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お茶つみ

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5月5日、毎年恒例のお茶つみに行ってきました。

朝4時50分起床。
娘夫婦を迎えに行き、芝川に6時20分頃到着。

今年は春先に雨が多く、気温も低かったので、
日程がなかなか決まらなくてやきもきしました。

連休に入ってからも、5日6日が雨予報だったりと、
直前までお天気が心配でしたが、
朝方に少し降った以外、一日曇りのちょうどよいお茶つみ日和となりました。
(あまりいいお天気だと暑いので…)

今年は新芽の伸びがよかったです。
午前中は目いっぱい摘み、
ゴミの選別をして12時過ぎに義兄たちがお茶工場に運びました。
今年は70数キロとなかなかの収穫でした。

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13時からは宴会。
お刺身、イカの沖漬け、手打ち蕎麦、猪のテリーヌ、わかさぎのマリネ、
筍のお刺身と、手作りのご馳走がたくさん並びました。

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我が家からは、静岡おでんと菊姫を持参。
毎年楽しみなお茶つみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

銚子電鉄 ぬれ煎餅

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前にテレビで観て一度食べてみたいと思っていた、
「銚子電鉄 ぬれ煎餅」をいただきました。

てっきり銚子電鉄に乗りに行かないと買えないものと思っていたら、
横浜駅の高島屋に売っていたのだそう。
とにかく嬉しかったです。

袋の裏には「鉄道会社のぬれ煎餅」とあり、
このぬれ煎餅は、鉄道を守るために作られた商品で、
駅構内の工場で毎日焼いています。
と書いてあります。

さっそく食べてみると、ぬれ煎餅はけっこう味が濃い目なのが多いのに、
このお煎餅はさっぱりとして美味しいです。
青のうす口味というのだからでしょうか。
しっとりとした食感なのでお餅を食べている気分になります。

【ほし太の日向ぼっこ】

紫ツユクサ

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もう5年以上前になるかと思いますが、
友人がもっている長野県飯田市にある山荘に遊びに行った時、
そこに生えていた紫ツユクサをいただいて家の横に植えました。

以来、毎年この時期になると綺麗な花を咲かせてくれます。
家の東側なのであまり日当たりがいいとは言えない場所なのに、
けなげに咲く姿が可愛いです。

【きらくな寝床】

ふるさと茶屋 静岡市葵区赤沢

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田んぼの作業が午前中に終わったら時々寄っておむすびと一緒に、
ふるさと茶屋の手打ちそばを食べます。

手打ちの太目のそばに椎茸の濃いめの出汁、
上には人参のかき揚げと季節の山菜の天ぷら、椎茸の含め煮も載っています。

この日は、お茶の新芽の天ぷらでした。

田んぼでたべるおむすびも美味しいのですが、
お汁代わりに持参したおむすびとここのお蕎麦もなかなかイケます。

これで540円。
安いので休日だとお昼早々に売り切れてしまいます。

お土産に、よもぎきんつば3個入り(324円)や、
柚子味噌まんじゅう5個入り(324円)、干し椎茸100g(500円)など、
ご近所でとれた野菜と一緒に販売しています。

【きらくな寝床】

苗床の草取り

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籾まきからちょうど10日、苗床の草取りに行ってきました。
一週間前に籾まきをした共同の黒米も芽が出たと連絡があり、
両方の苗床の草取りとなりました。

まずは自分たちの田んぼの「あさひ」
上にかけた稲わらをめくると一瞬、
「わあ~一杯目が出てる!!」
と喜びましたがよく見るとほとんどがヒエでした。

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ひょろりと伸びて引っ張るとすぐに抜けてしまうのがヒエ。
先がツンととんがっていて茎がしっかりして抜けないのが稲。

まだカイワレの赤ちゃんのような芽を、選別して抜いていきます。
今年は苗床を小さくしたので、二人で一通り草取りし終わって約1時間で終了。
雑草を抜いてしまうととても寂しい苗床になってしまいました。

