映画「ドクター・ドリトル」 監督:スティーブン・ギャガン
原作は、1920年に刊行されたヒュー・ロフティングによる児童文学。
遥か昔に読んだことがありますが内容は忘れていました。
でも私自身、とても動物が好きだったので、
動物と自由に会話ができるドリトル先生のようになりたい!
と思ったことだけはよく覚えています。
ドリトル先生は、愛する女性を失ってからというもの、
人間との接触を断ち、様々な動物たちと広大な屋敷でひっそりと暮らしていました。
そこは女王陛下から与えられた土地でしたが、
ある日、陛下が瀕死の病に倒れ明日をも知れぬ命との知らせが来ます。
女王陛下が亡くなってしまったらここから立ち去らなければならないため、
ドリトル先生は、動物たちと力を合わせて、
陛下を救うための幻の木の実を求めて伝説の島へ向かいます。
国家転覆を謀る悪臣たちにより航海は様々な困難に遭遇します。
動物好きの心優しい少年トミー・スタビンズが助手として必死の覚悟で船に乗り込み、
先生の片腕的存在のオウムや、憶病なゴリラ、
寒がりの白熊など個性的な動物たちと繰り広げるハラハラドキドキの冒険は、
最初から最後までとても楽しかったです。
仕事が終わってからの時間だと吹き替え版しか選べませんでしたが、
それがかえって良かったのではないかと思うほど、
俳優さんと吹き替えの声のイメージがピッタリでした。