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2019年06月

柳家花緑 独演会

駿府古典落語を楽しむ会主宰の「柳家花緑独演会」に行って来ました。
毎年1回この時期に開催され今年で18回目なのだそう。
定員150名、補助椅子も使って満席でした。
花緑師匠の人気の程がわかります。

まずは、花緑師匠三番目の弟子 柳家緑君(ろっくん)から。
今は二つ目ですが数年後は真打となるそうで、
表情豊かに「祇園祭」という噺を聞かせてくれました。

京都人の京都自慢を散々聞かされた江戸っ子、
「武蔵の国の江戸」ではなく「むさい国のヘド」と言われついに切れた。
最後は祇園祭と三社祭りのお囃子合戦となり…。
二人の対比がとても楽しい初めて聞く噺でした。
俳優の東出昌大に似たイケメン落語家さん、
これからも楽しみです。

続いて花緑師匠の登場。
会場からは「待ってました!」の掛け声も出て盛り上がります。
相変わらずのまくらから大爆笑で、
渋谷落語に出演した際の注意事項の読み間違いの話は、
時事ネタがらみでで上手いなあと感心しました。
それに引っ掛けての「粗忽の使者」
粗忽者の話の面白さは、こんな人は絶対いないだろうとわかっているけど、
でもどこかにいるかも、と思えちゃうところでしょうか。

仲入り後は、花緑師匠の「子別れ」

酒に溺れて女房子供と離縁してしまった大工の熊五郎。
その後改心して酒も断ち頭領として立派になるが、
思い出すのは別れた息子の亀のこと、
ある日道でばったりその亀に出会って…。

前半の酒に溺れた熊五郎の姿、
すっかり改心した熊五郎の子を思う親の気持ち、
別れたカミさんと再会する場面のお互いの気持ち、
その時その時の心情を巧みに演じ分ける話力は流石です。
2時間の独演会があっという間でした。

久しぶりに大声で笑えて気分もスッキリしました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月20日 18:34

杏仁豆腐

お家の庭になったというビワを頂きました。

ビワの実をおいしく頂いたあと、
種もきれいに洗って天日に干しておきました。

厚生労働省からビワの種を食べることについて、
注意喚起が出されていることは知っていましたが、
ちょうど生活クラブの牛乳が余っていたので、
前に作ったことがある「杏仁豆腐」を作ることにしました。
多量に摂取しなければ大丈夫でしょう。

ビワの種8個は、外側の茶色の皮をむきます。

種をおろし金ですります。
すっているうちに杏仁豆腐の香りがしてきます。
ビワの種に含まれるアミグダリンとエムルシンという酵素が反応して
細胞が壊されることでこの香りになるそうです。
成分は全く中華料理の杏仁と同じなんだって。

すったものにラップをしてしばらくおくとさらに香りが強まります。
それを牛乳500㏄、砂糖30g、粉寒天4gと一緒に沸騰させ、
茶漉しでこして冷やして固めます。
写真を撮るのを忘れてしまって残念ですが、
出来上がった杏仁豆腐を切ってミックスフルーツと一緒に食べたら、
まるで中華屋さんで出てくる杏仁豆腐でした。
会社で振舞ったら大評判でした。

まだ種が残っているのでまた作ろうっと!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月19日 18:50

間引き人参

芝川の義兄から「人参の抜き菜、欲しい?」と聞かれ、
「欲しい、欲しい!」と言ったらどっさりくれました。

葉っぱをふりかけにしようと思ったら、
けっこう育った小さい人参もついていて何だか嬉しくなりました。

人参の方はピクルスにしようとそのままオリーブオイルでサッと炒めました。
冷蔵庫の野菜室にあった、
大根と胡瓜とズッキーニも一緒にしました。

お昼は、チリビーンズ丼にしてピクルスを付け合せに。
丸ごとの人参は見た目も可愛くてよかったです。
辛いチリビーンズと甘酸っぱいピクルスの相性もばっちりでした。

そして葉っぱは、人参葉っぱのご飯にしました。
サッとゆでて細かく刻み、
かつお節、胡麻、塩を入れて味を調え炊き立てご飯に混ぜて完成!

