もみじの天ぷら
義妹から大阪箕面のお土産として「もみじの天ぷら」を戴きました。
何と本物の紅葉を揚げてお菓子にしてあるのだそう。
久國紅仙堂というお店の商品で、
初めて知りました、珍しいです。
袋から取り出すと、可愛い紅葉の葉っぱの形そのままです。
優しい甘さのかりんとうのような味わいでした。
袋にOrganicと書かれているのでちょっと気になり、
お店のホームページを検索してみました。
すると由来は約1300年前にもさかのぼるとのこと。
箕面山を修験道場として開いた役行者(えんのぎょうじゃ)が、
滝に映える紅葉の美しさをたたえ、
燈明の油で揚げて旅人にふるまったのが始まりとされるそう。
もみじの天ぷらを作るには、
無農薬で木から育て、収穫した葉は一年以上樽で塩漬けにし、
塩抜きしたものを使っているのだと書かれていました。
こんな素朴なお菓子なのに、
ものすごい手間暇かけて作られていて、
何だか干し芋みたいだと思いました。