ほし太の日向ぼっこ
POPだるま

熟成干し芋達磨庵を立ち上げた時、
新聞に載ったこのPOP達磨を見つけて
達磨庵のシンボルにしたいと制作をお願いしました。
それから約7年、待ちに待った達磨が今日届きました。
POPだるまは、香川県の伝統工芸品で、
琴平町にある山中象堂という工房の三代目、山中竹志さんが彫り、
娘さんが彩色し、一つ一つ手作りのため
出来上がるまでに大変時間がかかるのだそう。
ノミざわりが良く、色付け後の仕上がりが美しい楠材で作られています。

前には達磨庵の文字と、後ろにはロゴが入って、
とても可愛らしく趣のある作品です。
サイズは約7.5㎝で小ぶりなので、
どこに置いてもしっくりします。
【ほし太の日向ぼっこ】
再生ネギ畑

豆苗は刈り取った後の豆を水に浸けておくと、
2、3回は再生してまた使えるのはよく知られていますが、
ネギの根っこもまた中から緑の葉っぱが出てきます。
けれどもネギは水だけだとそれほど大きくならないうちに、
根っこが腐ってしまいます。
夏の暑いうちはだめですが、
そろそろ土に植えてあげると根付いてだんだんと大きく育ちます。
先に植えておいた根っこはもう10センチ以上になり、
昨日植えた根っこからも少し緑の葉が出始めました。
最近は、アボカドとジャボチカバとネギに毎日お水をあげて、
成長を確認するのが毎朝の楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
達磨庵歳時記9月「葡萄」

熟成干し芋達磨庵のホームページにある「歳時記」のページに、
毎月一回、季節感のある写真と文章を更新して載せています。
これが毎月生みの苦しみで、今月もなかなか大変でした。
本来は二十四節気で書くものでしたが、
もう7年以上も続けていて題材もネタが尽きています。
そこで本当に個人的ですが、
その時その時に感じたことや、遭遇したできごと、
心に刺さった俳句からインスピレーションをもらっています。
今月選んだ俳句は、中村草田男の
「葡萄食ふ 一語 一語の 如くにて」でした。
ちょうど葡萄を頂いて、
毎晩のように食後に少しづつ楽しんでいた時に見つけたので、
とても惹かれました。
そして写真は我が家のブドウの木から葉っぱをもらい、
木漏れ日が写る場所で撮影しました。
もしよかったら、拙い写真と文章ですが、
熟成干し芋達磨庵のホームページで確認してみて下さいね。
【ほし太の日向ぼっこ】
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 中川 裕 著 集英社新書

コミック「ゴールデンカムイ」は、
アイヌ文化について多くの人に興味、関心を持たせることに貢献しました。
かくいう私もで、
ゴールデンカムイの監修者であるアイヌ語研究家 中川裕氏による本書は、
まさにアイヌ文化についての理解を深め、
ゴールデンカムイをより楽しく、
興味深く読むためにとても役に立ちます。
特に「〇巻〇話」と、漫画のシーンをはさみながらの解説は、
わかりやすく、印象的なシーンがよみがえってきて、
ゴールデンカムイをまた最初から再読したくなりました。
アイヌ語と日本語との共通点は語順くらいで、
他のどの言語ともちがう独立語ということですが、
今では日常的にアイヌ語を話す人はほとんどいないとのこと。
昆布やラッコがアイヌ語というのもびっくりでしたが、
日本各地にアイヌ語らしき地名も数多く残っているそうで、
かつては北海道だけでなく、
本州にもアイヌの方々が住んでいたというのも興味深かったです。
特に「カムイ」について、
今まで私は「=神」だと思っていましたが、
そんなに単純なものではなく、
アイヌの思想すべてに通じる奥の深い意味があることがわかりました。
注釈も興味深く、
北海道新聞社の「道新アイヌ語小文字発音講座」の動画で、
実際にアシリパ似の可愛いお嬢さんが、
発音している生の音が聞けるサイトのURLを紹介していたりと、
とても沢山の情報が詰まった良書でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
シネマ歌舞伎「怪談 牡丹灯篭」

