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海を破る者 今村翔吾 著 文藝春秋

かつては源頼朝から「源 北條に次ぐ」と言われた、
伊予の名門・河野家ですが、
承久の乱で京方に加担したことで所領のほとんどを失い、
また、一族の内紛により見る影もなく没落しています。
河野家の現当主、河野六郎道有は、
領地の立て直しや伯父との微妙な緊張関係に悩まされる中、
海の向こうから元が侵攻してくるという知らせを受けます。

本書は、六郎率いる河野一族が水軍として、
襲来してくる元軍と戦う史実をもとに、
元に滅ぼされ奴隷として売られてきた「るうし」という国の、
金髪碧眼の美少女「れいな」と
高麗人の「はん」との交流により、
六郎や河野一族の人々の心が変化していく様子が描かれます。
また実際に一族の出身である、
踊念仏を広めた一遍との繋がりも興味深いものでした。

『人は己の知らぬものに関してはひたすらに無関心である。
理解しようとするからこそ慈しみ、理解できぬからこそ憎しみあう』
本当にそうだなあと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

黒柿

漆塗りの仲間から、
端材を購入して自分で漆を塗った黒柿をいただきました。

今まで知らなかったのですが、
黒柿というのは木の種類ではなく柿の木と同じで、
木が大きく育ち、古くなっていく中でごく稀に色素異常をきたして、
黒い色が沈着したものなんだそう。
何故色素異常をきたすのかはわかっていないようでまさに偶然の産物。
古くから装飾品や美術品、茶道具などに利用され
非常に高価なものなんだとか。

これは1センチ×3センチほどの大きさでした。
端材なのでそれほど高いものではなかったとのことですが、
丁寧に拭き漆されているのでこれはこれで価値が上がります。
ちゃんとした鎖をつけて大事に使います。

【ほし太の日向ぼっこ】

サンショウウオの四十九日 朝比奈秋 著 新潮社

第171回芥川賞受賞作品「サンショウウオの四十九日」
を読みました。
朝比奈秋さんの著作を読むのは初めてですが
なんと現役のお医者様でもあるそうです。

冒頭から主人公の父親が
伯父の胎児内胎児として出生したという過去が語られ、
手塚治虫さんのブラックジャックを想起しました。
現実とは思えないような設定だなあと読み進めていくと、
さらに主人公はなんと結合双生児。
体や臓器は一つだけ、
顔は違う二つの顔が少しずれてくっつき、
はたから見れば一人に見えるけれど、
それぞれ別の人格をもつ「杏」と「瞬」
二人の意識や言葉が違和感なく語られるので
初めは全く気づきませんでした。
5歳の時に瞬を発見した杏のエピソードや、
一つの体を共有しているがために、
それぞれの得意な場面で人格が入れ替わるなど、
印象的な場面がいくつかありました。

一年間父に栄養を送り続けた伯父は、
別々になっても体が弱いまま50代で亡くなり、
父は病気ひとつせず丈夫に育つ。
杏と瞬を完璧に見分けられる父と一緒に
伯父のお葬式に参列した時、
杏と瞬は自分たち姉妹の死について考え始めます。
あまり身近にはない設定でありながら、
内容は普遍的でとても哲学的でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

最速の5キロ

ほぼ毎朝、室内ランニングで5キロを走っています。
昨年の6月からなので先日365回を超えました。
ムーブゴール
(自分で決めた消費キロカロリーで現在は500キロカロリーにしています)
の365回更新の時はアップウォッチからバッジをもらい褒められましたが、
ランニング5キロの365回達成時はなぜかスルー。
こっちの方がはるかに大変なのになと思いつつ
それなら500回目指して頑張ろうと思いなおしました。
ところがこのところ続けて最速の5キロを更新。
タイムを更新した時だけゴールドのバッジがもらえます。
(毎日の5キロ完走時はシルバーのバッジです)
前回更新したのは今年の2月だったので約半年ぶりでした。
単にウォッチを左手から右手に付け替えたせいかもしれませんが、
素直に嬉しいです。
タイムは26分57秒で、これを更新するのはかなり大変かも。

【ほし太の日向ぼっこ】

チーズにかけるオイル

イトーヨーカドーでチーズのお楽しみ袋を買ったら、
チーズにかけるオイルのおまけが付いてきました。
「マリアージュ」という名前のオイルで、
ブラックオリーブをアクセントに、
ローストアーモンド、乾燥たまねぎ、アンチョビエキス、
ガーリックをブレンドしたものだそう。

スライスしたトマトにモッツァレラをちぎってのせ、
その上からマリアージュをかけました。

香ばしいナッツとガーリックの香りがアクセントに、
ちょっとした甘味がチーズの塩気と合い、
見た目がリッチで味もとっても美味しかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

自然農の田んぼ2024 番外編「自然農を理解する」

8月17日、「自然農を理解する」というテーマで、
田んぼの仲間たちと学び合いの場がありました。
自然農をやっている今の気持ちと、
目指していることを話しあい、
それぞれが自然農を始めたきっかけや、
出会いがあったことがわかりました。
また、始めたきっかけは違っても
自然農に対する思いは似ていると感じました。

