ほし太の日向ぼっこ
焼き干しいも♪

秋です!
いよいよ産地で さつまいも の収穫が始まりました。
今年は夏の猛暑の影響で、
豊作だった昨年の半分くらいの収穫になってしまいそうです。
農産物は天候に左右されるので、
農家の方たちは本当に大変だなあと、
自分達で畑をやるようになって実感しました。
それはさておき、
新米を筆頭に、美味しいものの便りが続々と届く今日この頃です。
色々なものに目移りして、ついつい食べ過ぎてしまいがち、
だから、せめておやつは甘いものは控えめにして、
お腹は満足、身体に優しい、強い味方の干しいもを食べます♪
今日は丸干しいもを
こんがりと焼いて焼き干しいもにしました。
香ばしい香りが立ち、
ほっこりと甘くなって嬉しいおやつです。
ほしいもにご興味があれば
干し芋のタツマhttp://www.tatuma.co.jp/
おいしい干し芋そろってます!
【ほし太の日向ぼっこ】
武士道エイティーン

シリーズ3作目で、最終巻。
待ちに待ってやっと手元に届きました。
いよいよ高校3年生になった香織と早苗。
今までは自己の成長のみが目指すところだったのが、
いつしか、仲間や後輩たちを導く存在に成長していて
シックスティーンから見守ってきた自分としては
ジーンときてしまいました。
最終巻にふさわしく、
二人を取り巻く周りの人々のエピソードも織り交ぜ、
それらが様々な形で繋がり、広がっていくのが新鮮な驚きでした。
これで終わってしまうのは寂しいけれど、
久々に青春時代を思い出させてくれる、
さわやかな物語に出会えて感謝です♪
【ほし太の日向ぼっこ】
今月のもでらあと

今夜は若手「クラリネット」奏者とフルートの競演!
もちろん、フルートは同級生♪
最近、アルトサックスの音はお気に入りのCDでよく聴いていましたが、
クラリネットは久しぶりです。
でも彼の性格なのかクラリネットの性格なのかわからないけど、
クラリネットの音も優しくて耳に心地よかったです♪
グリーンスリーブスから始まった今夜のライブ、
やっぱりショパンとシューマンのメモリアルイヤーにちなみ
トロイメライ、別れの曲と好きな曲が続き大満足でした。
二部の曲ではサティのジムノペディが好きだったかな~♪
もちろん二人で一緒の演奏もあったけど、
曰く、フルートとクラリネットは合わせにくい楽器だそうです。
だから殆どはそれぞれがソロで聴かせてくれました。
でも最後の曲、ディズニーの「美女と野獣」は、
フルートとクラリネットが美女と野獣をそれぞれに演じ
また入れ替わりと、中々の聴き応えでした。
やっぱり秋の夜長の音楽って癒されます。
【ほし太の日向ぼっこ】
インシテミル

試写会の募集があれば必ずといっていいほど応募しています。
映画が好きなのはもちろんだけど、
試写会は公開前の話題の映画を
いち早く観られるということが最大の魅力です。
そして今回も試写会に行ってきました。
原作は2010年 「このミステリーがすごい!」の
作家部門1位に選ばれた米澤 穂信さんが2008年に発表した「インシテミル」。
自給112000円7日間の心理戦!
という前情報で、観る前からとてもワクワクしました。
なんとも言ってもキャストが豪華、と思ったら、
ホリプロ50周年記念作品なんですね。
さすが、ホリプロの看板を背負う役者ぞろいで、
演技力は格別でした。
ストーリーはちょっと荒唐無稽な感じがしましたが、
アガサ・クリスティー、コナン・ドイルなど、
名だたる古今東西のミステリーのオマージュもあり、
楽しめました。
試写会は自分の好みと違うジャンルの映画を観られるのも嬉しいです。
余談ですが、
この映画のキャンペーンの一つに、
実際に時給112,000円のアルバイトの募集があったそうで、
そのバイトの様子がTVでオンエアされたのを偶然見たのですが、
娘もそれに応募したと聞いてびっくりしました!
もちろん採用はされませんでしたが…。
実際かなりの応募があったようです。
【ほし太の日向ぼっこ】
竹かご弁当

末廣亭に入る前に新宿伊勢丹でお弁当を買いました。
デパ地下は美味しいものが満載で、
次から次へと目移りします。
それぞれ、まい泉の「カツサンド」を買う者あり、
幕の内風弁当買うものあり、助六寿しだったりと、
みんながどんどん決まっていくのに、
私は中々「これ食べたい!」と思うものが見つかりません。
その中でピンときたのがこれ、「竹かご弁当」。
玄米のおむすびに、お野菜も沢山入って竹篭入り。
お店の人も「最近このお弁当人気ですよ!」と言ってました。
新宿の真ん中で、玄米のお弁当が買えるなんて、
時代も変わって来ましたね。
味も、もちろん美味しかったです。
やっぱり、いつも食べてるようなものが美味しいんだよね。
【ほし太の日向ぼっこ】
芹沢銈介美術館

