秋思
熟成干し芋達磨庵のホームページに、
干し芋歳時記というコーナーがあります。
毎月、季節の花や果物と一緒に干し芋を盛り付け写真撮りします。
簡単な文章も載せますが、
今月は「秋思(しゅうし)」というタイトルでページを作りました。
秋思というのは、俳句の季語です。
秋に感じる、そこはかとないもの寂しさのことをいいます。
日の暮れるのが早くなり、
色づいた木々もだんだんと葉を落とし、
木枯らしが吹くころ、
なんだか急に寂しさに襲われることがあります。
春爛漫のころや、暑い夏、寒さ厳しい冬には、
こんな気持ちになることはけしてないですね。
写真は、配達スタッフが摘んできてくれた野菊と、
姉からもらった蜜入りのりんご、
ミカンは、浜松でつくっている天下糖一(てんかとういつ)という品種。
小春日和の午前中、
葡萄のツルからの木漏れ日がまぶしいくらいでした。
この写真は採用されませんでしたが、
姉は気に入ってくれたようです。