一時間でも集中してやると目と腰と足首が痛くなります。
雨がなくてカラカラなので、お水をかけて、
また稲わらをのせ不織布をかけます。

続いて共同の苗床の草取りです。
ここはかなり広いので、5人がかりで半分より少し多く草取りして1時間半。
「あさひ」と比べると「黒米」の苗はかなり太くしっかりしていると感じました。
間違って抜いてしまったら、
芽の部分は5ミリぐらいなのに、根っこは3センチ以上もありました。
逞しい苗に育っている様子がわかります。

またこの後1週間か10日くらいで草取りです。

【きらくな寝床】

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 「ふたりの女」

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SPAC総監督 宮城聡さん演出、
能の「葵上」とチェーホフの「六号室」を合わせて唐十郎が書き上げた戯曲
「ふたりの女 平成版ふたりの面妖があなたに絡む」を観ました。

日本平の山の中腹にある野外劇場、18時開演。
まだ薄明りの残る中、オープニングは伊豆の精神病院に勤める光一が、
婚約者であるアオイに向けて砂浜にラブレターを書いているシーンから。

舞台暗転して精神病院の中、影に映る怪しげな患者たちの蠢きと大音量。
そこで私は知らない60年代にタイムスリップしたような感覚になりました。

患者たちの衣装を見て、この前から芸術劇場で見かけていたのは、
この患者役の役者さんたちだったのかと納得したのもつかのま、
すぐにその奇妙な演技に引き込まれました。

婚約者のアオイとよく似た美人患者の六条から鍵を渡されて、
次のシーンは、富士スピードウェイ。

有名な車寄せの場面を現代に置き換えるとこうなるのかと妙に感心しました。

あたりが暗くなっていくとともに、舞台にも暗雲が立ち込めます。

アオイと六条、二役のたきいみきさんをはじめ、
そうそうたるメンバーによる、狂気を目の当たりにする90分間。

途中思いもよらないサプライズがあり、楽しい場面もありますが、
狂気と正常とは常に表裏一体なんだなぁと感じ、
自分の中にも狂気は潜んでいるのではと思わせる怖い演劇でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

青天の霹靂 再び

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動物病院にケミコの検査結果を聞きに行かなければと思っているうちに、
なんだかケミコが急に左足をかばって歩くようになり、
低い段差でもうまく上がれず、歩くのもヨロヨロになってしまいました。

これはマズイと、今日やっと動物病院に連れて行ってレントゲンを撮ってもらったら、
なんと骨折していました。
足には太い骨と細い骨があって、細い方の骨が二か所折れていることが判明。

私の骨折が治ったばかりなのに今度はケミちゃんかぁ…。
確かに足はかばっていたけど、
食欲はあいかわらず旺盛だったし、まさか骨折しているとは思いませんでした。
可愛そうだったにゃ~。

でもこの細い方の足は特別何か治療はしないそうなので、
抗生剤のお薬だけいただいてきました。

それとは別に、この前の血液検査で、
軽い腎臓の機能障害と貧血があるということで、
これは食事療法でケアするのがいいそうです。

腎臓ケアのキャットフードのサンプルを色々いただきました(写真)
猫は好みがあるので、この中から食べるものを選んでいきましょうとのこと。

今まで食べていたキャットフードは、
高齢猫用のドライフードにウェットタイプのもの(見た目は全くシーチキン)をトッピングしていました。
これはどれもドライフードだけど、
トッピングなしで飽きずに食べるかどうか…。
明日から順番に試してみます。

【猫とお昼寝】

コミック『高台家の人々』 森本梢子 著

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少女漫画好きなスタッフが貸してくれたこの本。
久々に大笑いしながら読みました。

主人公は、29歳さえないOLの木絵。
木絵が風邪で会社を休んでいる間に、
ニューヨーク支社から転勤してきた、
黒髪に青い目の超イケメン、エリートの高台光正。

木絵は人とのかかわりが苦手で、
小さい頃から頭の中で空想するのが癖。

光正も、人の考えていることが読めてしまうという特殊な能力の持ち主のため、
人とかかわるのが苦手。

ところが木絵の妄想があまりにも突飛で愉快なため、
木絵に興味を持つ光正。
そこから色々騒動が巻き起こっていくんだけど、
とにかくこの木絵の妄想が面白くて楽しい!

