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ほしいもブログ
自然農の田んぼ2022 稲刈り
10月16日の田んぼ見学会の時、
来週あたりにはそろそろ稲刈りが出来そうだという判断と、
20日の木曜日に、下の慣行栽培の田んぼに鹿の足跡があり、
稲の穂を食べ始めているとの連絡が入り、
早急に対処したほうがよいとのこともあり、
22日稲刈りをすることにしました。
幸いにも我が家の田んぼの稲は食べられていなかったので、
まずは一安心です。
仲間たちの田んぼにも稲架(はさ)ができていて稲刈が始まっていました。
端から順に刈っていきます。
今年は稲の育ちがいいと感じていましたが、
分決の一番多いもので22~23本、少ないものは5~6本で、
思ったよりは分決が少なかったです。
刈った稲から草を取り除きます。
今年は草の管理が上手くいったので、
いつもより草は少なく楽でした。
一握りづつ、左右、真ん中と3束重ねておきます。
重ねた稲を去年の稲わら3本で稲を縛ります。
右に稲の穂を向けて上からグルっと下に回し上下を返してから、
茎の根本に穂先を一周巻きつけます。
穂先を三本まとめて持ちねじっていくと自然にわっかになります。
そのわっかを縛った藁の下から上に通します。
ある程度稲を刈ったら先に稲架を立てることにしました。
毎年使っている杭を3本づつ両端に打ち込んで縄で縛ります。
台がたったら上に竿をのせます。
縛った稲を稲架にかけていきます。
稲の束を真ん中の一束と残りの二束に分けて、
二束の左右を逆にしながら交互にかけていきます。
稲の結び目を手前側にして、
長く残した穂先を竿に載せて次の稲束をのせていくと安定します。
稲架がだんだんと埋まってきました。
昨年はこれくらいで終了でした。
稲刈りをしているとバッタをたくさん見ます。
おんぶバッタもいました。
大きなバッタの上に少し小さいバッタが載っているのですが、
親子ではなくメスの上にオスがのっています。
夕方ようやく稲刈りが終了しました。
約5時間半の作業でした。
鳥よけならぬ鹿よけの紐を張り作業終了です。
家を出るときは曇っていましたが、
気づくと秋晴れの青空に変わっていました。
それ程暑くも寒くもなく、いい農作業日和でした。