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菊姫訪問

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2月16日、17日は、
銘酒菊姫を扱う全国の酒販店で構成する「菊姫会」の総会があります。
毎年、菊姫会終了後に蔵見学に訪れていましたが、
今年は仕事の都合で見学は無理なので、
菊姫会の前に訪問することにしました。

まずは、「白山比咩神社」にお参り。
こんなに雪が降っている時に来たのは初めてです。

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「白山比咩神社」のご祭神は菊理媛(くくりひめ)、イザナミノミコト、イザナギノミコト。

菊姫酒造が、その年仕込まれた最高の吟譲酒と認めた酒を、
更に10年間寝かせて蔵出しされる、
菊姫最高峰の酒に冠された名が「菊理媛」です。

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霊峰白山を源とする手取川水系の湧水を仕込み水に使用する菊姫の酒は、
まさにお神酒という言葉がふさわしい神聖な酒です。

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菊姫の八幡精米所と貯蔵庫。
もう十年以上、毎年2月に来ていますが、
こんなに雪が降っている日に当たったのは初めてです。

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製造部の井出さん。
今回訪問の目的はこの井出さんのお話を聞くためです。

というのも、
12月に出た新酒の「山廃純米生原酒 無濾過(やまはいじゅんまいなまげんしゅむろか)」
が大変美味しくて衝撃を受けたため。
是非ともそのあたりの秘密を聞きたいという思いからでした。

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井出さんのお話では、
菊姫が目指す酒質を、仕込みで再現できる技術が確立されてきたということ。
昨年の吉川町産山田錦の状態が、さらに旨味がのった酒質になる原料米だったこと。
というのが今年の生原酒の美味しさの秘密のようでした。

ということは「山廃純米の完成形ですか?」
と聞くと「吉川の山田錦に秘められた力はもっともっと奥があります」とのこと。
菊姫はこの先まだまだ進化していくようです。
楽しみです。

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八幡貯蔵庫を後にし、
菊姫の正面玄関前で記念撮影したものの、
吹雪でほとんど雪しか写っていませんでした。

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菊姫の昭和蔵。
雪がよく似合います。

目的を果たして、
この後菊姫会が行われる加賀温泉郷に向かいました。

【ほし太の日向ぼっこ】

熟成干し芋達磨庵として

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先週に続いて13日、14日の二日間、ホテルニューオータニで開催された
三越百貨店様の「春の逸品会」に、
熟成干し芋達磨庵が出店参加させていただきました。

ヴァレンタインということで、
右隣りは、新宿伊勢丹では購入に1時間待ちという「ジャン・ポール・エヴァン」さん、
左のお隣は、9月と同じ京都の老舗高級料亭「紫野 和久傳」さんという、
超有名店にはさまれての場所で大変光栄でした。

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「逸品会」のお客様は、ただ商品を購入されるのではなく、
その商品の背後にある文化というものに興味をお持ちの方が多く、
お1人お1人のお客様とじっくりお話させていただき、
熟成干し芋を知っていただくよい機会となりました。

また前回購入されたお客様から、
「美味しかったのでまた来ました」という嬉しいお声も多くいただき、
今後の励みとなる大変有意義な二日間となりました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

【ほし太の日向ぼっこ】

味噌作り 2016

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毎年2月には一年分のお味噌の仕込みをします。

2月11日に、田んぼのある坂の上で味噌作りをしました。
その前に、新しく仕込んだ味噌玉を入れるため、
昨年仕込んだ味噌をカメから取り出し保存容器に移します。
そして、上に被せてあった晒しはそのまま洗わずに使います。

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材料は、大豆4㎏(山形産無農薬)、
糀4kgは、不耕起栽培あさひを玄米で持ち込みし麹にしてもらいます。
塩は、海の精のあらしおの3㎏袋を購入。
使用するのは材料の22%なので1.76kgです。

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まずは、カメの底に少しまくためと一番上にのせる分の塩を分けておいて、
残りの塩全部と糀をよく混ぜ合わせます。
これを塩きりといいます。

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茹であがった大豆です。
新豆じゃないので、中々柔らかくならないのはわかっていたので、
7日の夜から浸水させ、9日から煮始めましたが、
量が多い上に、柔らかくなるまでに時間がかかり、
11日の10時までかかりました。

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このぐらいの量を、少しづつ石臼に入れキネでつぶします。
この作業を5~6回しました。
ここが味噌作りで一番大変なところ、餅つきよりも重労働です。
若者二人に手伝ってもらい、何とか無事終了。
とはいえ、毎回ツブツブがけっこう残ります。

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塩きりしておいた麹と、つぶした大豆をよく混ぜ合わせます。
合わせて8kgなので結構な量です。

混ぜ終えたら、両手で握っておむすびくらいの大きさの味噌玉をつくります。

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味噌玉をカメの中に投げ込んでいき、
最後は上からよく押し込んで空気を抜きます。
一番上に塩をのせたら完成!

