三代目、りちゃーど 演出:オン・ケンセン

ふじの国⇔せかい演劇祭。
次に観劇したのはシンガポールの著名な演出家オン・ケンセン氏による、
「三代目、りちゃーど」でした。
この演劇は、シェークスピアの「リチャード三世」を、
野田秀樹氏が潤色し、1990年に夢の眠遊社で上演されたものを、
今回あらたにオン・ケンセン氏が演出したものです。
裁かれるのは、「りちゃーど」で弁護人は「シャイロック」。
法廷の場にはシェークスピア自身も登場し、
シェークスピアの書いた戯曲の登場人物が、
シェークスピア自身の生い立ちから悪意を暴き、
様々な確執を繰り広げます。
時にドタバタな言葉遊びがあり、
リチャード三世の王位争いがいつの間にか、
華道界の跡目争いに置き換わるなど、
ハチャメチャな展開の中、物語が進行していきます。
キャストがまた面白く、
歌舞伎の中村壱太郎さん、狂言の茂山童司さん、宝塚出身の久世星佳さん、
バリの影絵芝居俳優など、異色の組合せが新鮮でした。
とてもエネルギッシュで、スピード感があり、
見応えがありました。































