2019年07月
『熱帯』 森見登美彦 著
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森見登美彦氏が人気作家だということは知っていましたが、
今まで呼んだことがなく、今回が初森見作品でした。
読もうと思ったきっかけは、NHKラジオのすっぴんにご本人が登場したため。
その時この熱帯の話になり、
なんと森見氏本人が物語に登場し、しかも誰も最後まで読めないという話。
入れ子構造で…というのがなんとも面白そうだと思ったから。
とはいえ、本は読んでから気に入ったら買うという主義なので、
まずは図書館でリクエストしました。
さすが人気作家なので届くまでに数ヶ月。
ようやく読めると思ったタイミングが悪く、とても忙しい最中で
なんと2週間の貸し出し期間では半分も読めませんでした。
泣く泣く一度返却し、もう一度リクエストをかけ…。
という小説の設定そのままに最後まで読めないことを実体験してしまいました。
汝にかかわりなきことを語ることなかれーー。
こんな警告から始まり、
沈黙読書会、移動古本屋の暴夜(アラビヤ)書房、学団のメンバー、
部屋の中の部屋、魔王に満月の魔女、不可視の群島など、
不思議なワードがたくさん出てきます。
千夜一夜物語を下敷きに、繰り返し語られる夢の中のような世界。
前半はミステリータッチで後半はファンタジー色が濃くなり、
何だか最後まで迷宮の中を彷徨った様な不思議な感覚に陥りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
チキンオーバーライス
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スタッフAくんのなじみのお店、
『居酒屋ちょり』さんが今日からランチを始めたと、
買ってくれました。
その名も、チキン オーバー ライス。
サフランライスに、トマトソースで煮込んだチキンゴロゴロかかっていて、
生野菜のトッピングがたくさんのっていました。
ボリュームもあるし、お野菜もたくさん食べられるし、
何よりとっても美味しかったです。
後で聞いたら、限定20食で最後の1食だったらしい。
Aくんは食べていないけど、それに近いものはこの前食べたと言っていました。
フェイスブックを見させてもらったら、
ソースは、トマト・カレー・チリコンカン・その他日替わりがあり、
レギュラーサイズ700円。
トッピングも、チーズや目玉焼き、ゆで卵、ピクルス、
ハラペーニョが100円でつけられるらしい。
お店自体は我が家の近所なので、
ここも一度行ってみたいものです。
【ほし太の日向ぼっこ】
ジャボチカバ
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姪が「ジャボチカバ農園に行ったよ」と写真を見せてくれました。
ジャボチカバという果物があることをはじめて知りました。
しかもそこは静岡市にある西川農園というところでした。
木にそのまま実がなっている様子もちょっと変わっています。
南米原産のフトモモ科の植物なんだそう。
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このカップに入るだけ、摘み取り体験できて500円。
大きさにもよりますが、10~15粒ほど入るようです。
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食べさせてもらいました。
きれいな紫色の皮をむくと中は白くて、
ちょっとライチのような食感で上品な控えめな甘さです。
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生で食べる時は皮は渋いので食べませんが、
ジュースにしたり、お菓子にする時は皮ごとでいいそう。
ポリフェノールが多そうです。
西川農園は毎週日曜日のみの営業で、
手作りパンやお菓子も販売しています。
一度は行ってみるのも楽しそうです。
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の田んぼ2019 大豆の播種と草取
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7月7日、大豆蒔きと田んぼの草取りに行ってきました。
まずは畑に大豆を蒔きます。
仲間が草を刈っておいてくれたので、
40~50センチ間隔に鍬で軽く耕します。
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そこに指で2箇所穴を開け、大豆を蒔いて土をかぶせます。
両側に蒔いて二列の畑に大豆を蒔きました。
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全部蒔き終わったら草をかぶせて鳥除けの紐を張って終了。
約1時間の作業でした。
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早めに蒔いていた仲間の畑では早くも芽が出ていました。
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次は田んぼの草取りです。
前の日の雨で藁品川が増水し、
水も濁っていたのでポンプを止めてあり、
まるで中干しのような田んぼになっていました。
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水が入っていると草取りは楽なのですが、
畑のような田んぼの草取りは根がはっていて、
けっこう手こずりました。
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草取りを始めてから休みなしで2時間。
ようやく田んぼ全体の草取りが終了。
稲の育ちは、分けつも順調に大きく育っているものと、
まだまだ小さいままの稲もありマチマチでした。
驚いたことに、稲と間違えて植えてしまったらしい、
大きく育ったヒエも3本くらい発見しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
今年もキューちゃん作りました。
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我が家は漬物好きなので、今の時期は糠漬けの胡瓜は欠かせません。
配達スタッフKさんは無人販売の場所をたくさん知っているので、
色々な野菜をよく買ってきてくれますが、
特に胡瓜はいくらあってもいいから、と頼んでいます。
そしたらこんなに巨大な胡瓜を買ってきてくれました。
大・小とりまぜて8本200円。
よく夏の終わりごろに茨城の農家さんから戴くのですが、
今年は早くも手に入りました。
この大きさの胡瓜なら、やっぱりキューちゃんを作るしかないでしょう!
