ほし太の日向ぼっこ
Tyrrells’ Hand Cooked English Crisps

いつものスーパーアンドウさんに見慣れないポテトチップスが売っていて、
40gというサイズが「食べ過ぎなくて丁度いいな」という軽い気持ちで買ってみました。
袋の裏には、
『イギリスのジャガイモ農家「ティレル」が種まきから管理して作ったポテトチップです。
シンプルな塩味のポテトチップスです。』
と書かれてあります。
自分たちも農園でサツマイモから作って干し芋に加工しているので、
とても親近感がわきました。

早速試食すると…。
日本のポテチとはまったく違う食感で、皮付きのまま揚げてありました。
日本にも厚切りポテトというのがあるけど、
もっとしっかりとした噛みごたえがあります。
味付けもシンプルな塩味だけ。
ジャガイモの味が際立つ控えめな味付けでした。
後から知ったけど、
このポテチはセレブなポテトチップスとして有名でした。
それにしてもパッケージの写真がとても変わっていて、
海辺で女の人たちが逆立ちしている様子の写真(それもかなり時代がかった感じ)
で、他のフレーバーも不思議な写真を使ったパッケージのようです。
中々骨太なこのポテチ、
まだあったら買って娘たちにも食べさせてあげたいな~♪
【ほし太の日向ぼっこ】
劇団SPAC『忠臣蔵』

まさに討ち入りの日の12月14日から始まった、
spacの『忠臣蔵』を観てきました。
舞台上には正面を向いた机のセットが前に4つ後ろに2つ並べられ、
俳優たちは観客の方を向いて座っています。
平和な世が続いた時代、武士であっても戦の経験はなく、
どこか現代のサラリーマンの雰囲気を漂わせています。
そして「佐藤さん」「田中さん」と呼びあい、子供の習い事の話など、
のどかな日常のシーンから始まります。
そこへ殿が起こした重大事件の報が入り、
自分たちの身の振り方についての議論になっていきます。
でも実際自分たちもどうしていいかよくわからないため、
どこか日和見な発言になったり、
理想を追った現実離れした展開となっていきます。
途中から大石内蔵助も登場しますが、
全員観客席の方を向いての発言形態は変わらず、
鏡のような対照的な動きにコミカルさが加速されます。
世間一般的な忠臣蔵のイメージをこんなに壊してしまっていいのかな?
と、喜劇に笑いながらもふと頭をよぎりましたが、
実際の赤穂浪士たちが、これくらいの気持ちでいてくれたらいいのに…。
という気持ちにだんだんとなっていきました。
現代社会に生きる私たちの様子をそのまま見せてくれているような演劇でしたが、
脚本自体は14年前の作品と聞き、驚くとともに、
でも、万葉集だったか古典のなかにも「最近の若者は…」
なんて表現が出てくるのだから、
いつも時代もこんな風だったのかもしれません。
あっという間の1時間でしたが、
途中、女優さんたちの花魁姿で華やかさもプラスされ、
名優たちが揃った素晴らしい舞台でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
顔みたい!

毎日お昼はお弁当を作ります。
自分たち家族の分と、一緒に働いている姉と姪の分です。
今日は旦那様が出張だったので、簡単にオムライスにしました。
姪に芽キャベツとケチャップをのせてもらったら、
何だか顔みたいに見えて面白かったので…。
スープは、キャベツと玉ねぎ、大根、ジャガイモ、人参、ウインナーでポトフ風にしました。
【ほし太の日向ぼっこ】
みおつくし料理帖「残月」 高田 郁 著 ハルキ文庫

毎年順調に出ていたこの「みおつくし料理帖シリーズ」、
今回はなかなか発刊されずにずいぶんと待ちました。
出てからもすぐには手に取って読めなかったので、本当に待ち焦がれました。
前巻は、あまりにも悲しい結末だったけれど、
今回は、澪と芳、つるやに係るそれぞれに、
一筋の光明がさし始め希望に満ちた終わりとなりました。
今回の巻を読み終えて、
改めてまた今までの巻を読み返したくなりました。
様々な困難にあいながらも、
置かれた状況で精いっぱい自分のできることを全うして立ち向かう、
澪の姿に励まされます。
【ほし太の日向ぼっこ】
紅天使の焼き芋

家の近所のイトーヨーカ堂に行ったら「紅天使」というサツマイモの焼き芋を売っていました。
「紅天使」って初めて聞きます。
しかも茨城産とあっては、買わないわけにはいきません。
早速食べてみました。
ねっとりとした感じと色は、紅はるかと似ています。
味も似てるような…。
調べたら、安納芋を超える品種として作られた紅はるかが、
茨城のある地域では紅天使と名付けられているようです。
通りで似ているわけですね。
入院中の義母にも持っていったら喜ばれました♪
【ほし太の日向ぼっこ】
クコの実のジャム

