かなり熟してきました。

家のいちじくがかなり色づいてきました。
7月のはじめに青い実がだんだんとふくらんできて、
それから約一ヶ月。
少し調べたら、
イチジクの原産地はメソポタミアで、
6千年以上も前から栽培されていたそう。
古代ローマでも、最もありふれたフルーツのひとつだったらしいです。
てっきり日本の果物かと思っていたので何だか不思議。
アダムとイブが禁断の実を食べて、
自分たちの裸を隠すためにつかったのもこのイチジクの葉なんだって。
品種には葉が5裂になるものと3裂になるものがあり、
我が家のイチジクは葉が3裂のもの。
これは、江戸時代に日本に伝わった品種で、
5裂のは、明治以降の渡来の品種。
伝来当時の日本では「蓬莱柿(ほうらいし)」
「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれていたそうで、
異国の食べ物の趣がありますね。
イチジクの実をみながら、
古代世界に思いを馳せるのもいいな~。

