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胡瓜を厚さ2~3ミリに刻みます。
種が多かったら種はスプーンで取り除きます。
塩を振って少しおき、水気を絞ります。
醤油1カップ酢半カップ、みりん1/4カップに砂糖90gくらい、
カラミに七味唐辛子も入れて、
刻みしょうがと一緒に沸騰させたら胡瓜を投入。
そのまま少しだけ沸騰するまで煮たら、
一夜漬けの容器に移し、
上から圧をかけて冷めるまでそのままおきます。
ここから先の写真を撮っておくのを忘れてしまいましたが、
本当は2~3回、煮汁を煮詰めながらサッと煮るのですが、
まだ調味料が濃いので1回煮ただけで胡瓜を取り出し、
煮汁は半分くらいになるまで煮詰めます(コレ繰り返し使えます)。
色は薄いけどしっかり味がついたキューちゃんができました。
冷凍もできるので、
去年スイカの皮で作ったのは今ちょうどお昼にみんなで食べています。
ご飯のお供やおむすびの具に重宝します。
【ほし太の日向ぼっこ】
さくらんぼ餅
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久しぶりにシャトレーゼに行ったらこんなに可愛い和菓子が売ってました。
葡萄のマスカットやピオーネを包んだお餅は食べたことがありましたが、
サクランボを包んだお餅は初めてです。
しかも山形県産佐藤錦をつかっているそう!
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一粒108円。
サクランボなので小ぶりですがこの価格は安いと思います。
サクランボの甘酸っぱさと、
求肥の食感と甘さがマッチしてとっても美味しかったです。
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自分で撮った写真ではこの美味しさが上手く表現されていませんが、
シャトレーゼさんのホームページにはこんなに美味しそうな写真が出ていました。
残念なのは、この商品7月9日までの期間限定販売なのだそう。
サクランボが採れる時期に限られますもんね。
一度は食べる価値があります。
食べてみたい方は9日までにぜひ。
【ほし太の日向ぼっこ】
ティート 瀬戸内レモン
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いつも行っている美容院で、
ドライフルーツのお茶『ティートリコ』から、
期間限定のフレーバーが出たと教えてくれました。
それがこの瀬戸内レモン。
50g入りで864円。
これで5杯~6杯分ということです。
髪を切ってもらった後で気が大きくなってもいるし、
このシリーズのお茶が大好きということもあり、
しかも市販はされていない(美容院専用)お茶なので、
出合った時に買っておこうと思い購入。
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美容師さんのお勧めは、ヨーグルトに入れると美味しい。
ということなので、
まずはヨーグルトにかけてみました。
一緒に宮古島のお土産で戴いたパッションフルーツと、
(コレは自宅で皮がシワシワの食べごろになるまで待っていたもの)
自作の夏みかんのピールも一緒にのせてみました。
結果、ヨーグルトに入れると美味しいというのはもしかして、
お茶を楽しんだ後のドライフルーツだったのかも。
なぜかと言うとそのままだと固くてあんまり美味しくなかったから。
その代わり、パッションフルーツとピールは、
ヨーグルトとの相性ばっちりで美味しかった~。
パッションフルーツ、また食べたいけどどっかに売っていないかなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】
月間ねこのきもち
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少し前から気になっていた、
雑誌「ねこのきもち」の年間購読に申し込みました。
今日その付録が到着。
まずは、ラインからの申し込み限定のリサラーソンの猫トンネル。
