ほし太の日向ぼっこ
金柑の甘露煮

金曜日、会社近くの無人販売にまた金柑が出ていたので買いました。
もう一度甘露煮を作りたいからです。
ヘタを取ってから皮に8か所くらい包丁で切り込みを入れます。
重さを計ったら250gでした。
鍋に金柑と水200㏄入れて5分ほど煮ます。
金柑の70~80%のグラニュー糖~を入れてさらに10分ほど煮ます。
甜菜糖のグラニュー糖を使ったので200g入れて、
10分煮てから火を止め、冷めたら完成。
甜菜糖なので甘さは控えめです。
今回の金柑の甘露煮はワインやお酒と合わせてみようと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
生姜糖

義兄から生姜をたくさん戴いたので、
ジンジャーシロップと生姜糖を作りました。
生姜100gの皮をきれいにしてから薄切りにします。
皮は風味がいいので残したいところですが、
ちょっと固そうなので包丁の背でこそげるようにしました。

生姜と砂糖80g、水100㏄を一緒に鍋に入れて1時間くらい置きます。
一晩おいてもいいそうですが、
生姜がかたくなってしまうそうなので1時間にしました。
中火で20分煮たら冷まします。
ジンジャーシロップの出来上がりです。
これはジンジャーエールにしたり、しょうが湯でいただきます。
冷めたら煮沸した容器に入れて冷蔵庫で保存します。

そしてジンジャーシロップの生姜80gに、
グラニュー糖80gを足してフライパンで炒ります。

最初は砂糖が溶けて透明になり、
だんだんと再結晶して白くなってきます。
生姜と砂糖が固まったら完成。
新ショウガじゃないのと、辛味を抜かなかったので結構辛めですが、
癖になる美味しさ。
父はこれが好きだったから、仏壇にもお供えしなくっちゃ。
【ほし太の日向ぼっこ】
スペースアポロ フジパン

フジパンから昨秋期間限定で販売した「スペースアポロ」というパンが、
定番のレギュラー商品となり販売されると新聞で読んだ直後に、
スーパーで見かけたので買ってみました。
このパンについては全く知らなかったので調べてみたら、
昭和50年ごろに広島のナガイパンが製造・販売していた商品なんだそう。
それが「マツコ&有吉 かりそめ天国」という
TV番組で取り上げられたことがきっかけで復活。
期間限定で販売したところ2ヵ月で610万個も売上げ、
販売終了後も再販を望む声が多かったため、
2021年3月1日から定番となったという経緯。

半月の形のカステラ生地に、
ミルク風味のクリームとザラメがトッピングしてあり
ザラメがいいアクセントになっていて、
見た目も味も、正真正銘レトロ感満載のパンでした。
【ほし太の日向ぼっこ】
モンマルトル便り 矢内原伊作 著

少し前に私の好きなNHKジオ第一で放送中の、
「石丸謙二郎の山カフェ」で紹介された、
紀行文がとても読んでみたくて探しました。
もう絶版のため買うことができないので、
図書館の蔵書を調べたら静岡市内全館で一冊だけ書庫にありました。
紹介されたのは「リルケの墓」というタイトルでしたが、
その文章も含めていくつかの章立てになっているのがこの、
「モンマルトル便り」でした。
この本自体も絶版で買えません。
矢内原伊作さんは哲学者ですが、
詩人リルケを愛しヨーロッパ留学中にリルケの墓を訪ねます。
その時の旅の情景がとても美しい文章で紡がれます。
リルケが晩年を過ごし墓もある村では、
「~木も家も山も空もそれぞれがあるべきところに己を保ち、
目に見えぬ秩序を形成し、沈黙の音楽を奏でている。
このような自然の中で詩人の為し得ることとは一体何だろう、
眼に見えぬものとなって大気の中に溶けいることでないとすればー」
という矢内原さんの印象が、
まるで私もその場所にいるかのように感じられて、
夜、眠る前の数分間がとても幸せな満たされた気持ちになれました。
書かれたのは50年ほど前なのに、きっと今も変わらずに、
この村はそのままひっそりとそこにあるのでしょう。
行ったことのないヨーロッパの小さな村を心の中に感じることができた、
とても印象深い本でした。
できれば手元において時々開いて読みたいので、
古本屋さんで探してみようかしら。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り