おかずは、五目豆、もやしとホウレン草トウモロコシの塩炒め、
黒はんぺんとジャガイモのフライ、丸茄子のシシトウ味噌焼き、キャベツの千切りでした。

二日間にわたって楽しめた間引き人参。
お金では買えない、こういうものはすごく有難いです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月18日 15:50

遠州森の甘甘娘

以前から早朝に大行列で売切れてしまうと噂では聞いていた、
遠州森のとうもろこし「甘甘娘」。

最近スーパーでもこの品種を見かけるようになり、
遠州森産のではありませんが、買って食べたことはあります。
だからまぁ普通に甘いトウモロコシという印象でした。

私の中で一番美味しいトウモロコシは、
父が毎年畑で作っていた「ハニーバンタム」という品種のトウモロコシです。
もちろん採れたてをすぐに茹でてくれていたので、
その美味しさは、買ったトウモロコシでは到底太刀打ちできません。
今でもその味を思い出します。

ところが先日から、イトーヨーカドーアプリのお知らせに、
「遠州森の甘甘娘販売!」とのメッセージが入り、
とうもろこし好きとしては一度は食べてみたい!
と何度か行ってみたのですが巡り合うことはできませんでした。

土曜日の開店直後、
姉に頼まれたものを買いにイトーヨーカドーに行ってみると、
なんと甘甘娘が山積みになって売られていました。
思わず生産者さんの顔を見て「やっと会えた!」と言ってしまったくらい、
びっくりでした。
「今朝収穫して来ました」と聞いて、姉と友人にもすぐに電話しました。
「明日の朝くらいまでは、生でも美味しいですよ」とのこと。
全部で6本買い仲良く2本づつ分けました。
本当は自分ひとりで4本でもよかったんだけど、
2日くらい前に近くのスーパーで特売のトウモロコシを買ったばかりで、
茹でトウモロコシがまだ冷蔵庫の中にありました…。

まず見た目は、白い粒と黄色の粒が混じっていて、
そうハニーバンタムとよく似ています。
さっそく生のままかじってみると、驚くほどの甘みと果汁でびっくり!
これは最早果物だよ。
ネットには糖度15度以上と書かれていましたが、
それはメロン並みの数値です。
でも確かにそれくらい甘いのです。

残りの一本はラップをして電子レンジでチンしました。
(茹でるよりその方が美味しいと聞いたので)
熱々をまたかじったら、生よりさらに甘くて二度びっくり!

父のトウモロコシを越えたかもしれないけど、
でも、干し芋も紅はるかのようにただ甘いのがいいかといえば、
いずみのように、お芋の風味もあったほうが美味しいと思うから、
甘甘娘はたまに食べるくらいがちょうどいいような気がします。

でも美味しかった~。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月17日 14:54

100年後に残っていると思うお菓子 その2

先日かもかしさんに買いに行った、
『蓮根煉切と 果種実寄せ(はすねねりきり と かしゅじつよせ)』は、
4種類のうち2種類しか買えなかったので、
どうしても残りの2種類も食べてみたくて、また買いに行ってしまいました。
何せ16日までの販売なのでこの機会を逃すともう食べられないからねー。

で、今回購入したのは
くるみ+落花生 と みかん+柚子。

煉切は、一般的には白餡につなぎとして求肥や山芋を加えて煉り上げたもの
なんだそうですが、
かもかしさんは、山芋よりもクセがなく素材の味を際立たせるので、
オリジナルで蓮根を使っているそうです。

近くの麻機で蓮根栽培が盛んなことも理由でしょうか。

かもかしさんのブログには、
今回はわかりやすくベリーやナッツで統一しましたが、
様々な味がミックスできるので上生菓子の可能性が広がったと書かれていました。
100年後まで残っているお菓子というのは、
「味は試行錯誤して変え続けているだろうな」と、
今回の果種実寄せ にいきついたのだそう。

少し前に、お茶染めの鷲巣さんのメッセージにも、
「先人の知恵を利用していく者は、常に革新を続けていく使命がある。」
というニュアンスの言葉があったので、
志の高いクリエイターたちは同じような思考を持つのかなと感心しました。

くるみとナッツ、みかんと柚子も期待通りの美味しさで大満足しました。

これからも定期的にお店に行かなくっちゃ!

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月16日 17:15

ピーマンの胡麻醤油和え

夜のうちに明日のお弁当の仕込みをしておかなくちゃならないけど、
何を作ろうか迷っていて目に付いたのが、
カレンダーに載っていたこのメニューでした。
ピーマンが安くたくさん手に入ったときに作ると、
紹介されていました。

材料はピーマン8個だったけど、
家にあったのはピーマン5個入り一袋でしたがこれだけでも充分でした。

まずピーマンを丸ごとオーブントースターで焼きます。
皮の表面が水ぶくれのようにプツプツして柔らかくなったら取り出し、
種を取り一口大に切ります(種が気にならなければそのままでもいいかも)

すり胡麻大さじ2、醤油大さじ1 、砂糖小さじ2で和えるだけ。
簡単ですがなかなか美味しかったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月15日 17:15

