
以前から早朝に大行列で売切れてしまうと噂では聞いていた、
遠州森のとうもろこし「甘甘娘」。
最近スーパーでもこの品種を見かけるようになり、
遠州森産のではありませんが、買って食べたことはあります。
だからまぁ普通に甘いトウモロコシという印象でした。
私の中で一番美味しいトウモロコシは、
父が毎年畑で作っていた「ハニーバンタム」という品種のトウモロコシです。
もちろん採れたてをすぐに茹でてくれていたので、
その美味しさは、買ったトウモロコシでは到底太刀打ちできません。
今でもその味を思い出します。
ところが先日から、イトーヨーカドーアプリのお知らせに、
「遠州森の甘甘娘販売!」とのメッセージが入り、
とうもろこし好きとしては一度は食べてみたい!
と何度か行ってみたのですが巡り合うことはできませんでした。
土曜日の開店直後、
姉に頼まれたものを買いにイトーヨーカドーに行ってみると、
なんと甘甘娘が山積みになって売られていました。
思わず生産者さんの顔を見て「やっと会えた!」と言ってしまったくらい、
びっくりでした。
「今朝収穫して来ました」と聞いて、姉と友人にもすぐに電話しました。
「明日の朝くらいまでは、生でも美味しいですよ」とのこと。
全部で6本買い仲良く2本づつ分けました。
本当は自分ひとりで4本でもよかったんだけど、
2日くらい前に近くのスーパーで特売のトウモロコシを買ったばかりで、
茹でトウモロコシがまだ冷蔵庫の中にありました…。

まず見た目は、白い粒と黄色の粒が混じっていて、
そうハニーバンタムとよく似ています。
さっそく生のままかじってみると、驚くほどの甘みと果汁でびっくり!
これは最早果物だよ。
ネットには糖度15度以上と書かれていましたが、
それはメロン並みの数値です。
でも確かにそれくらい甘いのです。
残りの一本はラップをして電子レンジでチンしました。
(茹でるよりその方が美味しいと聞いたので)
熱々をまたかじったら、生よりさらに甘くて二度びっくり!
父のトウモロコシを越えたかもしれないけど、
でも、干し芋も紅はるかのようにただ甘いのがいいかといえば、
いずみのように、お芋の風味もあったほうが美味しいと思うから、
甘甘娘はたまに食べるくらいがちょうどいいような気がします。
でも美味しかった~。
【ほし太の日向ぼっこ】