ほし太の日向ぼっこ
豆本

銀座にある石川県のアンテナショップで、
豆本を衝動買いしました。
子供の時からミニュチュアの物が大好きで、
豆本に限らず、
グリコのおまけやガチャガチャをよく集めていました。
これを見た時、
大好きな宮沢賢治の「注文の多い料理店」が、
布貼りで中身もしっかり読めるのがとてもいいなぁと一目ぼれ。

でも金額は他の本のを見てみんな同じかと思ったら、
これはけっこう高かったです。

『豆本工房わかい』とあったのでサイトで調べたら、
石川県金沢市で「製本家」と「編集者」のご夫婦が作った工房の作品でした。
金属のクリップが何かなと思ったら、
これは豆本付きブックマークということで納得。
8月11日に豆本を作るワークショップを開催するそうで、
近かったら行きたかったなぁ。
【ほし太の日向ぼっこ】
緑のナス

田んぼに行く途中にある無人の野菜販売所で、
緑色のナスを買いました。
もちろん普通のナスと同じように食べてもいいんだろうけど、
せっかくだから緑のナスならではの食べ方があるかな?
とネットで検索。
緑ナスの無限レシピというのを見つけました。
緑ナスは一本だけですが米ナスみたいに大きくて太いので、
けっこうボリュームがあります。
太さをそろえた細切りにしてレンチンします。

600Wで3分ほどレンチンしてから、
酢、醤油、ごま油、塩コショウ、ツナ缶と一緒に和えたら完成!

ちなみに他のおかずは、
肉詰めピーマン、ゴーヤちゃんぷるー、コールスローサラダ、
でした。
野菜がたくさん食べられてよかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
赤と青とエスキース 青山美智子著 PHP研究所

「月の立つ林で」に続いて、
青山美智子さんの「赤と青とエスキース」を読みました。
「月の立つ林で」は「ツキない話」という、
ポッドキャストの配信が全ての物語をつないでいきましたが、
今回のそれは「エスキース」という一枚の絵でした。
オーストラリアのメルボルンは個人的にも思い出のある地ですが、
物語はまずその場所で
この「エスキース」が描かれるところから始まり、
それは切ない恋物語として描かれます。
やがてこの「エスキース」は、
色々な時代と人々の間を巡っていきます。
額縁製作者、漫画家とその弟子、喫茶店のマスターと女給、
51歳の女性と元カレ・・・。
そして最終章でそれまでの全てがつながるのですが、
それは気持ちのいい驚きでした。
そしてもう一度最初から読み返したくなる物語です。
人生には様々なことが起こります。
もちろん幸せなことばかりではないけれど、
それらすべてが今の自分を創っているのだなぁと、
この物語を読み終えて
自分にとっての「エスキース」を想いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
カプセルトイ

日本の縁起物というシリーズのカプセルトイ。
小さいけど職人が一つ一つ手作りしているのでなかなかの完成度です。
でもそれを集めているのは友人で、
全部で7種類あり重なってしまったのを頂いたのですが、
それがもう3種類集まりました。
聞いたらあと一つ「カエル」でコンプリートするというので、
「私も役に立ちたい!」と思い挑戦しましたが出たのは招き猫。
私としては可愛くて嬉しいけど友人の役には立ちませんでした。
友人は今回も「犬はりこ」を引き当てたそうです。
何とか「カエル」を引き当ててあげたいけれど、
近くにこのガチャがないので、
また機会があったら当てたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
シャンパンと白ワイン

このところ赤ワインを飲むことが多かったので、
久しぶりにシャンパンと白ワインを飲みました。
シャンパンは2021年に、
イトーヨーカドーで百周年記念として発売していた
お楽しみBOXに入っていたもの。
2年も寝かせてあったとは。
ウィル アンジュール エクストラ ブリュット ブラン ド ノワール
という、ピノムニエとピノノワールという黒ぶどうで作られた白。
ブラン・ド・ノワールが「黒の白」という意味らしいです。
甘さは控えめですが、フレッシュでフルーティな、
飲みごたえのある美味しいシャンパンでした。

白ワインは生活クラブで購入したポルトガルのワイン。
ぶどうが在来種を使っているというので興味がわきました。
こちらも中々美味しくてまたカタログに載ったら買いたいです。
夏はさっぱりと酸味の効いた白ワインやシャンパンが美味しいです。
ベタですがメロンと生ハムとチーズがあったので、
あわせてみました。
【ほし太の日向ぼっこ】
イトーヨーカドー×ちいかわ

『ちいかわと夏休みフェア』と題して、
イトーヨーカドーでキャンペーンやイベントが開催されています。
対象商品を4つ買ってもらえるオリジナルB5ノートを貰ってきました。
8月1日から開催ですが、先着で商品がなくなり次第終了ということで、
2日だけどまだあるかなぁ?と思いながら商品を購入。
一つは丸美屋のちいかわふりかけ。

