ほし太の日向ぼっこ
豚肉学習会

生活クラブ、静岡単協主宰の豚肉学習会に参加して、
平田牧場の方から直接お話を伺うことができました。
現在、1道6県に61の農場があり
飼育はゆっくり200日かけて行ないます。
エサは、すべてNON-GM、ポストハーベストフリーの原料と、
飼料米を使った自家配合の飼料を使用。
米育ちの豚は、不飽和脂肪酸(オレイン酸)が多く、
肉質の締まりもよく美味しくなるのだそう。
平牧三元豚(LDB)とは、
丈夫で肉にサシが入るデュロックと、
健康な子豚を沢山生むランドレースをかけあわせたLD豚と、
旨みと肉質のきめ細かさ抜群のバークシャー(黒豚)を交配。
効率や歩留まりを考えると、
成長が早く、脂肪が少ない豚を生産するほうが儲かるけれど、
豚のストレスを無くして、
健康で美味しい豚を育てることを徹底した結果、
平牧の豚肉が美味しい訳がよくわかりました。
また飼料米を使う意味は、
安心・安全に加えて、食料自給率も考えての上。
平牧の豚肉を食べることで、
少しでも自給率のアップに貢献できるのはとてもいいことだと思いました。
お話の後は枝肉を解体しながら、部位の説明をしてくれました。
まわりの白身(脂肪)を丁寧にそぎ落とし、
カットしていく包丁さばきが、とても鮮やかでした。

参加者は、お土産に解体した豚肉を戴きました。
私は、もものブロックと、
半身に一つしかない豚の腎臓(マメ)をいただき、
30分ほど茹でてから薄くスライスし、
しょうが醤油や、にんにく+ごま油+塩をつけておつまみに…。
解体しているときにも臭いが全然なかったけれど、
全く臭みがなくてとても美味しかった~♪
【ほし太の日向ぼっこ】
夜の国のクーパー 伊坂幸太郎

伊坂さんの本でファンタジーは珍しいのでは…。
最初は「登場人物にみんな名前がついてて面白いな~」
なんて思ったけど、
肝心の男の人に名前がなかったのはなぜかな?
猫の描写はかなり面白いし、
猫を飼ってないと書けないようなところがツボでした。
猫と鼠の関係については、
国と国、民族と民族、富裕層と貧困層など、
すべての関係に当てはめて考えられて、
深い、大きな問題を取り上げていると感じました。
途中の伏線が最後はつながってすっきりとしてよかったです。
でも、ひとつだけ気がかりが残ったのは男性の家庭問題ですね…。
【ほし太の日向ぼっこ】
四つの手とひとつの口のための音楽

曹洞宗 「顕光院」でのお寺コンサートも5回目となるそうですが、
11月4日日曜日の午後7時から、
トラディショナル・サウンド主催で開催されました。
今回は、ギリシャ人でパリ在住のピアニスト、ステファン・ツァピスさんと、
フランス在住の仲野麻紀さんのサックスと歌で、
即興演奏とオリジナル、そしてジャズ。
二部は、作曲家渡会美帆さんも加わり
SPACで活躍中の俳優、いとうめぐみさんの「その男ゾルバ」の朗読から。
ギリシャ人で豪快なゾルバを、小柄な日本女性のいとうめぐみさんが、
見事に演じてくれました。
朗読に先立ち、ステファンが弾いてくれたギリシャの曲もとてもよかったです。
仲野さんがアフリカの子供たちの寝顔を見て作曲したという「子守唄」、
ジャズのスタンダード「セプテンバー・レイン」など、
本当に素敵な演奏で二時間があっという間でした。
帰りにCDを購入したので、
しばらく車の中で余韻に浸ろうと思います。
追伸
11/2に、11月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“紅マサリ平干し芋”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【ほし太の日向ぼっこ】
劇団spac「病は気から」