まだ3巻までしか出ていないけど、
早くも次が出るのが楽しみな漫画です。
欲しくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 『メフィストと呼ばれた男』

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SPACの新作 宮城 聡 総監督演出の『メフィストと呼ばれた男』を観ました。

クラウス・マン原作の「メフィスト」は1936年に書かれ、
ナチス政権の庇護のもと、国立劇場の監督を引き受けた実在の名俳優、
グリュントゲンス(今回の役名はクルト)をモデルに描かれています。
当時まだナチスは健在で、亡命先で書かれたこの小説は出版禁止になるほどの問題作でした。

その「メフィスト」を、劇作家トム・ラノワにより、劇中劇として有名な戯曲の名場面を織り込み
作られたものが今回の演劇の元になっています。

開演前、まずは劇場に入って驚きました。
いつもの芸術劇場の左半分はすべて舞台に使用され、
観客は、舞台上も含めて右側半分に座ります。
チケット予約ナンバーが1番だったため、
俳優たちと同じ舞台上の最前列という、最高の場所での観劇でした。

すぐ目の前に、国立劇場の舞台と客席(クルトが演出を行う座席)、
女優 レベッカの亡命先とが時空を超えて現れます。

ナチスが政権をとったその日、
ドイツ国立劇場で稽古中だったクルトは社会主義的思想の持ち主でした。
しかしナチス上層部から、国民のために演劇を続けて欲しいと要請され、
最初、劇場から自分たちの主張を発信し仲間を助けることができると確信し、
国立劇場の監督を引き受けるが、
知らず知らずと庇護者であるナチス政権へ迎合するような演劇を行うようになり、
仲間も離れて行ってしまう。

阿部一徳さん演じるクルトは圧巻で、
特にクライマックスシーン、
舞台上で演じ続ける役と、クルト自信が重なり鬼気迫るものがありました。

使われた戯曲は、シェークスピアの「「ハムレット」、「ジュリアス・シーザー」、
「ロミオとジュリエット」、「リチャード三世」、「マクベス」、
チェーホフの「桜の園」と「かもめ」、
ゲーテの「ファウスト」など、古典に疎い私でも知っているような名作中のセリフに、
それぞれの立場や信条というものがかなりシンクロしていて、
戯曲を演じているのか、彼らの苦悩をそのまま演じているのかわからなくなるほどでした。

本当に人は環境に流されてしまう弱い生き物です。

それでも、クルトは、与えられた環境の中、
自分にできることを精一杯やっていたのだと感じました。
それが果たして自分が本当にやりたかったことなのかどうか、
それはクルト自身だけが死ぬ時にわかることなんじゃないのかな。

私たちはその後の歴史を知っています。
今ここで、宮城さんがこの演劇を演出し、私たちに示してくれたことの意味を、
自分自身でもよく考えなければいけないと思いました。

旦那様はこの演劇を観るために原作を読み、
研究論文なるものも探し出して読むなど、並々ならぬ興味を持って臨んでいました。

優れた演劇は、観る者の興味を刺激して思いもよらぬ方向へ導いてくれるものだと、
またあらためて実感しました。

素晴らしかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 『天使バビロンに来たる』

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毎年楽しみにしている『ふじのくに⇔せかい演劇祭 2015 』が始まりました。
今回も全演目パスポートを購入したので
できるだけたくさんの演劇を鑑賞したいと思います。

まずは鳥取で活躍している「鳥の劇場」による『天使バビロンに来たる』。
普段は野外で上演することも多い作品のようですが、
今回は楕円堂で客数104という贅沢な空間での上演。

SPACの演劇を観なれている私にとって、
まったく違うアプローチの演劇で新鮮でした。
衣装やセットもポップでチープ。

テーマはけっこう重たいのにそれをコメディに仕立ててあり、
誰にでも楽しめる演劇でした。

今年の演劇祭のテーマ「オルタナティブ=空気を読まない』
がさっそく感じられ、仕掛人の宮城さんの術中にハマった感が満載でした。

終演後アーティストトークでの、
演出家の中野諒人さんと宮城さんの対談も興味深かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】