マイクロカプセル香害 古庄 弘枝 著

数年前から周囲の洗剤や柔軟剤の香りが、
とても強くなってきているのを感じていました。
すれ違いざまに感じるにおい、
道を歩いていると排水溝から上がってくる、
シャンプーやソープのにおい。
スーパーの売り場には数多くの洗剤と柔軟剤が置かれ、
毎日毎日テレビからは繰り返し柔軟剤や除菌スプレーのCMが流れてきます。
何だかおかしいと思っていた時この本の存在を知りました。
この本には多くの人の体験が載っています。
全国各地、年齢も職業も様々なその方たちは、
ある日突然、息もできないくらいの症状に侵されます。
ベランダからやってくるご近所の柔軟剤の香りで、
激痛や息苦しさを感じる人。
職場にいられなくなってしまった人。
電車やバスに座ると他の人の柔軟剤の臭いが体に移染してしまうため、
外出もできず、
どこにも逃げ場のない苦しみを感じ続けている人がなんと多いことか。
花粉やPM2.5より恐ろしいのは、
柔軟剤に含まれる有害物質がマイクロカプセルという微粒子にされ、
そのまま血管に取り込まれ肺にまで及ぶこと。
この本に載っている事例は、
けして化学物質に敏感な人が過剰に反応してしまう特別な事例などではなく、
私たちも、誰もがいつ発症してもおかしくないと感じました。
これはもはや大気汚染といっていいほどの事態だと思います。
赤ちゃんに柔軟剤を使って洗った衣類を着せることは虐待ではないでしょうか。
という言葉がとても印象に残っています。
この情報を一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。
