慣行栽培やほかの農法は、
自然界をこちらの意図した方向に操ることで、
草や虫を敵としますが、
自然農は、外から何も持ち込まない、持ち出さない、土も耕さないので、
草や虫とも共存します。
敵を作らないのがいいというのが皆の気持ちでした。
そして自分の心と体と鎌一本ですぐに始められる手軽さと、
畑や田んぼに行くことで日々学びがあり、
幸せになる術を学びに行っているような気持になる
という意見もありました。
土に触っていると自然や大地と一体化していく感覚になり、
ストレス発散やデトックス効果がある。
こういうことをやっていると何とか生きていける気持ちになる。
など、皆の話を聴きながら心の中で頷く自分がいました。
こういう学びの場があると、
何となく漠然としていたものが言葉になって入ってくるので、
とても有意義な時間でした。

学び合いの後、
「黒豆に花が咲いたよ」と教えてもらったので、
畑を見に行ったら確かに可愛い花が咲いていました。

いい一日でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

ねこねこレモンケーキとふぃにゃんシェ

娘が買ってきてくれたスイーツ。
猫好きを喜ばせる可愛い見た目ですが、
味もなかなかでした。

ねこねこ食パンの別ブランドのようです。

さっそく頂きました。
ねこねこレモンケーキは、
瀬戸内レモンのピールを使用した爽やかな味わいと、
しっとり滑らかなバターの効いた生地が絶妙な美味しさでした。

このねこねこレモンケーキ2個とふいにゃんシェが一個、
可愛いイラストの袋に入っていました。
ねこねこサマーバケーションプチバックというのだったようです。
6月1日~8月31日までの期間限定販売でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

ゴーヤチップ

今が旬のゴーヤ。
無人販売で毎日のように買って食べていますが、
おかずにするには
苦みのあるワタと種は取り除いてしまいます。
以前、テレビでそのワタと種にはとてもいい成分が含まれていて
認知症予防効果もあるというを知りました。

今回は全部一緒に食べられるゴーヤチップにすることにしました。
ゴーヤは丸ごと輪切りにして天日に干します。

二時間ほど干したところです。
これくらいで揚げたらいいかもしれないと思いますが、
時間がなかったのでこの後室内で丸一日以上干してから、
お昼の素麺の天ぷらを揚げる時一緒に素揚げしてみました。

油の温度が高すぎたのかすぐに茶色になってしまいました。
もう少しきれいな緑色に仕上げたかったけど良しとします。
少しだけお塩をかけて戴きました。
苦みはあるけれど、これなら十分美味しく食べられます。

【ほし太の日向ぼっこ】

熟成干し芋達磨庵歳時記8月

月に一度更新の熟成干し芋達磨庵歳時記のページ。
まずは画像だけ先に撮影しました。

今月は何を題材にしようか迷いましたが、
田んぼの草取りの時に採取した、
赤じその葉とミントの花、
無人販売で購入した花トラノオを使うことにして、
そこから「梅干しの土用干しにしよう」と思いつき、
自家製の梅漬けを干し芋と一緒に盛りつけました。
この梅漬けは本当にこれから土用干しにする予定。
干す前の梅漬けなのでふっくらとして色も鮮やかです。

実はこのハナトラノオ、
買ってきて花瓶に刺しておいたら
愛猫のアシュが興味津々で葉っぱなどを食べそうになるので、
あわてて毒性などを調べましたが、
色々なサイトを見ても
毒があるとの記述はなかったのでアシュの好きにさせています。

【ほし太の日向ぼっこ】

自然農の田んぼ2024 草取り

8月10日、前回から2週間たつので草取りにやって来ました。
雨がなく連日の猛暑ですが草の勢いは止まりません。

いつものように端から一列おきに除草開始です。

水が入っているので雨が降らなくても稲は元気ですが、
除草は中腰になるので大変です。

脱皮したばかりのバッタがいました。

ヒエは見つけたら必ず刈っていますが、
それでも見落としてしまい、
稲のような顔をして大きく育ったヒエが今回も何本かありました。

殆ど休憩もしないで我武者羅に草を刈って一時間半。
稲は清々したように見えます。
例年、8月20日くらいに出穂がみられるので、
その後は田んぼに入れません。
今回が出穂前の最後の草刈りになるかもしれないので頑張りました。

田んぼの次は大豆畑です。
大豆は上にかぶせた草がうまい具合に抑草になっていて、
大豆が負けそうなくらいの草はいませんでした。

あまり草を刈りすぎると肝心な大豆の葉が虫に食われたり、
雨が少なくカラカラに乾いてしまうため、
大豆のすぐ近くの大きい草だけを刈っていきます。

大豆畑は15分ほどで終了しました。
自然農の田んぼや畑のある静岡市葵区坂ノ上は、
市街地から40キロほど離れた山間部にあるため、
住宅のある場所と比べると涼しいのですが、
田んぼに比べて畑には水が入らないので、
少しくらいはお湿りの雨が欲しいところです。

【きらくな寝床】