(普通のは柄なしだった)
天然イグサのマットござにゃん。
そして爪とぎピアノ。
猫に与えてOK?NG?食べもの図鑑。
意外と知らないストレス事典。
ねこのしぐさ鳴き声事典。
うちのこ缶バッジ。
豪華です。
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さっそくアシュを連れて来てご対面。
爪とぎやって欲しいなぁと思って載せたけど…。
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新しいものへの興味はあるものの、
警戒心も強く高いところから眺めているというアシュでした。
【猫とお昼寝】
映画『ダンス ウイズ ミー 』矢口史靖 監督
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友人がペアの試写会に当たり誘ってくれました。
行く前は正直「和製ミュージカルだし、面白いのかな?」と思っていて、
「音楽が聞こえると、突然歌って踊るミュージカルスターのようになってしまう」
っていう設定に感情移入はできないだろうなぁと疑心暗鬼でした。
ところが最初から最後まですごく面白くて、楽しく
時々大きな声で笑ってしまうほどでした。
ミュージカルシーンも本格的で楽しめました。
ミュージカルが苦手な一流企業に勤めるOLの静香。
ある日姉の娘を預かり、連れて行った先が怪しげな催眠術の館。
そこで催眠術にかかってしまい…。
という設定は突拍子もないようでいて、子供時代のエピソードとも絡み、
けっこうありそうで笑えます。
そこからは本当にハチャメチャで楽しく、最後はスカッとしました。
主演の三吉彩花さんがチャーミングでしたが、
脇を支える、やしろ優さん、ムロツヨシさん、三浦貴大さん、CHAYさん、
そして何より宝田明さんがすごくいい味出してました。
懐かしい歌もたくさん出てきてとにかく楽しい映画でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
月イチ歌舞伎『鷺娘/日高川入相花王(ひだかがわいりあいさくら)』
![](http://hoshiimojiten.com/blog/wp-content/uploads/2019/07/鷺娘-211x300.jpg)
歌舞伎の世界を映画のスクリーンで体験できる月イチ歌舞伎。
6月は坂東玉三郎主演の2演目でした。
まずは『日高川入相花王 2005年(平成17年)10月 歌舞伎座にて上演』
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の作品ということで、
清姫役の玉三郎と、船頭役の市川九團次が浄瑠璃人形で、
人形遣い役として尾上菊之助が玉三郎の後ろにいるという面白い趣向でした。
安珍を追って日高川にやってきた清姫。
船頭に舟を渡してくれと頼むが夜も遅いので渡してくれない、
次第に、清姫が嫉妬と怒りに狂いだし最後は大蛇となります。
よくヒップホップなどでロボットのような動きをするダンスがありますが、
それを日本舞踊で表現するという圧巻の演技。
素人が見てもかなり高度な動きだとわかります。
見応えがありました。
続いて『鷺娘 2005年(平成17年)5月 歌舞伎座にて上演』
白無垢姿の娘が降りしきる雪の中に佇んでいる。
それは恋に悩む白鷺の精の化身でした。
赤い唇と赤い足袋、そして蛇の目傘で、
艶めかしく、儚く、美しく、
一途な恋心と、この世の者ならぬ姿をこちらに想像させます。
息遣い、手先、足先、全てが美しく、
着物の早変わりとともに恋心の変遷も表現されます。
そして最後は降りしきる雪の中、叶わぬ恋とともに命の終わりが訪れます。
高度な技術と、数十キロにも及ぶ着物と髷でかなりの体力を要するため、
2009年の上演を最後に全編を踊ることはもうないと明言されているそうで、
そういう貴重な演目を見ることができるのもこの月イチ歌舞伎の醍醐味でもあります。
ムービックス清水では7月4日までの上演、
できるならもう一回見たいくらいの素晴らしい玉三郎さんの演技でした。
【ほし太の日向ぼっこ】