映画 シン・ウルトラマン 監督:樋口真嗣
子供の頃、ウルトラマンに出てくる怪獣が、
山の向こうから突然出てきそうでとても怖かったのを覚えています。
だからドラマシリーズのウルトラマンを、
それほど熱心に見てはいませんでした。
それでも、シン・ゴジラに続いてシン・ウルトラマンの映画が公開され、
観てみたい気持ちはありました。
色々忙しくて映画館には行けず、
公開から2か月以上たってさすがにもう上演は終了してしまったかな。
とムービックス清水のサイトを調べたら8月4日が最終上演でした。
しかも、上演終了後に1966年放送の、
シリーズ最終回、ゼットン登場回を特別に上演するとのこと。
これはもう絶対観に行かなくてはと、
平日の20時35分~23時(この回のみの上演)という、
なかなかハードルの高い時間だけど行きました。
スピーディな展開に最初はついていくのが大変でしたが、
作品へのリスペクトを随所に織り交ぜながら現代に置き換えてあるので、
違和感なく観ることができました。
政治や外交も絡めた人間ドラマも描かれ、
最初から最後まで息つく間もなく引き付けられました。
まさに大人のための特撮映画でとても面白かったです。
特にウルトラマンの造形の美しさが秀逸でした。