100年後に残っていると思うお菓子

先日SPACの芸術劇場出で出会った『かもかしさんの干菓子』が、
とっても可愛くて美味しかったので少しサイトを調べてみたら、
ブログに載っていたのがこのお菓子でした。

京都で開催された「いとおかし展」というイベントに出展された際のお題が、
「100年後に残っていると思うお菓子」ということで、
考えてつくられたのが、蓮根ねりきりの果種実寄せだったそう。

中にドライフルーツやナッツが入っています。
販売期間が今週だけだったので急いで買いに行って来ました。

4種類あったそうですが、2種類は売り切れていて買えたのは、
レーズン+グリーンレーズン、いちご+クランベリーでした。
見た目はまん丸のお菓子ですが、切ると中はとってもカラフル。

酸味や甘み、果実の風味が口の中に広がって、
とっても幸せな気分になりました。
旦那様と一緒に、お酒に合わせたり、味わっていただきました。

一緒にお店に並んでいた焼き最中も気になり購入。
あずき・抹茶・いちご・胡麻・枝豆の4種類。
見た目がとっても美しく目をひきました。
これは今夜のお楽しみです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月14日 18:54

moyocami gallery

moyocami galleryから、
今月の展示会のお葉書きを戴いたので行って来ました。

今回のコラボ作家さんは、お茶染めの鷲巣恭一郎さん。
静岡の伝統工芸である『駿河和染』の技術を使い、
お茶の葉のタンニンで、布はもちろん百瀬さん作の引きものも、
黒や茶色に染め上げます。

漆の黒とはまた違った、
木の年輪や模様もくっきりと浮き立ちます。

特に気に入ったのがTシャツでした。
最初に黒く染め上げてから、糊をおいて模様を抜いていくのだとか。
訪れた日は作家さんが在廓ではなかったので詳しいことはわかりませんが、
鷲巣さんのアトリエでは、Tシャツの染色のワークショップも行われているそうで、
とっても行ってみたくなりました。

ギャラリーには、4月にミラノで行われたデザインウィークの様子を写した写真が
たくさん飾られていて、その時のお話も聞けてとても興味深かったです。

というのも、デザインをイタリアのデザイナーさんが行い、
日本の若手の工芸作家さんが実際に作品を作るというコラボ展示だったというのです。

ひまわりのタペストリーは鷲巣さんの、お茶染めで、
碁石を模した引きもののお皿は、百瀬さんの作品でした。
若い人たちのセンスと確かな技術で生み出された作品はとても魅力的でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月13日 18:31

甘夏

我が家には父が植えた甘夏の木があります。
とっても甘くて美味しい甘夏ですが、
毎年数えるほど、数個しか実がなりません。

今年は8個の実がなっていましたが、
高い木の上のほうにあって脚立を使っても手が届きませんでした。
毎日2階のベランダから眺めていて、
このまま木の上で熟してダメになっちゃうかなぁ。
今年はウチの甘夏が食べられないかもと心配していたら、
先週の土曜日、姉夫婦が高枝切りバサミを持ってきて、
8個の実を全部採ってくれました。

姉もこの甘夏がとっても食べたかったようです。

採った実をさっそく仏壇にあげて、その後食べてみました。
いつもより長く木にならせておいたから、もう中身がスカスカかも…。
とちょっぴり心配しながら食べてみると、
まだまだ瑞々しくて、香りがよく思った以上に美味しかったです。

一つ気になったのは、
甘夏の見た目がまるでグレープフルーツのような色だったこと。
例年はもう少しオレンジ色だったと思うのだけど、
今年の甘夏はどうしてこんなに黄色なのかな?

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月12日 17:26

うさぎとワニ

日曜日のSPAC演劇「イナバとナバホの白兎」を観劇する前に、
劇場内のカフェスペースで珈琲を戴こうとカウンターに行くと、
可愛らしい干菓子が置いてありました。

見ると「かもかし」さんのお菓子だというではありませんか。
私は、静岡で一番美味しい和菓子屋さんは「かもかし」さんだと思っています。

さらにモチーフが「ウサギとワニ」という、
今回の演劇にちなんで特別に作ってくださったものだと聞いて、
これはもう買わない訳にはいきません。

ワニは、黒糖味とお茶味。
ウサギは、いちご粉末が入ってちょっぴり酸味が効いていました。
直径2センチと3センチほどの可愛らしい干菓子ですが、
やさしい甘みが口の中に広がってとっても美味しかったです。

そういえば、前にもたわら屋さんの和菓子が置いてあって、
近くに越してこられたことを知ったっけ。
どなたのアイディアか知りませんが、
こういう企画っていいなぁ。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時:2019年06月11日 18:43