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夜の芹沢銈介美術館『光の館』

10月14日、芹沢銈介美術館が夜間開館を行いました。
以前より静岡市で一番好きな場所が芹沢銈介美術館だった私、
これは絶対に行きたいと思いました。
ところが気づいたのが遅く、
事前申し込みは9月22日で締め切られていて、
あとは指定入場時間4回のうち、
毎回10名ほど当日受付でも入れるというのにかけるしかありません。
18時の回が最初なので17時半に家を出て並ぶという作戦を立てました。
15分弱前に入口に付いた時にはすでに10人以上の人が並んでいて、
しばらくすると雨も降って来ました。
こんなに並んでいたら入れるかな?と不安になりましたが、
美術館のスタッフさんが出てきて、
「多分入れますよ」と言って頂きました。

18時を過ぎて入場できた時はとても嬉しかったです。
ヒカリノヤカタという通り、
通常の美術館では観られないライトアップした姿に入口から大興奮。
しかも芹沢銈介美術館の庭には金木犀の木がたくさん植えられていて、
10月に訪れるのは一年で一番いいタイミングです。
芳しい金木犀の香りにも癒されました。

関内に入ると、撮影可能な場所は玄関ロビーと、
いつもはカーテンがしまっている展示室窓からの外の景色です。

「石水館」とも呼ばれる美しい建築も私が好きな理由の一つ。
建築家の白井晟一氏の設計によるもので、
白石氏が最も好んだ京都・高山寺の石水院にちなんで命名されたそう。

芹沢銈介美術館では年4回の企画展が開かれますが、
今回のテーマは芹沢銈介の「のれん」でした。
沢山の作品を残した芹沢銈介さんですが、
中でも「のれん」の仕事を好んでいたそうです。
私も芹沢さんの「のれん」が大好きなので、
今回の企画展自体もとても楽しめました。
同時開催の収集された台湾先住民の工芸品も美しく見ごたえがありました。
またこのような企画をぜひやっていただきたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

中勘助文学記念館

静岡市葵区新間にある中勘助文学記念館は、
前から一度行ってみたいと思っていました。
なかなかその機会がなかったのですが、
長田生涯学習センターに置いてあった、
スタンプラリーのミニ冊子をきっかけに初めて訪れました。

小説「銀の匙」で有名な中勘助さんは、
昭和18年に東京から転地静養のため夫妻で静岡の新間へ移住し、
一年半の間、前田家の離れを「杓子庵」と名付けて住んでいたそうです。
復元された杓子庵は外から中を垣間見ることができます。

記念館は前田家の住宅を改装して使用しており、
太い梁や廊下の大きなガラスの掃き出しなど、
とても趣がありました。

最初に館長さんが中勘助さんのことを丁寧に説明してくださり、
とてもわかりやすかったです。

関内には遺族から遺贈された資料や本、
自筆校正本、年表、写真も飾られていて
中勘助さんを身近に感じることができます。

自伝的小説「銀の匙」の題材となった実際の匙も展示されていました。
想像していたよりも小さく可愛らしいものでした。

中勘助さんの小説はタイトルは知っていましたが、
今までに読んだことはなかったので
まずは銀の匙から読みたいと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

自然農の田んぼ2023 初めての枝豆収穫

稲刈りの後は大豆畑の様子を見に行きました。

葉がけっこう虫に食われていましたが、
かき分けてみると実がたくさんなっていました。

そろそろ食べられる頃かと思い、
一本収穫してみました。
鞘が小さいのは在来の豆です。

食べくらべてみたいので黒豆も一本収穫しました。
黒豆は鞘も大きく実がぱんぱんにふくらんでいました。

一本だけ育った小豆です。
鞘が刈れていたのだけ収穫しました。

帰ってすぐに茹でました。
こちらは黒豆。

在来の豆です。
緑が鮮やかできれいです。

採れたての枝豆はやっぱり香りがよく甘みがあって、
黒豆も在来の豆も甲乙つけがたい美味しさでした。

【きらくな寝床】

自然農の田んぼ2023 稲刈り

10月14日、稲刈り前の草取りに田んぼにやってきました。

仲間の田んぼで早稲の品種の黒米「神秘」が刈り終わっていました。

ここも背の高い品種だけ刈ってありました。
おそらく「借銭切り」という品種でしょう。

我が家の田んぼを見ると、
原因は不明ですが一部の稲が倒れていました。
「あさひ」の稲刈りにはまだ少し早いのですが、
急遽倒れた稲だけ刈ってしまうことにしました。

一株づつ刈ったら草を抜いてきれいにします。

2、3株づつ一束にして左右、真ん中と3束重ねて、
昨年収穫した稲わらで縛ります。

縛りおわった稲です。

稲を天日干しするための稲架(はさ)を立てます。

一か月ほど稲を掛けて置くので丈夫に作ります。

稲架が出来たら縛った稲をかけます。
稲の左右を二束と一束に分け、
一束と二束が交互になるようにかけます。

全部かけ終わりました。
田んぼの1/3近くの稲を刈りました。

【きらくな寝床】

芸術的な寝方

秋になっても相変わらずバウンサーがお好きなアシュくん。
最近はシートベルトをしてあげると収まりもいいのか、
日がな一日この上で寝ています。
(ベルトをしても寝がえりは頻繁に出来ているのが不思議)
今日の寝相は、
両手を揃えてシッポは上に沿わせて、
ニャンモナイトの変形版といったところでしょうか。

