
月に2回の漆塗りの同好会。
最近はメンバーが増えて毎回15、16人が集まります。
仲間が漆を塗る前の木地をたくさん取り寄せてくれて、
みんなで気に入った器を選びました。
一枚700円~900円くらい。
私はカレー皿と中皿を2枚、ぐい呑みを2個買わせてもらいました。

お皿の淵が少し欠けたものがあるので、
その補修の仕方を細田先生から習いました。
砥粉を水で固めに練り、
そこへ生漆を半分くらいの量を入れて練ったもの(サビ漆)で、
欠けた部分を埋めます。
一度では無理なので、何回かに分けて行います。

上手く映らなかったけどこんな感じに補修しました。
お皿は薄めた生漆を一度塗って木がためしたもの。
サビ漆が乾いたらペーパーをかけて平らにし、
上からまた漆を塗ります。

固まった刷毛を金槌でたたいてほぐすところ。

仲間が、東大寺 二月堂のお水取りに行ったのだそうで、
その時のお松明で厄除けのお守りを作ってくれました。
1260年以上一度も休むことなく続いている伝統行事で、
大松明の火の粉を散らしながら舞台を回る様子は、
テレビでしか見たことがありませんでした。
3月12日の深夜という時間。
大勢の人が詰めかける場所にどのようにしていたのか、
今度じっくり聞いてみたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】