きらくな寝床
藁ぞうり

木工の同好会「木楽名会」では、
最近竹かごつくりを習っていましたが、
今回は自然農の町田さんから藁ぞうり作りを教わりました。
土台となる縄は町田さんがなってきてくれたので、
鼻緒に使う部分をなうところから始めました。
藁4本を互い違いにして布を巻き、
それを二本で手のひらの上でなっていきます。
これがなかなか難しい…。
何とかできたところで、
いよいよ足の指に縄をかけ、つま先部分から編み始めました。
時間がなくなってしまい片方だけですが、
可愛く完成♪
次回で両足分そろいます。
【きらくな寝床】
棚田の草取り

田植えから約2ヶ月たった、
棚田の草取りに行ってきました。
一般栽培から切り替えた一年目の田んぼなので、
あまり草の種がなかったらしく、
意外と綺麗な田んぼです。
分けつも順著に進んでいます。
目立つヒエと大きな草を一列おきに取りました。

片隅に植えた、古代米も細いけれど、
ちゃんと育っていました。
収穫の時には色々なお米が楽しめそうです。
これでもう、稲刈りまでにすることはないので、
11月の終わりの稲刈りが楽しみです。
【きらくな寝床】
豆乳ヨーグルト

今年も豆乳ヨーグルトが美味しい季節になりました。
友人に教えてもらって取り寄せた、
ブルマンヨーグルト、Aoyama-YC菌。
これはスターターキットに付いてきたウォーマー。
作り方は簡単で、
豆乳1リットルに、Aoyama-YC菌一袋を入れてよく振り、
ウォーマーを巻いて、夏なら6~7時間くらい置くだけ。
夜寝る前に仕込んでおけば、朝起きたら出来てます。
(でもホカホカだから、すぐに食べると豆腐みたいな感じで、
冷やせば立派なヨーグルトです。)
一般の乳酸菌は23~25℃の常温発酵菌なのに対して、
この「Aoyama-YC菌」は、38~45℃で発酵するため、
体内に摂取した後に最も活発に働くこと。
また酸にも強いため、
胃の中でも死滅せずに腸に届き、
腸の中でも生き続けるため、
乳酸菌本来の有効性が期待できるんだって。
何よりもとっても美味しい♪
ちょうど、豆腐とヨーグルトの中間のような味で、
私はバナナや苺ジャム、ブルーベリーなんかを入れて食べますが、
和風の味付けがよく似合うらしく、
黄な粉や黒蜜、あんこなどもいいみたい。
今度やってみよう♪
【きらくな寝床】
「らっきょう」の修理

お米を計って袋に入れるときに絶対に必要なのがこれ、
「通称らっきょう」。
ブリキ製で、
主にお茶を量って袋に入れるのに使うものらしいです。
お米とお茶では重さが違うからなのか、
先端がわりと壊れやすいのです。
特殊なものなので結構金額も高く、
壊れてもすぐに買い換えるという訳にも行かず
ガムテープで補強して使っています。
でも指を切りそうで怖いし、
お米がこぼれてしまうので
なんとかうまく修理できないものかと考えていて、
木楽名会で有田先生がハンダ付けをしているのを見て、
これなら上手くいくかな~と教わることにしました。
結果、
のりしろがあるようにはがれたところは上手くくっつくものの、
破れたところは駄目でした。
それでも今までの状態よりはずっといいのでしばらくはこのまま使います。
いよいよとなったら、
一つを壊してパッチワークのように貼ってみます。
必要に迫られると、
色々な技が覚えられていいですね~。
【きらくな寝床】
最後のお味噌

今年の2月、
お味噌を仕込んだときに蔵出しした去年仕込んだお味噌。
だいたい1キロずつくらいタッパーに小分けして使っていたけど、
今日で最後の1キロになりました。
残りあと一ヶ月くらいもつでしょうか。
2月11日から食べ始めたから、
ちょうど半年で終了です。
来年はこの倍仕込まなければ…。
【きらくな寝床】
木楽名会

原田くんが教えてくれる「竹ザル」効果で、
若者が3人も増えました。
彼らは「竹ザル」を作りたくて来ているので、
木工とは少し違うかもしれないけど、
最近は私も「一閑貼り」をやっているので、
同じことですね~。

底に穴があいてしまった竹かごを修理するために、
一閑貼りにすることに…。
まず半紙を細かく裂いて重ねて貼り、
ある程度土台ができたら仕上げに和紙を貼ります。
半紙は薄くて貼るのが大変。
でも、和紙はしっかりとしていて貼りやすく、
土台にも自然に馴染んで形になるので
初めてにしては綺麗にできました。
そのままでは寂しいので、
アクセントに菊姫のビンのラベルを剥がして貼ったところ。
上から柿渋を塗って完成~♪
どんな色になるか楽しみです。
追伸
昨日は「小暑」でした。二十四節気更新しました。(新暦の七夕でした)
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「小暑」の直接ページはこちら
小暑
【きらくな寝床】
後藤さんの「バジルソース」

