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自然農の田んぼ2025 田んぼ見学会

10月4日、収穫前の田んぼ見学会を行いました。
あいにくの雨模様でしたがそれほど強い雨ではなかったので、
合羽を着て田んぼを回りました。

まず最初は共同で育てた米粉の稲「みずほちから」の田んぼです。
それぞれ2列くらいづつ管理を受け持って草刈りを行いましたが、
草刈りに入るタイミングや回数で育ちにかなり差が出ました。

草が稲を越すくらい成長してしまわないよう、
草刈りの方法を教わりました。
まずは、左側の稲に沿って草を内側に倒しながら踏み込みます。
次に右側の稲に沿って最初に倒した草の上に重ねるように、
草を倒しながら踏み込みます。
上になった草の根元を鎌で切っていきます。
それによって上の草が枯れ、
その重みで下の草も起き上がってこないので抑草となるそうです。
これを一列おきにやっていく。
土が見えないように草で覆われるようにしておくとよいとのこと。

今回の参加者は4人と少なかったので、
それぞれの田んぼ+他のメンバーの田んぼも見学しつつ、
話を聞きました。

今年は直まきしたところの稲の育ちがあまりよくなかった。
という話がよく出ました。
今までは5月の連休あたりに籾まきをすることが多かったのですが、
今年は4月半ばに籾まきをした仲間がいて、
その苗の育ちが良かったことから、
来年は籾まきの時季を早めてもいいかもしれないという話も出ました。
気候がだんだんと変化しているのを感じます。

籾米を毎年自家採取していると、
よく先祖返りの様な稲が育ちます。
仲間の田んぼで今年苗の時点で目立つ大きな苗があったので、
この場所に植えたと言います。
先祖返りの稲は、籾一粒一粒で違う稲が育つそうで、
なかなか美味しいコメは育たないようですが、
そんな中から黒米を選別して育てているのが、
「奥藁大黒(おくわらだいこく)」と名付けた黒米なんだそう。
興味深いです。

自分たちだけで田んぼをやっていると、
どうしても自己流になってしまいがちですが、
他の仲間の田んぼを観て、話を聴くととても勉強になります。

【きらくな寝床】

日時: 2025年10月05日 15:09