きらくな寝床
自然農の田んぼ 共同の田植え

お昼すぎまでかかった赤米の田植えが終わったら、
今度は黒米の田植えです。
まずはまた苗取りから。

黒米の籾は、かなり間隔をあけて蒔いたので、
苗は元気に育ち、また苗取りも楽でした。

赤米の苗よりも丈は短いけれど、
太くしっかりした黒米の苗。
早いものは分けつしている苗もありました。

全部植え終わったら、
水路を開き水を入れます。
夜からは雨が降る予報なので、
植えたばかりの苗にとってはいい気候です。

午前中は10人、午後からは7人となりましたが、
朝9時から始めた田植えが16時過ぎに終わりました。
やっぱり農作業は人数が必要です。
ここをもし一人で植えるとしたら2週間はかかるでしょう。
実際、みんな自分の田んぼはそうやって時間をかけて田植えをします。

町田家から、作業終了後に嬉しい差し入れ。
バナナのタルトと自家焙煎の珈琲を頂きました。
一日真夏のような暑さで体力も消耗しましたが、
この時間は疲れも忘れるホッとするひとときでした。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 共同の田植え

畦塗りをした次の日5月29日に、
共同の田んぼに赤米と黒米を植える、田植えに行ってきました。
一日たった畦。
まだ乾いていないので注意書きがありました。

田植えの前に、畝間に植えてあった小麦を収穫しました。
今頃の季語に『麦秋』という言葉があります。
麦が金色に熟し「収穫の秋」という意味から名づけられました。

麦の収穫は、稲のように刈るのではなく、
穂だけを摘み取っていきます。
今回の麦はまた種にするようですが、
もしかしたら少しくらいはパンに焼けるかも。

麦と一緒にはえていた、ひっつき虫の草が、
手袋に沢山ついてしまい、痛かったです。
けれどこの草はここで枯れてしまうので、
稲にとっては悪い草ではないとのこと。
ただ作業はやりづらいです。

麦の収穫が終わり、
田んぼの表面の草を草刈り機で刈っている間に苗取りです。

最初は、赤米の苗から植えます。
赤米は稲穂がとても綺麗なため、
今年から共同の田んぼに植えることにしました。

張ったロープの目印に沿って、
並んで植えて行きます。

草の根を切りながら土を掘り、
苗の広がった方を東南方向へ向けて、
一本一本丁寧に植えて行きます。

植え終わったところ。
とても田植えが終わった田んぼには見えませんが、
自然農ではこれが田植えです。
【きらくな寝床】
おまちバル その2

4軒目、どこに行こうか探していると、
そろそろ「終了しました」の札がかかっているお店が増えて来ました。
あっちこっち彷徨っていると、
七間町の店の前で声をかけて戴いたのが『KAORAKAN』でした。
「静岡で一番美味しいチキンバーガーが食べられるカフェです」
と書いてある通り、とっても美味しいバーガーでした。
が、この時はお腹がいっぱいだったので持ち帰ることに…。
Gちゃんが気をきかせてジップロックを持参してくれていて、助かりました。
フライドポテトも一緒に持ち帰り、ドリンクは白ワインを飲みました。
写真を撮る前に袋に入れてしまい、
とってもさみしい写真になってしまいました。
ここは、普段はハーブなどを販売しているお店のよう。
すごーくレトロな建物でした。

5軒目には、毎回行っている安心の『BAR la tazza』へ。
早い時間はけっこう並んでいたようですが、
遅い時間になるとすんなり入れました。
イタリアンオムレツとキャロットラぺ、サラミナポリの三点盛り。
やっぱり美味しい~。
そろそろ酔いも回ってきたので、
赤ワインのジンジャーエール割り『キティ』を頼みました。
「次回は、チケットは一人1冊にして、
5軒目にここにきてゆっくりしてもいいね」
とGちゃんと話したくらい、
おまちバル限定の割引があり親切なお店です。

二人でチケットを3冊購入したので残りは2枚。
一枚はGちゃんが先に気をきかせてお土産バルを購入してくれたので、
残りは一軒となり、
最後は、コーヒーで〆ようと『hugcoffe』へ。
街中に3店舗ありますが、両替町にある本店のここが一番広いお店です。

私はカフェラテ、Gちゃんはチャイを注文。
焼きたてのチュロスが美味しかったです。
近くの席に座ったカップルと、
今回の戦果について話をしたのも楽しかったです。

最後にお土産バルもちょっぴり紹介。
常磐町にある大石精肉店の焼き豚です。
普段とても高いお肉屋さんなので量はちょっぴりですが、
とても美味しかったです。
これで今回のおまちバルは終了。
毎回計画通りにはいかないけれど、
それも楽しみの一つです。
【きらくな寝床】
おまちバル

