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ほし太の日向ぼっこ

タツマくん

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干し芋を買いに来店して下さったお子さん連れの若いご夫婦。
なんと息子さんのお名前が「たつまくん」というのだそう。
そしてお父さんがタツマの地元、清水で生まれ育ったというのです。
運命的な出会いを感じます。

新聞で弊社の広告を見つけて、
わざわざ牧の原から来て下さったのだとお聞きし、
思わず「ニュースレターに載せてもいいですか?」と言ってしまったら、
お父様から、こころよく「いいですよ!」と言っていただきました。
盛り上がっている大人を尻目に、
マイペースなたつまくんに、干し芋を持ってもらい、
2枚の写真を写すことに成功!
と思いきや一枚はピンボケでした。
で残る一枚がこの写真。

どうですか?
将来はジャニーズで活躍できそうなイケメンくんではないでしょうか。
ちなみに「達馬」くんという字を書くそうでお年は5歳。
達馬くん、よかったらまた是非遊びに来てくださいね。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月26日 13:01

映画「ステーキ・レボリューション」 監督:フランク・リビエラ

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友人のGちゃんから映画のお誘いが…。
それが「ステーキ・レボリューション」との出会いでした。

この映画の存在は全く知らなかったし、
もし知っていたとしてもたぶんみるという選択肢にならなかったと思います。

だからかえって面白そうだなぁと思いました。

地元の上映は静岡東宝会館一館だけ、
上映初日の1月23日夜。
20時10分~の観客は、私とGちゃんと、もう一人だけ。
なんとも贅沢です。

映画の内容はというと、
監督のフランク・リビエラと、
パリでいちばんの精肉店の店主イヴ=マリ・ル=ブルドネックと共に、
2年間の「世界最高のステーキを見つける旅」に出るというもの。

世界20カ国、200を超える有名・無名のステーキ店を食べ歩き、
牧場を訪ねてインタビューするというドキュメンタリーのような映画。

アメリカでエリート達が牛肉の生産者になるという現象や、
スウェーデンで、「和牛」を育てて高額で取引している元物理学者やら、
(その和牛をどうやって輸入したのかも物議を醸しそうですが…)
最近日本でも聞くようになった「アンガス牛」の純潔種を育てているおっかさんやら、
20代のうら若きフランス女性が、ワインの有名産地で牛を育てていたり、
まるで哲学者のような大富豪が、コルシカ島で地産地消の牧場経営をしていたりと、
ランダムなランキング形式で進む、2時間ひたすらお肉と牛の話。

日本の松坂牛も第3位という高位置ながら、
輸入された穀物飼料を与えられ、
まるでドラム缶に短い足がついたような牛の姿を見ると、
疑問を持たずにはいられませんでした。

そして第一位にランキングされたコルシカ島の牛は、
実に健康的にのびのびと育てられていて、
たぶんこれこそが美味しい牛なんだろうなと思いました。

鑑賞後Gちゃんと「どのお肉が食べたい?」と話しました。
いつもは素通りするスーパーの牛肉売り場をまじまじと見て、
「アンガス牛あるじゃん!」と思わぬ発見をしたりと、
私にとってもステーキ革命が起きそうでした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月25日 18:08

スモークソルトご飯

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娘からお年賀でもらったスモークのお塩。
何か面白い使い道がないかなぁと考えて、
炊き込みご飯にすることにしました。

それというのも、美味しいベーコンがあり、
ベーコンもスモークの香りがあるので相性がいいのではと思ったからです。

人参、ベーコン、ひよこまめ、シメジを適当に、
水加減したお米の中にいれ、
スモークソルトと塩を、米一合につき、
合わせて小さじ1になるように入れて炊くだけ。
出汁になるかと思い、野菜ブイヨンも少しだけ入れてみました。

思ったとおり、炊きあがりにとってもいい香りがしました。
ご飯を盛り付けたお皿に、
トマトソースで煮込んだ鶏肉とブロッコリー、りんごを一緒に盛り付けたら、
なんとなくカフェ風のご飯になりました。
またやってみようっと!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月24日 08:16

「満願 」 米澤 穂信 著

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「王とサーカス」に続いて、米澤穂信氏の著作「満願」を読みました。
読んでから知りましたが、
このミステリーがすごい大賞(2014年)や、山本周五郎賞など3冠達成しているんだって。