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毎回洗わずに使っている晒しをそのままのせて、
その上に板をのせ重しをして発酵を待ちます。
暑い夏を越して、秋ごろから美味しくなるのですが、
我が家ではじっと我慢して、
次の味噌を仕込む頃からやっと食べ始めます。

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町田家特製のドライフルーツ入りのパウンドケーキと、
珈琲をご馳走になりました。

今年も無事に味噌の仕込みが終わり、ホッとした後にいただく、
珈琲とお菓子は格別です。

【きらくな寝床】

もでらあと ライブ

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毎月第二水曜日は、友人が出演する「もでらあとのクラシックライブ」。
2月10日は、フルート2本とピアノの演奏会。

ライブは20時からなのでその前のお楽しみが食事です。
駐車場に着いた時から、カレーのいい香りがしました。

もでらあとは、ハンバーグが有名なお店なので、
カレーも食べたいけど、ハンバーグも食べたい!
ということで、久しぶりにハンバーグカレーを頼んでみました。
このボリュームで950円!
お安いです、そして何故かカレーライスもハンバーグカレーも同じ価格でした。

スパイシーな辛めのカレーで、
ふんわりとしたハンバーグと、キャベツの千切りを一緒に食べます。
とても美味しかったです。

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一緒にオーダーしたミニサラダ。
400円。

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そしてライブは、
本格的な演奏会のようなラインナップでした。

特に印象に残ったのは、
古川さんのソロの演奏、シュトックハウゼン作曲「友情に」という曲。

ピアノ伴奏のないフルートのみの演奏で、
高音域で弱く穏やかな分節と、低音域で強く性急な分節が表現され、
それが交互に表れます。
高音部と低音部は、時間と空間において互いに鏡像関係にあり、
それらは互いに移動しあい、互いの分節を交換し、
やがて共通音域での連続的なメロディへと融合します。
それが友情というタイトルの意味だそうです。

今まで聴いたことのない、まるで演劇を観ているような独特な演奏でした。
演奏者自身も高くなり低くなり、体の向きを変えと様々なフォルムで演奏し、
さながら一人芝居を観ているようで、とても感動的でした。

演奏曲
第一部
シシリアーノ (フォーレ)
ピエロの踊り(ケーラー)
スパラの思い出(ケーラー)
ソナタ F Dur(モーツァルト)
友情に(シュトックハウゼン)
夢遊病の女(ドップラー)

第二部
ラシーヌ賛歌(フォーレ)
メロディ(チャイコフスキー)
催眠(イアン・クラーク)
ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)
ミニョン・ファンタジー(タファネル)
ワルツ ブラヴーラ(ドップラー)

アンコール
花のワルツ(ケーラー)

フルートの二人に加え、ピアノ演奏の渡邉さんの超絶演奏が素晴らしく、
とても聴きごたえのあるライブでした。

Fl:佐藤 充一 古川 はるな Pf:渡邉 浩代

【ほし太の日向ぼっこ】

サンドイッチ&スウィーツ ブッフェ

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出張の最終日は娘と一緒に、
自腹で、ホテルニューオータニさんのレディスプランで宿泊。
とっても疲れていましたが、
のんびりとリフレッシュできました。

アメニティと朝食付きのプランですが、
昼食の、サンドイッチ&スウィーツ ブッフェ にも振替可能ということで、
ザ・メインにある、ガーデンラウンジで優雅な昼食をとりました。

サンドイッチは、様々な種類があり、
最初娘は「全部制覇したい」と言っていましたが到底無理でした。

ホテルメイドのカツサンド、ステーキサンドは絶品でした。
また、トマトのバゲットにルッコラと生ハムのサンドもとっても美味しくて、
きんぴらごぼう、エビオムレツサンド、トマトのブルスケッタに、
鴨のリエット、エッグベネディクト風のものなど種類も様々。

スープのクラムチャウダーも美味しかったです。

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サンドイッチとサラダを完食後、
今度はスウィーツコーナーへ、
ダブルチーズケーキ、ショコラケーキ、カップケーキ、苺のシフォンケーキ、
イチゴのパンナコッタ、クリームブリュレ、苺ショートケーキ…。
とても全部は食べきれません。

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お腹もだいぶいっぱいになりましたが、
もう少し頑張りたいと、塩麹チキンのカレーやパスタ、
ラザニア、フライドポテト、なども少しづつとったらまたもや一皿に…。

