈りにやってきました。
最初に直まきした稲は刈り時ですが、
赤米などはまだ少し早いようでした。
年末は干し芋の繁忙期になるため、
この後の脱穀や唐箕の作業のことを考えると、
今日中に全部稲刈りを終えなければなりません。
昨年のスケジュールを見ると、
ちょうどこの時期に稲刈りをやっていました。
先週刈った稲は一週間でけっこう乾いているようです。

さっそく稲刈り開始です。
先に『あさひ』を刈っていきます。
分決がいい株で28本くらい、悪いと7~8本ですが、
直まきした籾が多いのでその分育った稲も多いです。

ビニールシートの上に刈った稲を置き、
3束重ねてどんどん縛り、稲架にかけていきました。

稲架がだんだんとうまってきました。

この前刈った面積の2倍以上あるので、
3時間、休みもとらずにぶっ続けで刈り続けました。

途中から赤米も刈り始めたので、
とりあえず反対側にかけていきました。

全部刈り終わったところで片方に寄せ、
上をトントン叩いてある程度高さを揃えてから、
落ちないように紐でぐるりと回りを縛って終了です。

全部かけ終わった稲架。
昨年よりも豊作です。

田んぼの次は大豆畑です。
今回も枝豆で食べる分を収穫しました。

倒れかかっていた大豆を2本刈り取りました。
一本でも結構たくさんの鞘がついています。

小さなバッタの赤ちゃんがいました。

【きらくな寝床】

日時:2023年10月22日 15:43

自然農の田んぼ2023 初めての枝豆収穫

稲刈りの後は大豆畑の様子を見に行きました。

葉がけっこう虫に食われていましたが、
かき分けてみると実がたくさんなっていました。

そろそろ食べられる頃かと思い、
一本収穫してみました。
鞘が小さいのは在来の豆です。

食べくらべてみたいので黒豆も一本収穫しました。
黒豆は鞘も大きく実がぱんぱんにふくらんでいました。

一本だけ育った小豆です。
鞘が刈れていたのだけ収穫しました。

帰ってすぐに茹でました。
こちらは黒豆。

在来の豆です。
緑が鮮やかできれいです。

採れたての枝豆はやっぱり香りがよく甘みがあって、
黒豆も在来の豆も甲乙つけがたい美味しさでした。

【きらくな寝床】

日時:2023年10月17日 09:58

自然農の田んぼ2023 稲刈り

10月14日、稲刈り前の草取りに田んぼにやってきました。

仲間の田んぼで早稲の品種の黒米「神秘」が刈り終わっていました。

ここも背の高い品種だけ刈ってありました。
おそらく「借銭切り」という品種でしょう。

我が家の田んぼを見ると、
原因は不明ですが一部の稲が倒れていました。
「あさひ」の稲刈りにはまだ少し早いのですが、
急遽倒れた稲だけ刈ってしまうことにしました。

一株づつ刈ったら草を抜いてきれいにします。

2、3株づつ一束にして左右、真ん中と3束重ねて、
昨年収穫した稲わらで縛ります。

縛りおわった稲です。

稲を天日干しするための稲架(はさ)を立てます。

一か月ほど稲を掛けて置くので丈夫に作ります。

稲架が出来たら縛った稲をかけます。
稲の左右を二束と一束に分け、
一束と二束が交互になるようにかけます。

全部かけ終わりました。
田んぼの1/3近くの稲を刈りました。

【きらくな寝床】

日時:2023年10月16日 14:55

自然農の田んぼ2023 田んぼ見学可&昼食会

田んぼ見学会の後は、一品持ち寄りの昼食会です。

手前からフルーツポンチとマッシュルールとバジルソースのパスタ、
我が家持参の、車麩のカツと高野豆腐と椎茸、万願寺唐辛子の炊き合わせ、

木綿豆腐の梅酢漬けと、切り干し大根とキュウリのサラダ、
畑で採れた葉っぱのサラダと、ジャガイモとラッキョウの味噌和え。

米粉、米飴、米油を使った三種類のパン。

二種類のジャガイモのソテーと大豆とおからのから揚げ。

こちらもお豆腐トッピングは柴漬けと天かす、
大豆の甘辛揚げ。