漆塗りの同好会に入っています。
最近は新しい作品をつくることより、
割れた器を直したり、漆が剥げてしまった漆器や、
木でできているもの諸々に漆を塗るということをしています。
このお椀は、前に菊姫さんから頂いた輪島塗りのお椀でした。
けっこう大振りの割に軽くて形も気に入っていましたが、
薄いために使っているうちにひびが入ってしまいました。
7年くらい前に自分で修理して生漆を塗ってきれいになったので、
その後は娘にあげて娘夫婦が使っていました。
先日また同じところが割れてしまったと手元に返ってきました。
前と同じようにしてもまたすぐに割れてしまうだろうから、
さてどうしよう…。
と考えて、先日乾漆で使った残りの布をふち周りに貼ることにしました。
初めてのことなので手際がよくなかったけれど、
けっこう上手にできたねと仲間に褒められました。
ここからもう少し漆を塗って表面を滑らかにします。
【ほし太の日向ぼっこ】
押し寿司

前から試してみたかった、
生活クラブの昆布締めしめさばで押し寿司。
片づけをしていたら、
ずっと前に買った押し寿司用の木型が出てきたので、
ちょうど日曜日だしやってみようと、
思い立ちました。

生活クラブのしめ鯖は美味しいけれど、
ちょっと酢が強めなので、
お刺身で食べるより絶対にお寿司の方が合うと思っていました。
しっぽの方がちょっと鯖が少なくて寂しいかなと心配しましたが、
昆布に鯖の風味がしっかりついていたので充分美味しかったです。
またやろうっと!
【ほし太の日向ぼっこ】
水仙

いつの間にか水仙の花が咲いていました。
毎年水仙の花は咲くのですが、
違う場所だったのでここはノーマークでした。
どうしてここから芽が出たのかな?
でも一輪なのに、
すごくきれいに沢山の花をつけているのでなんだかとっても嬉しいです。
其のにほひ 桃より白し 水仙花 松尾芭蕉
【ほし太の日向ぼっこ】
ジビエ

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語で、
ヨーロッパでは特に貴族の伝統料理として発展してきた食文化だそうです。
ということで義兄が狩猟したお肉を分けてもらいました。
先日は鹿肉でしたが、今回は猪肉。
猪肉は臭みもなく豚肉とよく似ているので煮豚のレシピで料理してみました。
いくつかのブロックになっていたので一つはタコ糸で縛って、
もう一つはそのまま使いました。

まずは周りに焼き色をつけてから、
調味料を入れた煮汁で15分間、圧力をかけて煮ます。
10分ほど休ませて取り出します。

油身の多い部分は角煮にするため、
一度ゆでこぼしました。

完成した煮豚(猪)はお昼のお弁当に。
さすが野生のお肉は身がしまって少し固めでしたが、
みんなからは美味しいと評判でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
木版画

最近もっぱら木版画のモデルは愛猫のアシュ。
私が猫の版画ばかりやっているので、
版画仲間にはすっかり猫好きが浸透しました。
ひととおりの彫りが終わったので、まずは2版摺ってみました。
今回は友人のGちゃんにもらった大きな土鍋に入ったアシュです。
アシュの感じはまあまあ出てると思うけれど、
まだちょっと違和感があります。

アシュの毛並みは、シロ、濃いグレー、カーキーの三色なので、
2版目に濃いグレーとカーキのグラデーションをつけて、
その後バックも摺りました。
バックの色は緑色にすることが多かったので、
今回はピンクを使ってみたいと思ったけど、
どうもアシュにきれいなピンク色はイマイチでした。
次に擦るとき少しグレーを混ぜて、
もう一度ピンク色に挑戦したいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
満開

プラムの花があっという間に満開になりました。
香りはほとんどありませんが、
桜とも梅とも違う白い清楚な花です。

最近抱っこでお散歩のアシュが、
木登りに興味を持ち始めました。
最初は父が植木鉢をのせていた板の上を歩くことから始まり、
今日は柿の木の幹に爪を立ててしがみつき、
ちょっと登りたそうにしていました。
抱っこでお散歩はいいけど、
ちょっとした隙に脱走しそうでちょっと心配です。
【ほし太の日向ぼっこ】