少しづつのつもりでも品数が多いので、
お腹がパンパンになりました。

夕食も入らないくらいで、
とてもリーズナブルな気がしました。
また機会があったら行きたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

君が叫んだその場所こそが ほんとうの世界の真ん中なのだ

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原田マハさんの小説「ロマンシェ」の中の登場人物により企画された美術展を、
実際の東京駅『ステーションギャラリー』で開催したもの。

パリのリトグラフ工房idemで制作された現代アーティスト20人の作品が、
約120点ほど飾られていました。

ピカソや、マティスも実際に制作を行っていた工房で、
今も様々なアーティストたちによって生み出されている、
リトグラフの作品は、とても多彩で楽しかったです。

写真は入口のポスター。
アーティストJRによる、「テーブルに寄りかかる男」(1915-1916)の前の自画像。
(ピカソの目がバックに使用されています。)

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ステーションギャラリーへは初めて訪れましたが、
まずはエレベーターで3階へ向かい、
階段で2階へと降りてくるという鑑賞順となっていました。

重要文化財である赤レンガがそのまま活かされた壁はとても重みがあり、
その壁をバックに作品が飾られていて,
とてもいい雰囲気でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

ロマンシェ 原田マハ 著 小学館

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先月の終わりごろ、日経新聞の文化往来のコーナーで、
「原田マハさんの小説と連動した美術展が、
2月7日まで東京駅のステーションギャラリーで開催中」
という記事を読みました。

2月7日はちょうど仕事で東京にいるので
「なんてタイムリーなんでしょう!!」
さっそく取り寄せて読みました。

原田マハさんは、
その時代にそった題材を巧みに取り入れる方だと思います。
前回のアメリカ大統領選の時には、話題となったスピーチライターの物語。
戦後70年に差し掛かる節目には沖縄の画家とアメリカ兵との交流の物語。
美術と映画への造詣も深く、
毎回読んでいて飽きさせない作家さんです。

とはいえ今回は、いつもの原田マハさんらしくない文体に最初は戸惑いました。
何しろ、心は乙女のイケメン美大生、遠明寺 美智之輔の心の声が中心で、
ほとんどがオネエ言葉で書かれているからです。

それでも、パリの街並みやファッション、カフェ、
なんといっても、リトグラフ工房idemの描写はとても素敵で、
パリに行ってみたくなりました。

ドタバタのラブコメディなんだけど、
美智之輔の成長の物語でもあり、友情や恋愛、
物語の中の美術展の企画が実際に行われるという、
素敵な仕掛けもあり、最後まで楽しく読み終えました。

【ほし太の日向ぼっこ】

熟成干し芋 達磨庵

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2月4日、5日の二日間、
ホテルニューオータニで開催されました、
伊勢丹様主催の「丹青会(たんせいかい)」に、
熟成干し芋 達磨庵が出店参加させていただきました。

食品フロアには、様々なドライフルーツ、紅茶やグラノーラー、
パンやオリーブオイル、コーヒー、チーズなど、
華やかなお店が多い中、
地味な干し芋ですが、
少しでも可愛らしくということで、カラフルなパッケージに入れました。
見た目の可愛らしさと干し芋の組み合わせは珍しいので、
多くのお客様にご興味をもっていただくことができました。

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2年間熟成と5年間熟成の丸干し芋の試食をしていただき、
「今まで持っていた干し芋の概念が変わりました」
という、嬉しいお声も多く聴かせていただきました。

来週には、同じニューオータニで、
三越様主催の「逸品会」にも参加の予定です。
普段、お目にかかることの少ないお客様と、
実際にお話しできる機会を楽しみにしています。

【ほし太の日向ぼっこ】

漆塗りの会

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漆塗りの教室も月に二回行っています。
これは、自分で使っていたメンパのお弁当箱。
漆が剥げてしまったので塗り直ししています。

最初に禿げた漆をペーパーである程度とって、
上から漆を塗り直ししました。
前回、呂色漆を塗ったので今回も同じ呂色を塗りました。
呂色は、けっこう肉がつくので、
もう一回くらい塗れば使えるかなぁ。

メンパは便利なので早く直して使いたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

なんちゃってコロッケ

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この前は揚げないコロッケでしたが、
今回のは揚げるけど、
衣が簡単なコロッケ。

油揚げに熱湯をかけて油抜きし、
それを半分にして裏返し。
袋状になったところへコロッケの具を入れて、
袋の口を爪楊枝でとめて揚げるだけ。

本当に簡単だけど、これはほとんどコロッケ。
昔職場の人に教わったメニューですが、
依頼時々やっています。
お勧めは、残ったポテトサラダを入れて揚げること。
わざわざ具を作らなくても、
リサイクルで一品できます。

【ほし太の日向ぼっこ】