ほし太の日向ぼっこ
お風呂の電気が…

お風呂の電気が切れかかっていたので、
蛍光管を変えようと思い、カバーをはずしたら、
(我が家のはカバーを回して取るタイプです)
電気器具ごと根本から取れてしまいました。
ガラスのカバーがとっても重いので、
そのままにはできずコードを切断し、なんとか取り外しました。
見ると、タイルにネジで留めてあったようだけど、
その穴があきらかに大きすぎです!!
見えないところだからって
こんないい加減な工事をしてあったのかと驚きました。
もしお風呂に入って体を洗っている時に落下してきたら…
と思うとぞっとします。

この家に住むのはあと1年ちょっとと決めていたので、
電気屋さんを呼んで工事するのも勿体無い。
ということで、
ホームセンターで簡単な電気のキットを買ってきました。
その日は間に合わず、帰ったら投光器がお風呂場に…。
すごく明るいけど、まるで工事現場のよう。
よくこんなのが家にあったなあと、変なことに感心してしまいました。

次の日、買ってきた電球のキットをかまぼこの板にネジで留め、
切断した電気のコードと、キットのコードをつなぎ、絶縁テープでぐるぐる巻きに。
(小学校で豆電球の実験器具を作ったことを思い出しました。)

かまぼこ板ごとタイルに協力接着剤で留めて完成!!
父親との二人三脚でなんとか出来上がりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り教室5日目

写真で見るとあまり変わり映えしないのですが、
前回漆を塗って和紙で磨いて一週間。
また磨くことから始めます。
きれいな布にサラダ油をしみこませ、
仕上げ用のコンパウンド(粉)を馴染ませて表面を磨きます。
この工程も、磨けば磨くほど表面がきれいになるそうで、
30分くらいは磨きました。
先生に見て頂いてOKが出たら、水をつけたきれいな布で油分をふき取ります。
そこにまた漆を塗り、和紙で磨いて終了。
(前回の作業と基本的には同じ工程を2回やったことに)
この時の状態が写真です。
かなり完成に近づいている感じがします。
次に、お弁当箱以外に初回から同時進行で行なっている
柄つきの板に赤い漆を塗りました。
(この板には漆をすでに4回塗ってあるので5回目です)
塗ったらすぐに、別室に用意された乾燥用の箱
(ダンボール箱の上に濡れ雑巾をかけて霧吹きでまわりを湿らせたもの)
の中に入れて乾かします。
漆が乾くためには、湿気と温度が必要ということで一番いいのはお風呂だそう。
だいたいシールの裏くらいの感じまで乾いたら、
茶色の粉をかけて来週までおき、完全に乾燥させます。
次回はこれを磨くと、磨いたところと残ったところが鎌倉彫りのようになるのだとか…。
今の状態では想像もつかないけど楽しみです♪
(写真がないのは、
漆はかぶれるので手はひじまで完全防護でビニールの手袋して作業するため。
カメラも出すことができません。先生たちはもちろん素手です。)
【ほし太の日向ぼっこ】
「幸福な食卓」 妹尾まいこ著 講談社文庫

「父さんは、今日で父さんをやめようと思う」という台詞で始まる物語。
「毎朝、必ず家族全員がそろって食卓を囲む」というのが
その家族の唯一のルール。
だから、冒頭の台詞も朝食場面。
ここからこの家族の尋常でない現状が少しづつわかっていくのだけど、
それぞれの突拍子もない事情の割には、
淡々とそして何事もなく日常が進んでいくのは、
佐和子という娘の目線で描かれているため。
その佐和子自身の、様々な経験を通して、
普通でいられる幸せや、家族の有難みがとてもよく描かれていました。
私は大浦くんが佐和子に行った言葉、
「凄いだろ、気付かないところで中原って、いろいろと守られてるってこと」。
が一番心に残りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「はるまき日記」瀧波 ユカリ著

よく利用している静岡葵生涯学習センター内にある図書コーナーに、
新着図書として紹介されていました。
娘が、この方の「臨死 江古田ちゃん」という漫画が気に入っているので
読んでみようかな~と…。
「江古田ちゃん」はけっこう過激な漫画なので、
普通の育児日記とは違うだろうと思っていましたが、
「偏愛的育児日記」なんだそう。
ちょっと独特で過激な表現が目立つので
好き嫌いは分かれそうです。
でも、きっと大きくなったら、
忘れてしまう日常のささいな出来事が綴られていて、
作者夫婦のはるまきちゃんに対する愛情は充分に伝わります。
読みながら夢中で過ぎてしまった、
娘の赤ん坊時代の可愛かった日々を思い出し、
懐かしい感触がよみがえりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
干し芋産地ならでは…。

少し前に、『干し芋資材キャンペーン展開中』
というダイレクトメールが来ました。
ホームセンターには、『ほしいも加工直売所』の登り旗や、
看板が売られています。
もちろん、干し芋の箱もあります。
産地ならではの光景ですね。
そして、シーズンが過ぎるとそれらはパタッと見かけなくなります。
だから、うちみたいに一年中干し芋を販売していても、
旗や看板は今買っておかないと来年まで買えません。
【ほし太の日向ぼっこ】
みんなでカレーの日