玄米ご飯のおむすび、ひよこ豆と赤米入り、
オクラ。

野菜のパイとキュウリの塩漬け

手作りカゴと秋の草花。

皆さんそれぞれに工夫を凝らした美味しい料理が並びました。
お腹もいっぱいになりとても幸せです。

【きらくな寝床】

日時:2023年10月05日 14:11

自然農の田んぼ2023 田んぼ見学会&昼食会

10月1日に自然農の田んぼ見学会がありました。
昨年から行っていて稲刈り前にそれぞれの田んぼを皆で見て回ります。
いろいろな気づきや来年に向けて栽培のヒントを貰える有意義な会です。

最初にこの会をまとめてくれている地元の友人の田んぼを観ました。
多品種の稲がカラフルな穂をなびかせ育つ田んぼはとても美しかったです。
中でも、5年ほどかけて選別を繰り返して育てたという黒米は、
地元の気候と土にあっているようです。
名前のない品種なので「奥藁大黒」と名付けたそうです。
他にも、あさひ、赤米の紅ロマン、緑米などが植えられていました。

順番に田んぼを回ってそれぞれのお話を聞きました。
この田んぼは、直播きと田植えのスケジュール調整、
そして草の管理を失敗してしまい、稲が草に負けてしまったそうです。
他の田んぼでもそうですが今年はツユクサが多く見られました。
一見可愛らしい花を咲かせるツユクサですが、
踏み倒したくらいではすぐに起き上がってきます。
また、大きく育つとけっこうやっかいです。

この田んぼは、今年は忙しく田んぼに割く時間がなかなかとれなかったそうです。
また、鳥に食べられてしまったか、蒔いた時期がよくなかったのか、
直まきした籾がほとんど発芽しなかったので、
家でプランターに蒔いた種からできた苗と、
田んぼにばらまくようにして作った苗床で出来た苗を田んぼ全体に植えたそうです。
小さな苗も植えたので育つか心配だったと話していましたが、
分決は少ないながらもちゃんと稲が育っていました。

我が家の田んぼです。
水が止まってからは一度も草取りしていないので、
大きな草がたくさんはえてしまいました。
今年の反省としては、籾まきの時期が早すぎたことと、
蒔いた後に保湿と保温をしっかりしなかったので、
発芽率がとても悪く発芽じたいも遅かったことです。
来年は籾を蒔くときにただ土に置いていくのではなく、
根のところを少し差し込むようにしてみようかと思いました。
(他の人の話を聞いて)

条間(稲と稲の間)30㎝、畝間45㎝ときっちり測って稲を植え、
一週間に一度は草刈りや手入れに訪れたという田んぼは、
やはり稲の育ちもよく安定しています。

全部で10面の田んぼを見て回り話を聞きました。
いつもは自分の田んぼとしか向き合うことはないので、
一年に一度のこの機会はとても貴重で勉強になりました。
お天気にも恵まれて気持ちの良い一日でした。

【きらくな寝床】

日時:2023年10月04日 14:48

トクサ

これはトクサという植物の茎。
友人から頂いたものですが、漆塗りの研ぎに使います。

先日、金継ぎした上から生漆で線を引いたところが、
太くはみ出して乾いてしまったのを取りたくて、
このトクサを水で濡らしてこする(水研ぎ)できれいになりました。
器には傷がつかないのでとてもよかったです。
調べてみたら、
表皮細胞の細胞壁にプラントオパールと呼ばれるケイ酸が蓄積して硬化し、
触るとザラついた感じが砥石に似て茎で物を研ぐことができることから「砥草」、
と呼ばれるとのこと。

紙やすりが一般的な現代でも漆器製品の研ぎにはこうしてよくつかわれます。
実は私も今までは紙やすりばかり使っていましたが、
使ってみると確かにこれはいいと思いました。
友人は庭にこのトクサを植えてあるのでいつでも使えると言っています。
私も植えたくなりましたが、
広範囲に繁殖を広げる性質があるため庭に植えるのは要注意のようです。

【きらくな寝床】

日時:2023年09月29日 17:08