裏側も可愛いです。

たまご×4袋とたらこ×2袋におまけのキラキラシールが一枚入っています。
可愛いです。
残り3商品は、カゴメのトマトケチャップ、
キッコーマンのわが家は焼肉屋さん、サントリーのヨーグリーナ。
4商品買っても605円でした。

そして頂いたのがこれ。
オリジナルということで、
ヨーカドーの看板風ちいかわロゴ入りがとっても可愛いです。
全部で3種類ですが絵柄は選べません。
でもどれも可愛いかったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
月の立つ林で 青山美智子 著 ポプラ社

毎年のように本屋大賞にノミネートされている方ですが、
今回が初読でした。
5章からなる短編集で登場人物がリンクしていきます。
それはタケトリ・オキナがポッドキャストで、
毎日朝7時に配信している10分間の「ツキない話」を聴いているということだけで、
それぞれが知り合うという訳ではなくそのつながり方がとても絶妙でした。
「ツキない話」は月にまつわるウンチクが語られるので、
それ自体もとても興味深かったです。
月が形を変えていくように、
私たちの生活も常に変化しているけれど、
日々の忙しさに追われていると確かにあるのに目に見えない新月のように、
見失ってしまうことも多いのだなぁと感じました。
最終章でタケトリ・オキナのこともわかり、
色々すっきりとしました。
とても優しい物語でした。
ポッドキャストというものも知らなかったけれど、
YouTubeのラジオ版みたいなもののようで、
一度聴いてみたいなと思いました。
【ほし太の日向ぼっこ】
静岡県版画協会展

第87回の静岡県版画協会展が、
7月23日~30日まで県立美術館で開催されました。
木版画クラブの仲間も何人か出展しているので、
今年も楽しみに観に行ってきました。
版画といっても木版画やドライポイント、シルクスクリーン、
デジタルプリント、コラグラフなど作品の表現方法は様々です。
でもやっぱり木版画の作品に心惹かれます。
作品タイトル集に県版画協会会長さんが、
横尾忠則氏の言葉を参照した挨拶文を寄せられていました。
ざっくり紹介させていただくと、
「絵をみる人が、自分の体験や思索を総動員させて、
自由に思い思いに想像してもらうのが一番いい。~中略~、
絵は知識ではない。身体的体験である」と。
有名画家の作品でなくても、心揺さぶられる作品と出会うこと。
そんな機会をこれからも持ち続けたいと思います。
今年も仲間の一人が受賞していました。
みんなレベルアップしていて本当にすごいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
牛乳茶わん蒸し

いつもはだし汁で作る茶碗蒸しですが、
たまご豆腐みたいになるかと思い、
だし汁を牛乳に変えて作ってみました。

茶碗蒸しなら蒲鉾や鶏肉、三つ葉などを入れますが、
今回は茹でたトウモロコシだけにしました。
もちろんプリンではないのでお砂糖は入れず、
ちょっとだけ出汁を入れてお塩で味付け。
思ったほど牛乳っぽくなくて、
言われなければたぶん気づかないくらいでした。
トウモロコシが甘くて美味しかったです。

お昼のお弁当なので、
他には人参とインゲンの肉巻き、
きのこのマリネ、厚揚げと小松菜の煮びたしです。
案の定、みんな言わないと気づいていませんでした。
お昼の時はまだ温かかったけど、
一つ余分に作ったので夜は冷やして食べました。
こちらの方が美味しく感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】
宙ごはん 町田そのこ 著 小学館

2023年本屋大賞ノミネート作品。
5章それぞれのタイトル名が美味しそうな料理の名前だったので、
ほんわかした話かなと想像していましたが予想は見事に裏切られ、
主人公含めた登場人物それぞれが、
生きていく中で傷つき、乗り越えていくための、
勝負めしのような料理がとても印象的でした。
宙には、育ててくれている『ママ』と、
産んでくれた『お母さん』がいます。
口うるさいけど愛情いっぱいに接してくれるママ・風海と、
人気イラストレーターで坂の上のお屋敷に一人で住んでいる、
美しくて、大人らしくない魅力的なお母さん・花野。
二人とも大好きな宙は「さいこーにしあわせ」な幼児時代を過ごします。
ところが小学校に上がるタイミングで、
夫の海外赴任に同行する風海家族と離れ花野と暮らすことを選択した宙。
子供の世話はしない、ご飯も作らない、授業参観には来ないけど、
恋人とのデートには行く花野に、次第に寂しさと不満を募らせていきます。
ある日ついに耐え切れなくなって家を飛び出した宙。
宙に手を差し伸べ、ご飯を作ってくれる花野の中学時代の後輩佐伯から、
とっておきのパンケーキを作ってもらいレシピを教わります。
その日から、宙は教わったレシピをノートに書き留めることを始めます。
登場人物の心情がとても丁寧に描かれ、
それぞれが抱える苦しみに寄り添うことは少ししんどかったけれど、
苦しみがあるから成長していくし、
それを乗り越えていく力になる料理はとても美味しそうでした。
人は時に誰かの助けを必要とすることもあるし、
誰かを助けることができる存在でもあると、
この本を読みながら感じました。
【ほし太の日向ぼっこ】