ミュシャ展「運命の女たち」

静岡市美術館で開催された「ミュシャ展」。
開催前から行く気満々で、前売り券も買ってあったのに、
なかなか行く機会が作れず、最終日にようやく行って来ました。
19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで起こった芸術運動
アール・ヌーヴォーの旗手として知られるアルフォンス・ミュシャ。
その生涯においてかかわりのある女性たちに焦点を当て、
様々な作品150点余りを展示した見応えのある展覧会でした。
ミュシャは若くして名声を得ました。
その一番のきっかけがフランスの女優サラ・ベルナールでした。
彼女の舞台「ジスモンダ」のポスターを制作したことにより一夜にして世に知られたミュシャ。
並べられた6枚のポスターは圧巻でした。
また、紙巻タバコやビスケットなどの会社から依頼されて作ったポスターやカレンダーも、
これぞミュシャといえる素敵な作品が多かったです。
装飾パネルや素描も興味深かったです。
晩年に取り組んだ「スラヴ叙事詩」。
それこそが彼が一番描きたかった絵なのでしょう。
それも彼が生前に認められ名声を得ることができた故に成し遂げることができました。
画家としては幸せな生涯だったことでしょう。
その絵の中、女神に扮した娘ヤロスラヴァの姿もとても印象的でした。
最後には静岡展だけの、
世界的なミュシャコレクターである尾形寿行氏のOGATAコレクションもみることができ、
とても充実した内容でした。

