今月のシネマ歌舞伎は「怪談 牡丹灯篭」
三遊亭円朝の傑作落語をもとに作られ、
明治25年(1892年)に歌舞伎座で上演されて以来、
人気演目となっているそうです。
よく知られた新三郎とお露のほか、源三郎とお国、
そして伴蔵とお峰夫婦という3組の男女の物語が重なりあい、
幽霊よりも怖い人間の業の世界が展開してゆきます。
今回上演されたのは平成19年10月の歌舞伎座公演の舞台映像で、
台本が文学座のために書き下ろされたものということで、
演劇のような見やすい歌舞伎でした。
また、原作者の円朝が高座で「牡丹灯籠」を噺すという趣向もあり、
それぞれの名演が楽しめました。
特に伴蔵役の仁左衛門さんとお峰役の玉三郎さんとの
息の合った絶妙な夫婦のやり取りがとても見応えありました。
【ほし太の日向ぼっこ】
マンハッタン

イトーヨーカドーでご当地パンを販売し、
その中に福岡のリョーユーパンという会社が販売している、
「マンハッタン」というドーナツがありました。
九州ではかなり有名らしいので買ってみました。
見た目はチェロスに似ていますが、
食べるとミスドのチョコファッションを、
よりどっしり、サクサクにした感じの味わいでした。
1974年(昭和49年)に発売されてから、
常に売り上げ上位に入っている超ロングヒット商品なんだとか。
一つ食べるとけっこうお腹にずっしりときました。
【ほし太の日向ぼっこ】
洗米用の竹ざる

友人が竹で編んでくれたざるは、
普通の竹ざるよりも深さがあります。
洗米専用に作ったそうで、何とも贅沢です。
「といだお米をしばらくざるに上げておいてから炊くとなぜか美味しい」
と聞いて、戴いた当初はよく使っていたのですが、
いつしか使うのを忘れていました。
それが先日、テレビだったかラジオだったかで、
「お米は乾物だから、乾物はもとの状態に戻してから使うのが、
美味しくなる秘訣」と聞き、
なるほどと思い、また使いだしました。
ほんのひと手間で美味しくなることが、
きっと他にも沢山あるんでしょうね。
【ほし太の日向ぼっこ】
珍しいチーズ

旦那様が時々珍しいチーズを買ってきます。
この前買って来たのは見た目がまるでチーズケーキのようでした。
調べたらイタリアのピエモンテ州産の、
テストゥン(石頭の意味)というセミハードチーズを、
地元の醸造酒バローロワインの絞りかすの中で熟成させたチーズとのこと。
その名も「オッチェリアル バローロ」といいます。
原材料は、生乳と綿羊乳とありました。
バローロワインは、
「王のワインにして、ワインの王」と称されるほどのワインだそうで、
チーズと一緒に食べる搾りかすもかなり美味しいです。
まさかこんなにすごいチーズとは、
ワインにはもちろんですが、菊姫の吟醸酒にも良く合いました。
美味しかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
まだ毎日きれいです。

9月になっても朝顔の花が毎日次々と咲き、
多いときは10輪ほどの花をつけます。
朝顔は夏休み中に咲いているイメージが強かったけれど、
調べたら花期は9月下旬まで、
朝鮮朝顔なら11月まで咲いているようです。
それにしても、
白い朝顔はいったいどこから来たんだろう?
今まで白い朝顔を育てたことはないし、
明らかに花が小さいから最近の品種とも思えないし、
鳥が運んできたのでしょうか?
【ほし太の日向ぼっこ】
ホップ

友人から、生のホップを戴きました。
近所にクラフトビールの醸造所があって、
収穫が終わった後のホップを摘み取らせてもらったのだそう。
生のホップを見る機会なんてないので、
じっくり見たら小さいけど中々芸術的な形をしていて、
美しいなぁと思いました。
「ホップを手でちぎってビールの中に入れて飲むと、
香りが立ってちょっと特別なクラフトビールっぽくなるよ」
と友人が教えてくれたので、
早速やってみました。
一番搾りは、香りが華やかになりました。
サッポロ黒ラベルは、苦味が強く感じました。
そしてどちらもホップを入れると泡がみるみる消えてしまうのは不思議でした。
そこで、数年前に景品でもらった神泡サーバーが役に立ちました。
楽しい体験でした。
【ほし太の日向ぼっこ】