モリエール原作の「病は気から」が、
SPACの新作として上演されました。
演出はノゾエ征爾さん。
なんとSPAC総監督の宮城聡さんも出演されるという、
めったに観られないシチュエーション。
セットは、日本の映画館発祥の地である浅草の閉館した映画館の椅子だそう。
内容は、抱腹絶倒の喜劇ということで、
「もうこれは絶対に観たい!!」と最終日のチケットをとりました。
モリエールは、350年前に自らをモデルにこの物語を書き、
主役を演じ、公演終了後に亡くなったのだと…。
物語は、自分が病気だと思いこんでいる男が、
医者に言われるままに浣腸と薬付けの毎日で、
それで健康を保っていると信じ込んでいる。
愛する娘も医者と結婚させようと考え、
妻の裏切りを知り、
最後には自分が医者となる。
病の呪縛から解き放たれたとたん、
男に死が訪れるという、なんとも皮肉な結末。
SPACの「病は気から」は、
観客席と向かい合わせに、舞台にも客席があり、
ここがベッドルームやトイレや様々な場所に変身する。
観ているものに、これは自分たちの物語でもあると言わんばかりに物語が進みます。
350年前のモリエールの時代と現代、
観ていて何も違和感ないということは、
人間の本質自体があまり変わっていないということでしょう。
確かにユーモアやギャグが随所に盛り込まれ、
喜劇の様相を呈していたけれど、
物語の核心は重く、けして笑えないものだと観ていて感じました。
演劇って本当に深いです。
【ほし太の日向ぼっこ】
ピンクの栗おこわ

茨城のスタッフに戴いた、手作りの栗おこわ♪
でも、ピンク色のは初めて見ました。
茨城では常識なのかしら…?
調べてみたけどピンクの栗おこわは
見つかりませんでした。
彼女の家だけのオリジナルレシピなのかしら?
今度ちゃんと聞いてみなければ!!
追伸
11/2に、11月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“紅マサリ平干し芋”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【ほし太の日向ぼっこ】
夕暮れ時

日が短くなり、
つい二ヶ月前には午後7時くらいだった夕暮れも
今では5時になりました。
沼津や長泉町まで配達に行く時、
雪化粧した富士の山を車窓から眺めるのがとても楽しみなのですが、
今日は曇り空で往きは全く見えませんでした。
帰り道、西の空に夕焼けが出る頃、
ホンの少しだけ雲が外れて綺麗な赤富士が見えました。
ちょうどいいポイントで信号待ちしたら写真を撮りたい!!
と思ったのに、なかなか上手くいきません。
やっと写せたのがこの写真です。
【ほし太の日向ぼっこ】
干し芋試食販売。

地元のスーパーで
土曜日ごとに干し芋の試食販売を始めました。
お客様と直接お話ができる貴重な機会。
玉豊と玉乙女、2種類の干し芋の食べ比べで、
たくさんの方に干し芋の味を体験して戴きます。
初日となったこの日、多くの方に試食しお買い上げいただき、
干し芋のお好きな方が、
沢山いらっしゃることがわかって嬉しい楽しい一日でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
十三夜

10月27日は十三夜(別名芋名月)でした。
どおりで近頃、月が綺麗だと思っていました。
義母から、へそ餅と秋の練り切りを貰いました。
久しぶりに食べた「お月見だんご」、とても美味しかった~♪
お抹茶をたてて頂きました。

練り切りは、月とすすき、赤とんぼ、かのこ。
和菓子は見た目も楽しいです。
この日は土曜日だったので、
一足先に「ハロウィンパーティー」をやる人も多く、
仮装した子供たちが通りをたくさん歩いていました。
最近は、旧暦の行事よりハロウィンの方が人気が高いみたい。
スーパーでも、ずいぶん前からハロウィンのお菓子なんかが並んでいるけど、
お月見のお団子は見なかったな~。
【ほし太の日向ぼっこ】
干し柿完成

先日父親と二人で一生懸命に皮をむいて干した、
柿が美味しく出来上がりました。
いつもの年は、柿がなるころまだ残暑が残っていて
干してもカビてしまったり、
ハエがきたりしてしまうのですが
今年は朝晩冷え込む日が続いたおかげで、
とても上手く干しあがりました。
いつの間にか取り込まれていて、
大半は冷凍庫へしまわれ、
少しだけ冷蔵庫に入れてありました。

そのまま食べるのもとっても美味しいけど、
大根と一緒に「なます」にしたら、
柿の甘さが嬉しい一品になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
映画「終の信託」 周防正行 監督

観終った後、タイトルの意味がよくわかりました。
周防監督の映画はいつも考えさせられる作品なので、
今回もかなり重い内容でした。
始まってしばらくして音楽がないな~と思ったら、
とても印象的なところでオペラが使われていました。
それが私が思った通りの曲だったので、
なんだかとっても嬉しかったです。
実話に基づいたストーリーだったのでしょうか、
周防監督は取材を徹底的にされる監督なので
検察庁や検事の取調べなど、かなりリアルでした。
終末医療に限らず、自分の意志をしっかりと家族に伝えておくこと
(リビング・ウィル)が必要だと強く感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】