県外から誰かお客様が静岡に来られたら、
迷わず連れて行く場所がここ「芹沢銈介美術館」です。
型染め絵の人間国宝、故芹沢銈介さんの生家が静岡市であったことから
弥生時代の遺跡で有名な登呂遺跡の中にあります。
年に四回くらいの展示替えがあり、
芹沢さんの作品と、芹沢さんが世界中を回って収集した
芸術品や民芸品をテーマごとに展示しています。
収蔵品の多さもさることながら、
ここは建物も素敵で、私が一番好きなのは特別室の中(自由に入れます)
そこから眺める坪庭には梅の木があり、
静かな空間のなかで時間を忘れます(いつも大体空いているので…)
そして入り口には金木犀の木が沢山植えられていて、
秋には本当にいい香りです。
今日はその金木犀だけを見に行ってきたのですが、
この夏の猛暑の影響か、
今年は花が少なめでした…。
でもここは大好きなところ!
ゆっくりと過ごすために何度でも訪れたい
取って置きの場所です。
【ほし太の日向ぼっこ】
石ノ森章太郎記念館

及川さんの農園のすぐ近く、
宮城県登米市中田町が石ノ森章太郎さんの生地だったため、
今では生家近くに記念館があります。
ちょうど石ノ森さんの漫画世代の私たちとしては
一度は寄らないわけにはいきません。
企画展は、「ヒロイン展」でした。
特に009シリーズの原画はとても綺麗で、
立派な芸術作品だと思いました。
トキワ荘時代の逸話をまとめたTV番組も録画放映されていて、
興味深く鑑賞してきました。
思えば子供時代、漫画には色々な知識を与えてもらいました。
その先駆者的存在が、手塚治虫さんであり、
石ノ森章太郎さんだったと思います。
【ほし太の日向ぼっこ】
除草用機械

宮城県で有機米を作っている及川さんは、
とても頭のいい方です。
宮城では秋に稲刈りをした後、
天日乾燥する農家さんは、棒かけをするのですが、
その棒を立てる穴を開けるのは大変です。
昨年伺った時に、田植え機を改良して
穴あけ用の機械を作った話を聞きました。
今年は、除草の機械でした。
もともと有機栽培は除草がかなり大変です。
今まで、田植え後に稲と稲の間だけ草が取れる機械がありました。
それを、稲の植わっているところも除草できる
揺動除草機と組み合わせた機械が手作りされていました。
田植え後、しばらくすると稲の根が4~5㎝になり、
遅れて生えてくる雑草の根は3cm以下なので、
その機械で稲の上をひっかける鍵のようなもので
揺らしながら通ると、
みごとに雑草だけが抜けるという仕組みだそうです。
その機械を農業機械メーカーで作ると何百万もするらしいのですが、
及川さんはホームセンターで部品を買ってきて手作りしたので、
数万円でできたそうです。
素人の私が見ても、
たいしたものだと思いました。
他にも農薬を使わずに雑草対策する方法も色々実験されていて、
参考になるお話がたくさん聞けました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「農家の嫁の事件簿」 三上亜希子著 小学館

埼玉のサラリーマン家庭に育った著者が、
岩手県の山の中、釜津田の農家に嫁いで9年目の日常を書いた
書き下ろしエッセイ♪
携帯は圏外、最寄のコンビニは片道1時間半。
(本文の途中で片道40分のところにできて便利になったとありました。)
住民の動向は瞬く間に知れ渡る恐るべきローカルネットワーク!
農作業は明確な休みがなく、ご近所付き合いや、嫁の仕事、
逃げ場のない生活に、
読んでいるだけで大変だなあとわかりますが、
それでも、豊かな自然と人との温もりのあるつながり、
そして旬の様々な山の幸に、
都会とはまた違った、豊かな生活が羨ましくも感じます。
筆者も書いていましたが、
地道な生活は、
日々を、常に新鮮に感じ続けるのは難しいもの。
それはどこで生活していようと同じ。
だからこそ、
少しでも日々の中に小さな「新鮮」を感じ続けて行きたいなと思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
「小さいおうち」 中島 京子 文藝春秋

第143回直木賞受賞作品。
普段はそれほど受賞作品を読みたいとは思わないのですが、
今回は、タイトルと装丁にひかれました。
子供が小さい頃に読んで聞かせた絵本「ちいさいおうち」。
最初はその物語とは関係のない話だと思っていたのですが…。
最後に絵本ともリンクしてとても驚きました。
昭和の初期から、太平洋戦争終結までの時代、
東京の山の手にある裕福な家庭に女中奉公に出た、
「タキ」の回想がほとんどの部分を占め、
美しい時子奥様、かわいらしい恭一坊ちゃん、優しい旦那様など
魅力的な登場人物が多く、
当時の時代が生き生きと表現され、空気感まで伝わります。
今まで知っていた戦時中の悲惨な話とは全く違うけれど、
これもまた、実際の当事者たちの真実の姿だと感じられました。
この本、私はとても好きです。
【ほし太の日向ぼっこ】