金継ぎ
新型コロナの影響でこの後しばらくお休みとなってしまう漆塗りの同好会。
お休み前の最後の教室で、
娘が先日の規制の折に持って帰ってきた割れた器を継いできました。
最初に、割れた断面に金属のやすりを満遍なくかけておきます。
強力粉を水で練ってから生漆と合わせて糊漆(麦漆)を作ります。
まるでチョコレートをテンパリングしているようで美味しそうです。
よーく練ってこんなに粘りが出てきたら完成です。
それを割れた断面に薄く塗って貼り合わせます。
段差が出ないように注意して貼り合わせたら、
マスキングテープで動かないように固定します。
はみ出た漆をテレピンでなるべく拭き取っておきますが、
あまりやりすぎるとくっつかなくなってしまうので慎重にやります。
と初日の作業はここまで、
この後教室はお休みなってしまうので、
しっかりつくまではこのまま置きますが、
次からの作業は家でやります。