きらくな寝床
郵便ポスト

先週の木楽名会で、会社のポストを作りました。
前日に色を塗った板を仮組みし、寸法が合わないところを切って、
屋根がのる部分は両方を斜めに裁断し、
いよいよ本組みです。
長めのネジで止めるのでまっすぐになるよう気を使います。
ネジの穴は後から見えないように木で塞ぐので表面を少し引っ込めます。
蝶番は一人で取り付けるのは難しいので、
仲間に手伝ってもらいなんとか完成~♪
開けるときちょっと「ぎぃ~」という音がしますが、
それも愛嬌です。

家に帰って前面が寂しいので何か入れたいと思い、
「POST」と描くか「タツマ」とするか悩みんでいると、
娘が「ポストって書く必要ないんじゃない?」と言うので、
英字の筆記体で「TATUMA]としてみました。
遊びで切り抜いたウサギがあったのでそれも貼ってみたら、
なかなか可愛いポストになりました。
もうひとつの悩みが取り付けです。
今までは大きな樽に乗せていたけど、
今回のポストは薄いので自立式にはなりそうもなく、
ホームセンターで相談したら、
「振動ドリルとコンクリート用のドリルの刃を買って壁に穴を開け
ねじを打ってポストをひっかけるといい」と教わりました。
でもドリルを買ったら1万円くらいします。
困って、お店の入り口の壁を見たら、
前に何か取り付けてあった穴がちゃんと開いていました。
それを利用できないかと寸法を測ったらピッタリ!!
ということでドリルも買わずにみごと取り付けに成功!!
干し芋屋さんの店頭にはあまりそぐわない可愛いすぎだったかも…。
今回かかった費用は、
材料の木材1800ミリ×90ミリ×18ミリの板3枚、
198円×3 、カット代金30円×6箇所180円
蝶番(二個入り)580円・真鍮の取っ手298円
塗料980円(茶色)698円(白)
合計3330円
ネジやボンドは家にあったものを使ったのでこれだけ。
【きらくな寝床】
自然農の脱穀

11月23日に予定していた稲の脱穀が雨で24日に変更になりました。
本当ならいい天気の下でやりたかったけれど、
朝方また雨が降ってあまりいいコンディションではありませんが、
田んぼに足踏み脱穀機2台と唐箕(とうみ)を設置。

23日は予報で雨が降ることがわかっていたので、
町田さんが急遽、稲をブルーシートで覆ってくれて
だから雨の後でもすぐに脱穀の作業に入れました。

まず、干してある稲を竿から外して脱穀機まで運びます。
そこで3束づつ縛っている紐をほどいてから
一束づつ脱穀していきます。

足で踏むと勢いよく回転する突起にあわせて稲を差し込むと、
簡単に脱粒していきます。
脱穀機はリズム良く踏まないと、
逆回転になってしまうので中々大変です。
この機械ができる前はもっと大変だったのでしょうが、
現代の稲作に比べると、この足踏み脱穀もかなり重労働です。
2台で半日かけてやっと収穫の半分くらいが終わりました。
(籾柄つきで30キロの袋に1.5倍くらいありました)
ほとんどが「あさひ」という品種です。
他にも黒米や緑米、来年の種もみ用も脱穀したので、
そのつど脱穀機をきれいにして、籾が混ざらないようにします。

脱穀が終わった籾。
箕の中にはゴミや茎、雑草なども混ざったまま。
大きなものは取り除いて唐箕にかけます。
土曜日の作業はここまで、残りは翌日に持ち越しです。

日曜日は、前の日残した稲の脱穀をやってから、
唐箕にかけて籾と籾殻、ゴミに分けます。
唐箕は、ハンドルを回すと風が起こります。
そこへ上から少しづつ籾を落とすと、
粒がしっかりとした重い籾は下に、
中身の入っていない軽い籾がらは飛ばされるという仕組み。
本当に「良くできた機械だねぇ」とみんなで感心しました。

