静岡県護国神社 万灯みたま祭り
72年目の終戦記念日に合わせ県護国神社の万灯みたま祭に行きました。
戦没者の御霊を慰めるため境内には数多くの提灯に明かりがともされます。
幻想的で美しい光景ですが、
その灯一つ一つに御霊が宿っているのだと思うと
とても悲しい気持ちにもなります。
数年前、地元SPACの「隊長退屈男」という演劇を鑑賞しました。
日仏合作のこの一人芝居の演劇は、戦争の悲惨さの一面をよく表していました。
戦線で一人生き残りジャングルをさまよう男イワタニの、
最後まで誇りを持って戦い抜こうとする姿が今でも忘れられません。
国のため、家族のため、命を懸けて守ろうとしたもの…。
そのお陰で今の私たちがあります。
とても疎かに生きることはできないと、このお祭りに来ると思います。