短編が6編からなり、それぞれが全く違う物語。
細部にもこだわり最後エピソードが収束していく展開は流石です。

「夜警」
交番勤務の巡査がDVの被害者を助けるために殉職。
その上司が部下に対するある違和感から、
事件の真実をあきらかにする話。

「死人宿」
6年前に失踪した恋人を探して訪れた宿屋は、
近くの山から発生するガスで自殺するものが絶えない、
死人宿と言われていた。
そこで拾った遺書の主を探して自殺を阻止しようとするが…。

「柘榴」
美しい母と二人の娘。
どうしようもない男だが魅力的な夫との離婚協議が進む中、
娘二人のとった驚きの行動。

「万灯」
東南アジアで活躍するビジネスマン。
天然ガスのパイプを通すために犯した二つの罪。
完全犯罪となりうるはずが、思わぬ事態となり、
罪が白日の下になってしまうのか…。

「関守」
寂しい峠に立つ古いドライブイン。
その先の峠で起こる交通事故を調べるために立ち寄ったライターが
遭遇した恐ろしい事実。

「満願」
弁護士の自分が学生時代に下宿していた家のおかみさんが殺人を犯す。
人柄をよく知る自分は、裁判中も必死に弁護するが、
本人は夫の死を知ると、控訴もせず刑に服する。
出所後挨拶に来るという電話を貰い、
待つ間に気づいた彼女の本当の目的とは…。

ミステリーなのである程度は仕方ないけれど、
読後、気分的にはあまり良くないものが多かった気がします。
この中で「万灯」が、結末がどうなるのか
読み手に委ねられ一番面白かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月23日 06:22

ついに登場

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昨年から娘がアニメの「おそ松さん」にハマっていて、
そういう女子のことを「松子」というのだと言っていました。

そのうち日経MJにも載るんだろうなぁ…。
と思っていたら、
やっぱり1月18日付で裏一面に掲載されました。

ナムコナンジャタウンに嬉々として通う女子。
わざわざコートを脱いで、
押しメンのカラーのトレーナー姿になるんだとか。

最近電話で娘から聞く話題もおそ松さん一色となり、
記事の内容とダブりました。

ツボにはまるってこういうことなんだにゃ~。
ちなみに放送していない静岡では全く理解されないことです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月22日 14:12

縁起のいいお土産

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友人のGちゃんから、
年末に歌舞伎座に行ったからと、
とっても縁起のよさそうなお土産を戴きました。

パッケージに「申年大明神」と書かれたチョコ。
Gちゃんは、自分ではチョコ食べないのによく買って来てくれたにゃ~。
チョコは私の大好物。
だけど勿体なくて開けられず、昨日ようやく開封。

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中もこんなに可愛くなっていました。
一個づつに、「大入」「商売繁盛」「大吉」「健康長寿」
「財運上昇」など縁起のいいことだらけ。

有難く戴いております。
でも一枚だけじゃ止まらないのが難点。
この勢いじゃ明日には無くなるでしょう。

そうそう、歌舞伎座の横には本当に稲荷大明神があるそうです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月21日 16:27

お汁粉

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先日、小豆粥を作った時の余りの豆でお汁粉を作りました。
お粥の時も豆が中々柔らかくならないなあと思っていましたが、
毎日ストーブの上で煮ても煮ても、
ぜんぜんお汁粉っぽくならないので、
「何でかなぁ?」と思っていたのだけど、
ふと「もしかしたら、ささげだったのかも!」
と思い至りました。

調べてみたら、
小豆は皮が破れやすいけれど、
ささげは、皮が破れにくいため武士の世界では
赤飯には小豆ではなくささげを使うようになったと書いてありました。

そう、たぶん私はささげを一生懸命お汁粉にしようとしていたのです。
道理でいつまでたっても豆の形のまま、
すりこ木でつぶしてみてもなかなか手ごわい訳でした。

でも父親は何の疑問ももたず、
砂糖をたっぷり入れて、激甘のささげ汁粉を喜んで食べています。
私も、年末に作った大福餅を入れて一杯だけ食べました。
やっぱり汁粉は小豆にかぎります。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月20日 18:04

静鉄ラッピング電車

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7月から走っているちびまるこちゃんのラッピング電車。
遠くから眺めるばかりでしたが、
先週の日曜日にたまたま乗ることができました。

写真には写っていないのですが、
車両の先頭部分には、
静鉄電車の車掌さんの恰好をしたちびまる子ちゃんが描かれています。

吊り革には、キャラクター達が描かれ、
車内アナウンスもちびまるこちゃんの声という凝りよう。

他の乗客の方はもう慣れているようで、
初めての私だけが心の中で静かに興奮していました。
(だから車内の写真も撮れず残念…)