【猫とお昼寝】

イトーヨーカドー ハト柄お買い物トート

イトーヨーカドーアプリの購入マイルで特典交換した、
ハト柄お買い物トートが昨日届きました。
応募してから届くのをずっと楽しみに待っていました。

レジかごにぴったりはまるサイズなので、
思っていた以上に大きくて23リットルも入り、
とても使い勝手がよさそうです。

内側はアルミシートで保冷も保温もばっちり。
巾着部分はヨーカドーのロゴのハト柄で可愛いし、
絞れば中身が見えず飛び出さないという作り。
ただ白だから汚れちゃいそうで、
しばらくはもったいなくて使えないかも。

【ほし太の日向ぼっこ】

映画 ロスト・キング-500年越しの運命- スティーブン・フリアーズ 監督

NHKの映画紹介で知った『ロスト・キング500年越しの運命』
この映画も静岡のシネギャラリーで上演するとわかり、
バカ塗りの娘と合わせて鑑賞しました。
上演スケジュールが同じ期間だったのでよかったです。

シェイクスピアの戯曲で有名なリチャード三世は悪名高き王で、
長い間遺骨は川に投げ込まれたと考えられていました。
この映画は、実話をもとに一般の歴史愛好家の女性が、
リチャード三世の遺骨を発見する過程を描いています。
歴史はその後の支配者の都合のいいように、
いくらでも捻じ曲げられているだろうことは想像に難くないけれど、
れっきとした王様の遺骨が、
駐車場だった場所から発見されたという事実にはとても驚きました。
しかも発見の経緯が主婦の推し活の結果ということにも。

仕事と家庭の両立や夫婦親子の問題、
また大学や権威ある団体が遺骨発見と同時に
その手柄を独り占めするようなことは
いつの時代にもあることなんだなと感じました。
演出には多少ファンタジーっぽいところもありましたが、
全体的にとても楽しめました。

【ほし太の日向ぼっこ】

映画 バカ塗りの娘 鶴岡慧子 監督

漆仲間の友人が青森で観てきたと教えてくれた映画が、
期間限定で静岡のシネギャラリーでも上演されたので観てきました。

バカ塗りとは、青森の伝統工芸・津軽塗のことで、
バカ丁寧に仕上げ、バカに丈夫、なことからこう呼ばれているのだとか。

主演は堀田真由さんでお父さん役は小林薫さん。
どちらも好きな役者さんです。
弘前の四季や風景、街並みとともに、
津軽塗職人の家に産まれた父と息子、娘の人生にスポットをあて、
伝統技法の津軽塗りをたっぷり楽しめます。

伝統工芸の話だけかなと思っていたら、
意外やLGBTあり、国際化まで話が広がり予想外でしたが、
とても楽しめました。
漆塗りを趣味としているので、
この映画で漆器に興味を持ってくれる人がもっと増えたらいいなと思います。
また自分でも『ななこ塗』に挑戦したくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

紅マサリ厚切り干し芋

毎年販売している干し芋セットの中で、
私がイチオシなのが「干し芋大判セットです」
原料の選別から加工まで、
全て自社で作っている他には無い干し芋が厚切り干し芋です。
通常の干し芋よりも厚く切るので、
乾くまでには通常の2倍以上の時間、天日に干して仕上げます。
食べ応えのある大きさ、もっちりとした食感に、完熟した甘さが、
何とも言えず美味しい干し芋です。
サツマイモの種類は、いずみ、玉乙女、紅はるか、紅マサリの4品種。
今日は紅マサリの厚切りの写真を撮影しましたが、
厚みと言い、照り、艶、色、どこを見ても美味しそうでした。

【ほし太の日向ぼっこ】

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ 企画展『遠い空。近い空』

東静岡アート&スポーツ/ヒロバで開催中の企画展
『遠い空。近い空』を鑑賞してきました。
丹羽勝次さんと丹羽奈々さんという親子アーティストによる二人展です。

こちらは勝次氏による作品『地に立つ』です。
きれいな色で塗られた大きな箱。
ヒロバには黄色の箱も青い箱もあります。
勝次さんの詩です。

遠い空の下に、シェルターが建つ。
シェルターに寝床の温もりはあるか。
近い空の下に、シェルターが建つ。
世界の友は言う。
核の弾頭より、花がいいと。
遠い空。近い空。
どこまでも、どこまでも。
いつまでも、いつまでも。
遠い空。近い空。     (2023年9月)

この箱はシェルターなのでしょうか。
勝次さんは1931年生まれとのこと。
父にも母にも重なります。
勝次さんの平和への願いがこめられていました。

こちらは奈々氏の作品。
長い布には青、黄色、赤を主体とした鮮やかな線が描かれ、
風になびくとどこまでもその線が流れていくようでとてもきれいでした。

奈々さんの詩です。

ヒロバ

ヒロバはあった。
流れる水が渇きを癒し
地の恵みが飢えを満たす。
野の花が風に揺れる。

同じ空の下、

何が起きているのだろう。
子どもたちはどこに行くのだろう。
花は、鳥は、太陽は、どこに行くのだろう。 (2023年9月)

このヒロバには子供たちの遊ぶ姿があり、笑い声が響いています。
何もない空間の贅沢さを、空の広さを感じられる場所。
そんな貴重な空間がこれからも
このままであってほしいと強く願います。

昨日もイスラエルとガザ地区で起きた悲しいニュースが流れました。
世界はどこに向かっていくのでしょう。

【ほし太の日向ぼっこ】