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ほしいもブログ
谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔
昨年同級生から借りた『武満 徹 音楽創造への旅』という本は、
立花隆さんが、6年間に及ぶインタビューと緻密な取材によって解き明かした、
武満徹氏の生涯と創作の過程を、
700ページに及ぶ大作として書き下ろしたものでした。
読むのにもかなり時間がかかりましたが、
今までまったく知らなかった現代音楽の巨匠を、とても身近な存在として感じることができました。
というのも、武満徹氏は自分の父親と同じ年で一人娘さんも私と同じ年。
何となく父親の人生とも重ね合わせて読んでいました。
その後、武満さんの最も親しい友人だった谷川俊太郎さんが、
武満さんと親しかった各界の著名人にインタビューしたこの本を借りました。
この本はとても面白くてすいすい読めました。
立花さんの音楽創造の旅の中で出てきたシーンをまた違う角度で聞けて、
2冊合わせて読むと、武満徹という人物がさらに立体的に魅力的に浮かび上がってきました。
今まで武満さんの音楽はあまり聞いたことが無かったのに、
とても親しみと興味がさらにわきました。
まずはとっつきやすい映画音楽から聴いてみたいな。
日時: 2018年10月21日 16:32