毎年この季節になると、
後藤さんが「バジルソース」を作ってくれます。
さっそくパスタで和えてみました。
爽やかな風味で、
これを食べると夏が来た~って感じます。
今年はカシューナッツ入りだそう。
これから、
お弁当におつまみにと大活躍します。
後藤さん、ご馳走様。
追伸
昨日7月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月のお宝ほしいもは、“紅マサリ四切りほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【きらくな寝床】
大豆の種まき

今年はお米を作らない、空いている自然農の田んぼに
大豆の種を蒔きました。
やり方は町田さんの指導です。
60センチ間隔で、田植えと同じように草をかきわけ、
直径10センチくらいで、丸く表面の土を鎌でほぐします。

ほぐした土に小さな穴を3ヵ所あけて、
大豆を3つぶづつまきます。

大豆が見えないよう、土をかるくかぶせ、
表面を少し平にならします。

その上に、草を切ってかぶせます。
葉っぱは面積が大きいので、
大豆の芽が持ち上げるのが大変だから、
草の茎をこまかくしてかけます。
一列終わったら、
縦も60センチ間隔に植えていきます。
3粒づつ植えるのは、全部芽がでるかわからないから、
3本とも芽が出ても、間引いて1本にするのだそう。

作業の後は、
真奈美さん手作りの、かぼちゃプリンをいただきました。
ひんやりして、自然の甘さとつるんとしたのど越しが嬉しい、
とっても美味しいおやつでした。
【きらくな寝床】
芸術的なざる

木楽名会で私たちに竹ザル作りを教えてくれている原田君は、
山梨県の「富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター」、
通称「ザル学校」で学んでいます。
メンバーの山口さんも
ザル学校に時々顔を出すようになったので、
お願いして、そこの名人たちが作ったザルを買ってきてもらいました。
私たちが最初につくったザルと編み方は同じザルの大きいものと、
全く違う編み方のざるを二枚、買ってきてくれました。
思わず見とれてしまうほど、まさに芸術品のようなザルです。
このザルを見ていると、
美術品ではない日常の雑器など、
無名の職人による民衆的美術工芸の美を発掘した
柳 宗悦の民芸運動を思い起こします。
【きらくな寝床】
自然農の田植え

6月には珍しい台風上陸の翌日、
静岡市葵区坂の上で自然農の田植えに行ってきました。
先週の土曜日に予定していたものの、
雨で翌日になり、
日曜日は行けなかったので、平日なんとか都合をつけていくことに…。
写真は苗床。
二週間前より、さらに苗が育っていました。

まずは苗床から苗を土ごと掘り出し、
一本づつ根に土をダンゴのようにつけながら分けて行きます。

田植えができるように苗を準備するところから始まります。

いつもの年は苗を1本づつ、穴を掘って埋めて行きますが、
今年は先にいくつかの穴を掘って効率よくやりました。

掘った穴に苗を1本づつ置いて行きます。
これでいちいち取りにいかなくても手際よくできます。

この田んぼは、今年一年慣れるために7人くらいで一緒に作業しています。
みんな予定がバラバラなので行けるときに行きます。
この日は二人だけでしたが、
私たちが帰った後に1人来て作業していったようです。
自然農の田植えは一日で終わらず、
師匠の町田さんは自分の田んぼに1ヶ月近くかけて苗を植えていきます。

苗を植えた後の田んぼ。
雑草は田植えの前に刈り払いするだけなので、
草をどけながら土を掘り、苗を植えます。
ずっとしゃがんでいるので腰が痛くなったり、
鎌で土を掘るので手にマメができたりもします。

今年の苗床は去年まで一般栽培していた場所。
なので草もはえず、苗も大きく成長しました。
けれど町田さんの苗床は、
もう何年も自然農をしている場所なので、
苗は大きく育たないけど、根っこがしっかりと張っていました。
一番手前が自然農の苗。
後ろ二本は自分たちの苗。
背は高く伸びたけど、根っこが短かかったり少ないです。

一日作業した田んぼ。
一列に108本の苗を植えました。
二人がかりで一日やっと5通りでした。
日曜日は8人で14列だったそう。
残りがあと8列か9列なので、
三人でやれば一日で終わるかな?

坂ノ上の田んぼのまわり。
のどかな田園風景です。
イモリがたくさんいました。
【きらくな寝床】