茨城のスタッフがクコの実のジャムを作ってくれました。
クコの実って、ドライフルーツになっているのはすごーく高価だけど、
農園に植わっているので、
春にはクコの実の新芽を沢山貰いました。
新芽はおひたしにして食べるといいと聞き、やってみたけど、
独特な苦みがあってちょっと食べにくかったので、
春の酵素の中に入れて発酵させました。
ジャムはさっそく、イングリッシュマフィンと一緒に朝ごはんのお供に…。
食べた食感は、農園のブラックベリーも一緒に入ってて
甘酸っぱくて美味しかったです。
クコの実は、漢方にも使われるので何だか体にもよさそう♪
【ほし太の日向ぼっこ】
生しばふね

金沢の銘菓に「しばふね」という、
生姜入りの砂糖をコーティングした甘いおせんべいがあります。
父親が好きなので、石川県を訪ねたときには必ず買ってくるのですが、
昨日、妹から「生しばふね」というお菓子をもらいました。
これは、初めて食べました。
義弟が金沢出身なのでご実家から送ってきたようです。
中身は、白いグレーズがかかったマドレーヌという見た目。
このグレーズが生姜入りだからしばふねなんだね~♪
二つに割ると中には小豆餡がはさまり、
生地には、米粉とアーモンドプードルが入ったみごとな和洋折衷なお菓子です。
ちょっと前に「生〇〇」というお菓子が流行ったころに誕生したのかな?
でも立派に定着しているようですね。
生地がそんなに甘くないので美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
棚田の収穫祭

12月7日(土)棚田の仲間たちが集まり収穫祭を行いました。
小春日和の暖かい日で、坂の上の山の紅葉も綺麗でした。

まずは、それぞれが収穫し脱穀したモミ米を籾摺りしました。
我が家のモミ米は、30㎏の米袋に半分弱。
これを籾摺りしたらどれぐらいになるのかな~?

まずは1回目。
かなり綺麗になりましたが、まだモミが目立ちます。
玄米で食べるにはモミが多いのでもう一回通します。

モミが玄米になって落ちてきます。

カサがけっこう減ったけど、
重さを量ったら9.3㎏ありました。
一年頑張って9.3kg…。
思ったより収穫できたような気もするけど、食べたらきっとあっという間だね。
ちなみに他の家族は、15kg・13kg・23kgとみんな結構頑張っていました。
(我が家の田んぼが一番小さいので)

籾摺りが終わったら、みんなで持ち寄った料理を食べながら、
一年の反省と来年にむけて話合いました。
新米のご飯も羽釜で炊いてくれてあり、とっても美味しく戴きました。
メニューは、
蓮根のソテー・蒟蒻の唐揚げ・蒸かし里芋+柚子味噌・きのこ汁
里芋と昆布の炊き合わせ・ヤーコンと人参のなます・キュウリのピリ辛味噌漬け
大豆の甘辛揚げ・日向菜・あさひと赤米ご飯+ごま塩
干し柿のパウンドケーキ・ナッツのタルト・紫芋のかのこ
追伸
12/7は「大雪」です。二十四節気更新しました。
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干し芋のタツマ
二十四節気「大雪」の直接ページはこちら
大雪
【ほし太の日向ぼっこ】
『鏡の花』 道尾 秀介

読み始めは不思議で、第一章、第二章…と読み進むうちに、
パラレルワールドなのだと気づきました。
もし大切な家族の誰かが亡くなってしまったら、
そのあとの人生はどうなっていったか。
その後の家族の物語を違和感なく、切なく読ませていただきました。
親の目線、子どもの目線と変わりながらもそれぞれの気持ちもよくわかるし、
6つの家族の物語を関連させながら、
最後一堂に会した最終章で、きっと道尾氏が一番言いたかったこと、
「無事でいてくれさえすれば」の何気ない一言がとても深く感じました。
人生を生きている時には気づかない大切なことを、
物語として示してくれたと思います。
追伸
12/6に、12月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“有機安納芋のほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【ほし太の日向ぼっこ】
今年最初の…

庭にある椿の花がいつの間にか咲いていました。
咲き始めると次々と、
長い間楽しませてくれる花です。
一番初めに開いた可憐なピンクの八重椿です。

よく見るといっぱい蕾がついていました。
なぜ一輪だけこんなに早く咲いたのかな?
この冬も元気に過ごしてね♪
【ほし太の日向ぼっこ】