毎年恒例の「おまちバル」。
今年も19時にGちゃんと呉服町の谷島屋で待ち合わせして、
さっそく参戦!
まずは、今年初参加の19時半までのお店へGO。
「テーブル空いてる。やったー」と思ったら、
「おまちバルの方は今満席なので少しお待ち下さい」と言われ、
後から来たお客さんがどんどん入っていきます。
まあ一般のお客様優先も仕方ないかと、待つこと15分くらいたってから、
「まだあと15分くらいかかります」と言われました。
「そしたら、19時半は回ってしまい終了ですよね?」と聞くと、
「そうですね」といわれ断念。
それにしても、もっと早く言ってくれたらよかったのに!!
最初から計画通りに行かず、
迷った末にGちゃんちのご近所のさきちゃんが、
この前行ってよかったという『Cafe & bar K’s』に行ってみました(写真)

ここはお姉さんが一人で切り盛りしているということで、
店内も10人位入るといっぱいになってしまう、こじんまりとしたお店でした。
が、出てきたメニューは凄かった!
ドリンクは80種類から選べて(私はプレミアムモルツの生)
メニューはデミグラスソースハンバーグ(ガーリックトースト付き)
最初のつまずきもなんのその、
美味しく頂き、すっかり上機嫌な二人。

その後は色々放浪した末に、
去年、遅い時間に行ったらものすごい行列で入れなかった『オルガニコ』さんへ。
まだ早かったのですんなり入れました。
(が、出る時にはやはり行列ができていて大正解!)
抹茶のティラミスと白ワイン(初心者向け)を選択。
いい抹茶を使ってるな~おいし~。

Gちゃんは、カレーもつと白ワイン(こっちの方が甘くて美味しかった)
オルガニコさんは、ガラス張りのお洒落な店内で普段なら中々入れないような雰囲気。
でもおまちバルなら大丈夫。
中も広くてびっくりで、有機野菜にもこだわったいい感じのお店でした。
今度また機会が会ったら行ってみたいです。

次は、去年ウチのスタッフに一番よかったと言わしめた『テキーラ・ダイナー』へ。
『K’s bar』で並んでいる時に後ろの人と情報交換した時にも、
「さっき言って来て美味しかった~。もう一度行きたい」と言われ、
ワクワク気分で列に並びました。
ここは常に並んでいて大体20分待ちくらい。
並んでいる時に、
Gちゃんにチケットの半券を託して抽選会場へ行ってもらいました。
毎年参加賞のドリンクしか当たったことがないのに、
今年のGちゃんは大当たりで、ブランケットとクリアファイルをゲット!
やったね。

テキーラ・ダイナーさんでは、
最初にカウンターでドリンクを注文して受け取ってから席へ。
普段もそういうお店なのかな?
混んでいるのでテーブルも相席です。
ここでも情報交換。おまちバルの楽しみの一つです。
おつまみステーキと、ハンブルグステーキ。
どっちも噂通りなんだけど、
よっく考えたら自分はそれほどお肉好きではなかったので、
他の人たちほどテンション上がらず…。
やっぱり自分で好みのお店を見つけるのが醍醐味ですね。

ドリンクはカールスバーグ(今回はビール多し)
Gちゃんは、カシスオレンジを選択。
ここでチケットの半分を消化。
まだまだ珍道中が続きます。
長くなったので続きは明日に…。
【きらくな寝床】
自然農のたんぼ 共同作業『畦塗り』

畦塗りは、田植え前にモグラ穴など、
水が抜けやすくなっている畦を、しっかりと塗り固め、
水漏れを防いで稲に充分水が回るように、
そして同時に水を貯めて水温を上げるようにするための作業です。
まずは、畦塗りする場所の草を刈り、
草の根っこを取り除きます。

30センチくらいの幅でスコップの半分くらいの深さまで溝を掘り、
土を掘り上げます。

堀った溝へ水を引き入れます。

掘り上げた土を戻し、
土と水を足で練り柔らかくします。
クワを持ってバランスをとらないと大変です。
子どもの泥んこ遊びの様ですが、
足をとられけっこう重労働です。

よく練ったら表面を平らにして、
畦側に土を少し盛り、固めます。

続けて2か所目の畦塗り。

3か所目。

だんだん慣れて来ましたが、同時に疲れもたまってきます。

我が家の苗床。
この前しっかりと草取りをしたので、
稲がしっかりと育っていました。
早いものでは分けつが始まっている苗もありました。
このあと5日後に田植えの予定です。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 苗床草取り

5月8日、一回目の苗床の草取りに行ってきました。
籾蒔きから2週間がたち、苗が成長したため、
町田さんが、ベタ掛けにしてあった不織布を、
持ち上げておいてくれました。

不織布をとると、
けっこう成長した苗が見えましたが、
掛けてあった稲わらをどけると、
草がたくさん生えていました。
特によく似ている、
ヒエと稲の見分けが大変でした。

雑草を抜いてしまうと
たくさんあると思っていた苗がまばらになってしまいました。
この中にもヒエがまだ潜んでいるかもしれません。
もう少し成長するとはっきりします。