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月19日 17:56

SPAC演劇「青森県のせむし男」 演出:渡辺敬彦

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「青森県のせむし男」は、SPAC俳優発案企画第一弾の演劇。
SPACの若手俳優たちを中心として、
自分たちで企画、演出、大道具まで作ってしまうというもの。

原作は寺山修二で、
天井桟敷第1回公演として1969年4月に初上演されています。

物語は、おんな浪曲師が三味線の音色に合わせて歌う浪花節によって進行し、
役場の戸籍係が失踪したという村人たちの噂話から始まります。
戸籍係は、地元の有力者である大正家のいざこざに巻き込まれるのを恐れてのことです。

大正家に仕えていたマツが、跡取り息子に体を奪われ身ごもります。
世間の評判を気にした大正家によってマツは息子と結婚させられるが、
赤子が生まれてくる前に夫は死亡。
生まれてきた赤子は醜いせむしであったため、
下男にその子を捨てさせる大正家。

時は流れ、大正家の女主人となったマツ。
そこへ一人のせむし男が現れます…。

一人の女としての幸せを奪われたマツの怨念や、
醜く生まれてしまったせむし男の哀しさと、
生まれてきたこと自体の意味を探すという物語ですが、
最初から、村人は誰一人として戸籍がなく、
自分自身の存在を証明するものがないという状態で、
それは観ているこちらにも「あなたは何者?」と問いかけてくるようでした。

寺山修二さんの作品は、
とにかく一筋縄では理解できないと思っていましたが、
SPAC若手俳優陣による今作品は、
全体的に暗いムードの話でありながら、
ユーモラスな場面も多く取り入れられていたため、
とても楽しく鑑賞できました。

それにしても、
SPACの俳優さんたちの多彩さには驚きました。
そういうものが育つ土壌というのは、
やはり総監督の宮城さんが作り出しているのだなあと感じました。
本公演に負けない素晴らしい演劇でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月18日 13:51

SPAC演劇「黒蜥蜴」 演出:宮城 聡

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江戸川乱歩原作、三島由紀夫作のSPACの新作演劇「黒蜥蜴」を観ました。

小学生の時江戸川乱歩の少年探偵団シリーズにハマり、
図書館で順番に借りて読んでいた頃の、
怪しげな世界観に浸るドキドキを久しぶりに思い出しました。

第一幕は大阪のホテルの一室。
黒蜥蜴から宝石商の岩瀬庄兵衛の令嬢早苗を誘拐すると予告状が届き、
探偵明智が雇われる。
早苗と一緒にいるのは、得意客の緑川夫人(黒蜥蜴の変装)。
黒蜥蜴は、早苗をまんまと誘拐したつもりが明智に見破られ失敗。
ここでの二人の長台詞の会話の応酬が後々の展開につながります。

第二幕
東京の岩瀬邸
黒蜥蜴の手下ひなが家政婦として潜入している。
早苗をソファに閉じ込めて今度は誘拐に成功し、
身代金として、岩瀬氏の持つ宝石「エジプトの星」が要求される。

黒蜥蜴のアジトと明智の事務所では、
お互いがお互いを意識していることを独白。
東京タワーで、黒蜥蜴はまんまとエジプトの星を受け取り立ち去る。

第三幕
黒蜥蜴の舟
東京タワーからつけてきた明智がソファーの中に潜伏していることを知り、
部下にソファーごと縄で縛り海に放り込ませる黒蜥蜴。
複雑な思いを吐露する。

黒蜥蜴の私設美術館
恐ろしい人間の剥製が飾られている。
早苗も人形にされるために連れてこられたことを知る。
しかしここでも意外などんでん返しが…。

ストーリー自体とても面白く、
俳優たちの圧巻のセリフにもしびれました。
たきいみきさん演じる黒蜥蜴は、
想像していた以上に美しく、大胆かつ知的な女盗賊そのものでしたし、
大高さん演じる明智小五郎は、冷製沈着な正義の味方と思いきや、
大胆さもあり、悪を犯す黒蜥蜴の心情も理解しています。
だからこそ、黒蜥蜴の美学に惹かれ恋心を持つのでしょう。

随所に宮城さんらしいユーモアの要素もあり、
極上のエンターテイメントでした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2016年01月17日 15:59