下からどんどん綺麗になって出てきます。
「あさひ」は全部で70キロ近くありました。
もみすりしても60キロくらいかな?
初めてみんなで行なった坂ノ上でのお米づくりは大成功と言えました。
12月の半ばにはもう一度集まり、
まわりの柵を片付けたり棚田の整備をして、いよいよ新米の試食です。
【きらくな寝床】
漆塗り教室

静岡市田町にある「西部生涯学習センター」主催の
『漆塗りのお弁当箱作り』に参加しています。
全6回のうち3回目が終わったところ。
田町で長年、漆塗りの工房を開いている細田さんの指導の下、
漆塗りのお弁当箱と飾り板を作ります。
一回目は、板に生漆を塗り、お弁当箱のデザインを考えました。
漆塗りのアクセントに、
螺鈿のように貝を貼る、
色漆で、葉っぱや彫った模様や布を型押しする、
鎌倉彫りの模様を彫るなど、
それぞれ趣向を凝らして模様をつけます。
私は貝を貼ることに決めて、
二回目の作業は、稲とトンボと太陽を作り粘着テープに移し取ります。
薄い貝は熱湯で柔らかくして切ります。
細かい作業なので大変でした。
そこに漆を塗ってお弁当箱に貼り付けて漆が乾くまで一週間置きます。

板に二回目の漆を塗って布でふき取ったところ。
だんだん色が濃くなってきました。

これが漆。
塗るときはクリーム色に近いけど、
空気に触れるとこげ茶色に変化していきます。

先週貼った粘着テープをそっと剥がし、
(それでもけっこう貝がはげてしまいました)
上から漆を塗ったところ。
来週は磨くそうです。
どんな作品に仕上がるのかとっても楽しみです。
追伸
一昨日、「プレミアム干し芋セット」販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
直接ページはこちら
プレミアム干し芋セット2012
【きらくな寝床】
木版画教室

静岡市葵生涯学習センター主催の木版画教室に参加しました。
講師は河野修治先生。
全3回で、木版画の年賀状を作る講座。
一回目は、版木に見当をつけて図案を写す。
二回目は、彫り。
三回目は、刷り。
ということで、抽選に当たった運のいい20名が集まりました。
来年は巳年なので、ヘビの図案。
私はひらがなの「み」をデザインした可愛らしいヘビを選びました。
この柄が、彫りも刷りも一番簡単かな~?
なんて思いきや、「賀」の足の部分がつながってしまったり、
思った色が出なかったりと、けっこう四苦八苦。
最終日、なんとか完成版を提出して終了!!
ヘタだけど、一つの作品が完成するのを見るのは楽しいです。
年賀状も、毎年忙しくなると後々になってしまうので、
講座で早めに出来上がって嬉しいな♪
【きらくな寝床】
どんぐりころころ♪

友人の家で、娘さんが拾ってきたどんぐりを見たら、
10月8日の日本経済新聞のコラム「春秋」に、
「どんぐりころころ」の歌の紹介が載っていたのを思い出しました。
「どんぐりころころ」には幻の3番があるというのです。
2番は、やっぱりお山が恋しくて、泣いてはどじょうを困らせた~♪
で終わっていたので、別の音楽家がハッピーエンドの歌詞をつけたのだそう。
3番は、「どんぐりころころ泣いてたら、仲良し子リスが飛んできて、
落ち葉にくるんでおんぶして、急いでお山に連れてった~♪
うん、とてもいいです。
でもコラムには、落語家の桂分枝さんがつくったという,
4番も紹介されていました。
「どんぐりころころ帰ったら、仲間がみんな拾われて、
お話し相手がいなくなり、どじょうに会いに転がった~♪
と物語がエンドレスになるという…。
久しぶりにクスッと笑えるいい話だなと思いました。
【きらくな寝床】
自然農の稲刈り

11月3日、総勢11名が集まり
秋晴れの下、稲刈りを行ないました。
分けつが23本もある立派な稲や、
4、5本しかない稲もあり、まちまちです。
草も一緒に刈り取ってしまうので丁寧に抜き、
だいたい一握りくらいの束になるように置いていきます。

どんどん刈り取られていく稲。
お昼前までに殆ど刈り取りは終了。
午後からは、刈り取った稲を、三束重ねて縛り。
竿に「はざがけ」していきました。
この前刈り取った黒米の上に二段と、
もう一本の竿にほぼ一列。
なかなかの収穫でした。

稲刈りのあとは、
オーガニックビールのおまけに貰った大麦の種を、
刈り取った稲の切り株に2,3粒づつ蒔きました。
こうすることで保温と保湿になるのだそう。
無事芽がでて育てば、
田植え前に刈り取りができるかな?