自分たちの田んぼは1時間ちょっとで草取りが終了したので、
仲間がやっている広い苗床の草取りを少しだけお手伝いしてきました。
【きらくな寝床】
紫露草

数年前長野県飯田市にある知り合いの山荘にはえていた紫露草。
その時初めて見た紫色の花がとても印象的でした。
いただいて庭に植えたら毎年この時期になると、
知らぬ間にきれいな花をつけてくれます。
家の東側の、あまり日当たりもいいとは言えない場所で、
特別な世話も何もしていないのに、
毎年毎年楽しませてくれるけなげな花です。
調べたらピンク色と紫色の種類があるようです。
我が家の花はどちらかというとピンク色に近いようです。
この花を見るともうすぐ夏、という気がします。
【きらくな寝床】
原木しいたけ

いつも色々とお世話になっているGちゃんが、
とっても大きな原木椎茸を持ってきてくれました。
(大きさがわかるようにガム置いてみました)
この大きな椎茸は、Gちゃんのご両親が井川の方で育てているもの。
毎年戴くのですが、大きな割には瑞々しくて柔らかで、
とれたてなので風味もとってもいいです。
さっそくバター醤油で焼いたらホント美味しかったです。
食べやすく切って焼いたんだけど、
2枚でフライパン一杯になっちゃったのには驚きました。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 苗床作り2016

4月24日に、田んぼの苗床作りに行ってきました。
二年続けて同じ場所で苗床を作ったので、
少し低くなってしまっていたのが気になり、
今年は去年の場所と少し変えてみました。
まずは、苗床の大きさ プラス 溝の広さだけ草を刈り、
刈った草は除けます。

残った草の根っこを丁寧に取り除きます。
この作業でキレイに取り除くとその後が楽になります。

表面の土を少しだけ削り取り(草の種を除くため)
表面5センチほど耕します。

耕した土を両手でこまかくし、表面を平らにならします。
種もみのベットを作るような感じです。

ここまでできたら、周りに溝を掘ります。
田んぼにはモグラの穴がいたるところにあり、
モグラ対策に少し深めに掘ります。
また草取りなどの作業がしやすいように、
広めに(長靴でまっすぐ立てるくらい)にすると後々楽です。

昨年の収穫時にとっておいた『あさひ』の籾を一粒づつ蒔いていきます。
理想は3cm四方に一粒ですが、
ついつい余らすのが勿体なくて、少し過密気味になってしまいます。

籾を蒔き終ったら、
溝を掘った時に出た深いところの土をふるいでふるって細かくし、
揉が隠れるくらいまで土を被せます。

土を全部かけおわったところです。

土をかけたら、今度は昨年収穫した藁を5cmほどの長さに切って、
保温と、乾燥を防ぐために上から被せていきます。
土が見えなくなるくらいまで、みっちりかけます。

最後に不織布をベタ掛けして終了。
風で飛ばされないよう、上に軽く重しとして竹をのせました。
苗床が小さいので、バッテンになってしまいました。
ここから約1週間で発芽します。
【きらくな寝床】
自然農の田んぼ 共同作業 黒米の播種
熊本県、大分県大地震の被災者の皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
田んぼに向かう途中、
NHKラジオから流れた佐野元春の『約束の橋』。
フルコーラスで流れたので聴き入ってしまいましたが、
その曲を聴いた被災者の方から「元気が出ました」というメールが届いたと、
番組終了間際に読まれました。
メッセージや、音楽、何でもいいので、
被災者の方が少しでも元気が出たらいいなと思いました。

19日、20日の二日間、共同の田んぼの、
黒米の苗床作りと籾まきを行いました。
仕事の都合で私は20日水曜日に参加。
写真は、我が家の田んぼです。
クローバーが咲き、去年種を蒔いた蓮華も少し咲いていましたが、
一番多かったのは、ガマノホみたいな草でした。
毎年生えてくる草の種類が変わってくるのが面白いし不思議です。

前日の作業で苗床が出来あがっていたので、
籾米を3cm四方の間隔で蒔いていきます。
今年の苗床の溝は、長靴でまっすぐに立てるくらい幅が広く掘ってあり、
作業しやすかったです。

籾米を蒔いたら、上から細かくした土を被せます。
溝を掘った時に出た土を細かくし、ふるいにかけてふんわりと被せて行きます。

蒔いた籾米が隠れたら、被せた土を上から軽く押さえて平らにします。

その上から、去年収穫した藁を細かく切ったものを被せます。
まだ寒い日があるので保温のためです。

藁を全部かけ終わったところ。

上から保温のために不織布を被せます。
7日から10日くらいで芽が出るようです。

もう早々と苗床を作り終わった仲間がいました。
我が家でも今週末に苗床を作る予定です。

作業終了後、町田さんお手製の苺タルトと珈琲をご馳走になりました。
いつもながらとっても美味しかったです。
【きらくな寝床】