ふじのくに野外芸術フェスタ 2015
15日夜、駿府公園でSPACの『マハーバーラタ』を観ました。
昨年、フランスのアヴィニョン演劇祭に正式招聘され、
会場の石切り場に合わせて新たに作られた円形の舞台を、
そのまま駿府公園に再現した凱旋お披露目公演です。
日本の平安時代を思わせる白装束に身を包んだ
SPAC俳優陣達によるインド叙事詩。
何度も観ていますが、
そのたびに少しづつ変わっているのも楽しめます。
今回は地元静岡ネタも多く、笑いが巻き起こりました。
MOVERの能のような動き、SPEAKERによる文楽のような語り、
そしてバリの民族音楽を思わせる打楽器の音色、
そのすべてが合わさって一体となり、
まさに宮城ワールドを堪能できた素晴らしい舞台でした。
静岡に劇団SPAC があることが県民としてとても誇らしく思います。