静岡市美術館で開催中の『古代エジプト展』に行ってきました。
子どもの頃に「王家の紋章」というマンガを読んでから、
古代エジプトにはずっと憧れていたので、
いつかエジプトに行ってピラミッドや古代の神殿を見てみたかったです。
今回、地元静岡で古代エジプトの石版やパピルス、
人や動物のミイラや棺が観られるのは、
願ってもない千載一遇のチャンスだと思います。
展示品は「オランダ・ライデン国立古代博物館」の貴重な収蔵品と、
最新の研究結果を4章に分けて紹介してありました。
第一章 エジプトを探検する
個人的にはロゼッタストーンのレプリカがとても興味深かったです。
第二章 エジプトを発見する
3000年に渡り繁栄した古代エジプト文明は、
大きく9つの時代に区分され30以上の王朝の存在があったそう。
各時代の貴重な石碑や遺物やパピルスなど、
とても5000年以上も前のものとは思えないほど美しくて驚きました。
第三章 エジプトを解読する
豪華な装飾が施されたミイラ棺は立てられた状態で立体的に展示され、
時代によって変わる装飾や色彩の違いを比べたり、
貴重な木材をリサイクルして使用している様子などがわかり面白かったです。
また、ミイラは布を剥がさずに保存されていました。
それは未来に技術が進歩して研究が進むまでそのままの状態で保存しておくという、
初代館長の考え方があったということもわかりました。
第四章エジプトをスキャンする
文字通り最新のCTスキャンによって、
布を剥がさずに布一枚づつの内側を観ることができるそうで、
今回世界初公開の映像もありました。
音声ガイドは声優の森川智之さんで、
こちらも併せてとても興味深く楽しい展示でした。
【ほし太の日向ぼっこ】