
4月24日に、田んぼの苗床作りに行ってきました。
二年続けて同じ場所で苗床を作ったので、
少し低くなってしまっていたのが気になり、
今年は去年の場所と少し変えてみました。
まずは、苗床の大きさ プラス 溝の広さだけ草を刈り、
刈った草は除けます。

残った草の根っこを丁寧に取り除きます。
この作業でキレイに取り除くとその後が楽になります。

表面の土を少しだけ削り取り(草の種を除くため)
表面5センチほど耕します。

耕した土を両手でこまかくし、表面を平らにならします。
種もみのベットを作るような感じです。

ここまでできたら、周りに溝を掘ります。
田んぼにはモグラの穴がいたるところにあり、
モグラ対策に少し深めに掘ります。
また草取りなどの作業がしやすいように、
広めに(長靴でまっすぐ立てるくらい)にすると後々楽です。

昨年の収穫時にとっておいた『あさひ』の籾を一粒づつ蒔いていきます。
理想は3cm四方に一粒ですが、
ついつい余らすのが勿体なくて、少し過密気味になってしまいます。

籾を蒔き終ったら、
溝を掘った時に出た深いところの土をふるいでふるって細かくし、
揉が隠れるくらいまで土を被せます。

土を全部かけおわったところです。

土をかけたら、今度は昨年収穫した藁を5cmほどの長さに切って、
保温と、乾燥を防ぐために上から被せていきます。
土が見えなくなるくらいまで、みっちりかけます。

最後に不織布をベタ掛けして終了。
風で飛ばされないよう、上に軽く重しとして竹をのせました。
苗床が小さいので、バッテンになってしまいました。
ここから約1週間で発芽します。
【きらくな寝床】