義母が一ヶ月に一度ドッサリとカレーを作ってくれます。
一度に沢山作るから美味しいんだけど、
とても身内だけでは消費できない量で、
毎回完食するのにかなりの日数がかかってしまいます。
ところがスタッフから「あのカレーが食べたい!!」
というリクエストがあり、
先月から月に一度「みんなでカレーの日」ができました。
今回もカレールウを30皿分投入し、準備万端!!
総勢20名で完食する予定です。
【ほし太の日向ぼっこ】
クリスマスの雰囲気が…♪

干し芋って地味すぎて「クリスマス」とはまったく関係ないのですが、
スタッフが店頭にクリスマスの飾りつけをしてくれました。
これだけでも、なんとなく心が浮き浮きしますね~♪
窓際には少しイルミネーションも点等させて、
日が落ちるのが早くなった夕方には、
もうクリスマスムード満点な感じです。
【ほし太の日向ぼっこ】
劇団spac「ロミオとジュリエット」

友人に誘われて、急遽観劇が決まった「ロミオとジュリエット」。
今年は色々な機会でロミオとジュリエットの上演が目につきましたが、
あまりにも有名すぎる悲劇なので、今までなんとなく避けてしまい、
私自身、初のロミジュリでした。
でも今年観るとしたらやっぱりこれ!
というくらい大好きな俳優さんが何人も出演していました。
演出がオマール・ポラス氏。
という情報だけで劇場にいったらびっくり!!
衣装も舞台装置も、そして俳優たちの動きも思いっきり和のテイストでした。
spacのサイトを見たら、
【古+今+東+西の融「和」】
と書かれていて、その通りだな~と
コミカルな場面もたくさんありましたが、
前半のユーモラスさが後半の悲劇性をさらに浮かび上がらせていて、
とてもドラマチックでした。
終演後はバックステージツアーにも参加させてもらい、
舞台装置は、舞台芸術公演内にある楕円堂を再現していること、
ジュリエットの部屋は、オマールポラスさんの演出案では箪笥だったということ、
オマールさんの描く日本のイメージと、
美術スタッフとのイメージのすりあわせが大変だったこと、
沢山の興味深いお話が聞けました。
とても素敵な作品を観ることができて誘ってくれた友人に感謝です♪
【ほし太の日向ぼっこ】
漆塗り教室4日目

前回貝の細工を貼った上に漆を塗って一週間。
漆は湿度が高いと乾き、乾燥していると乾かない、
という面白い性質があります。
冬の乾燥した中では中々乾かないので、
先生が工房で乾かして来て下さいました。
今日はこれをサンドペーパーで砥ぎます。
最初は1000番台のペーパーを使い、
表面のでこぼこを水をつけながら丁寧にけずり、
綺麗な布で拭っていきます。

1500番、2000番と目の細かいペーパーに変えながら、
だんだんと表面の漆を完全に研いでしまいます。
最後は貝細工の上に残った漆も丁寧にとります。
細かいところはシャープぺんの先のようなものでとりました。
細工がだんだんとはっきりと浮き出てきて、
表面全体が白く平になったら、次の作業へ。

コンパウンドという白いクリーム状のものを、
布につけながら全体を磨いていくと、
最初白かった表面がだんだんと綺麗に輝いてきます。
この作業は芸大などでは半日近く磨いているそうで、
磨けば磨くほどいいみたい。
私は研ぐのに時間がかかり、この作業は15分ほどでしたが、
隣の彼女は1時間くらい丁寧に磨いていました。
全体が磨けたら水で濡らした綺麗な布で脂分を丁寧に拭き取ります。
その上からまた漆を薄く塗り、
今度は和紙で磨きます。
今日の作業はここまで、来週までまた乾かします。
塗っては磨き、塗っては磨くという、
漆塗りはとても手間がかかる作業だということがよくわかりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ウーマン・イン・ブラック(亡霊の館)

久しぶりの試写会の招待状が当たりました。
嬉しいけど、でも…。
応募するとき深く考えずに申し込みしたのですが、
届いて見たらホラー映画。
実はホラーや怪談、心霊写真などは大の苦手。
子供のころ家族で「エクソシスト」を観にいった記憶が今でも残っているほど。
未だになぜ家族で「エクソシスト」だったのかは謎ですが…。
果たして無事に鑑賞してくることができるのか…。
娘に代わりに行って貰おうと思ったら娘も苦手だって、
「一番端の席にして、駄目なら出てくれば」と言われました。
旦那も出張だし、こうなったら怖いもの観たさで行って来ます。
ひとつだけ楽しみなのが、
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフが主演ということ、
大人になったハリーに会ってきます。
(最終章の時にはもうかなり大人な感じでしたが…)
行ってきました!!
感想は「ものすごーく怖いけど、
原作がしっかりしていて、セットや役者にお金をかけて、
丁寧に作られた映画ならホラーでも面白い!!」
ということがわかりました。
一番怖いシーンは目をつむって見ないようにしたけど、
何より怖かったのは気配。
人形の瞳に蝋燭の灯の動きを写したり、
何気ないワンカットを挟んで怖さを演出します。
最初から最後まで、怖いけど先が気になる…。
最近の若手女優が、
「映画はホラーしか観ない!!ドラマや恋愛ものだと先が読めて面白くないから」
と言っていたのを思い出しました。
心配したけど、ちゃんと最後まで無事鑑賞できました。
【ほし太の日向ぼっこ】