かなり熟していたので、
穂先や籾がたくさん田んぼに落ちていました。
少し拾ってきたので、
一足先に玄米ご飯に混ぜて炊いてみようと思います。
【きらくな寝床】
トマトの…

世の中、かなりトマトブームだと思っていたら、
こんなものまでありました。
なんと「トマトかきもち」です。
この前木楽名会で、仲間がおやつに持って来たのを
珍しがって食べていたら残りをくれました。
どこで入手したのかは不明ですが、
富山県の会社で作っていました。
トマトパウダーがまぶしてあるので、
食べた瞬間が一番トマトの味がします。
色々考えるものですね~。
【きらくな寝床】
遠州横須賀の名物

ちっちゃな文化展のもう一つの楽しみはお買い物。
伝統的な製法で醤油を作っている「栄醤油醸造」の
百年以上前の醤油樽です。

国内産の丸大豆、小麦、塩、仕込み水だけを使って、
一年半かけて発酵醸造させるのだそう。
手前がもうすぐ絞られる発酵熟成中の醤油。

日本酒と同じように、
もろみごと袋に詰めて、舟と呼ばれる槽に入れると、
重みで下から醤油が絞られて出てきます。
この絞った醤油にもう一度麹を加え、
木桶で再度一年半発酵熟成させた二度仕込みの醤油が、
「甘露栄醤油」
とろりとした旨みと色が濃いお醤油です。
これと対照的な「薄口醤油」と二本買ってみました。

同じく遠州横須賀名物の「愛宕下羊羹」は、
羊羹だけを製造販売している羊羹専門店。
昔ながらの裸の姿で売られています。
人気の栗はいつでも売り切れになってしまい、
まだ、一度も食べたことがありません。

栗山製麩所の麩菓子。
長い1本売りのものと、大袋のお徳用。
私はいつも500円の大袋を買います。
普段は着色料は避けたいところですが、
この麩菓子だけは子どもの頃から馴染んだ味で止められません。
追伸
「干し芋大判セット」販売開始しました。
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【きらくな寝床】
遠州横須賀街道ちっちゃな文化展

「街並みと美の晴れ舞台」というサブタイトルどおり、
ここ横須賀街道には昔懐かしい建物が残っています。
醤油蔵や酒蔵、旅館、材木店、お豆腐屋、民家、
それぞれの場所に様々なアート作品が展示してあります。

だまし絵の展示は畳の上に…。
作者が、美術館や畑、駅、道路、劇場、至る所に作品を持って行き、
写真撮影をした様子を見せてくれました。

古い味噌蔵や鉄蔵にも展示してあります。
独特な空間の中で見るアートは、
よりいっそう趣があります。

今年の9月まで開業していた医院にも、
油絵の作品が飾られていました。
歴史の重みを感じます。

清水邸の庭にあった屋外アート作品。
生憎の雨でしたが、
いろんなアート作品に触れられ楽しい一日でした。
【きらくな寝床】
竹と革の遊び展

10月26日(金)~28日(日)の三日間、
新富士駅 ステーションプラザで
「竹と革の遊び展」が開催されています。
富士市内で、それぞれ、
竹工芸、袋物、一閑貼り、木工の教室で学ぶみなさんが
作品を展示即売する会です。

沢山ある中で、迷って決めた竹のカゴバック。
とても丁寧に作られていました。
作者がいらっしゃったので、
付いていた価格からさらにまけていただきました。
とても嬉しかったです♪
【きらくな寝床】