2018年06月
まど・みちお の うちゅう 展
常葉美術館で開催中の「まど・みちおのうちゅう」展に行って来ました。
童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などの作詞で有名な、
まど・みちおさんの、詩人としての足跡をたどるとともに、
50代はじめに集中的に描かれた抽象画の作品を通して、
まどさん独特の宇宙観を紹介する企画展。
日本人として初めて国際アンデルセン賞を受賞されたまどさんを、
私は、童謡作家、童話作家、詩人としては認識していたものの、
こんなにも素敵な抽象画を描かれていたことを本展ではじめて知りました。
作品を眺めていると、不思議とパウル・クレーの絵と似ているような気がしました。
「芸術は見えないものを見えるようにする」と主張していたというクレー。
まどさんが見つめる先も、人が見ていない、見逃してしまうほど小さなものだったり、
宇宙のように大きな、壮大なものでした。
また、親交のあった方々、それぞれのまどさんとの思い出を読むと、
まどさんの人柄がとてもよく伝わってきました。
映像の中のまどさんにも出会え、
とても幸せな時間を過ごすことができました。
最後に私が好きな、まどさんの詩をひとつ
いちばんぼし
いちばんぼしが でた
うちゅうの
目のようだ
ああ
うちゅうが
ぼくを みている
【ほし太の日向ぼっこ】
自然農の田んぼ 2018 共同赤米田植えと草取り
6月18日、自分たちの田んぼの草取りと、
共同の田んぼで赤米の田植えをしました。
田植えから2週間たち、草もだいぶ目立ってきました。
水周りはうまくいっているようです。
端から苗の周りの草を刈っていきました。
まだヒエはそれほど多くなく、クローバーが目立ちます。
途中でお昼になり、午後からは共同の田んぼに赤米を植えました。
赤米の苗がしっかりと丈夫に育ちました。
早くも分けつが始まっている苗もあります。
いい苗を選んで苗とりします。
植える場所はそれほど広くないので、三人並べば十分です。
稲がよくわかりませんが、田植えが終わったところです。
共同作業の後、引き続き田んぼの草取りをしました。
思った以上に手ごわく時間がかかりましたが、
なんとかきれいになりました。
最期に、苗が小さすぎて育たず、
消えてしまったところに赤米の苗をもらって植えなおししました。
仲間たちの田植えももう一踏んばりです。
もう一つ別の作業。
勧められて畑に大豆を蒔きました。
これも自然農なので、草を刈ったままの耕さない畑です。
ここの在来種の豆を仲間が分けてくれました。
緑がかかった色の少し小ぶりの大豆です。
土地に合っているのでよく育つそうです。
次にくる時には芽が出てるかな?
【きらくな寝床】
最初の二粒
まだしばらくは熟さないと思っていたすもも。
今朝新聞をとりに外に出たら二粒落ちていました。
見たらしっかり熟しているみたい。
さっそくかじってみました。
うん、甘酸っぱくて美味しい!
それに今年はいつもより甘みが強い気がする!
粒も大きくて立派!
しかもたくさん成っている!
もっと広い敷地にのびのびとはやしておいてあげたいけど、
もうすぐ枝切られちゃうから、
できるだけたくさん実を収穫するね。
ありがとう。
【ほし太の日向ぼっこ】
有機サツマイモ農園
茨城の自社農園ではそろそろ苗の植え付けが終わりす。
有機の畑は、除草に薬剤を使用することはできません。
少しでも草を抑えるため、畝にマルチシートをかぶせてありますが、
そこに、色々な動物の足跡がついていました。
この矢印のような足跡は、雉です。
畑に行くとかなりの確立で雉に遭遇します。
見た瞬間は猫かな?
と思いましたが、正解は狸。
この畑には親子の狸が出没するようです。
糞もしてありました。
苗の植え付けは順調に進みましたが、
気温が下がった時に植えた小さな苗だけは根付くことができなかったようで、
枯れてしまった苗を植え継ぎしました。
【ほし太の日向ぼっこ】
ちょうどよく漬かりました。
我が家は夫婦そろって漬物好き!
でも、漬物をつけるのが上手だった父が亡くなってから、
自分でも、糠漬けや、白菜漬けに挑戦しているのですが、
中々うまくできませんでした。
普段はだいたい漬かりすぎちゃいます。
旦那様は、これくらいの方が好きと言ってくれますが、
いつも古漬けのようになってしまいました。
それが、今回は時間と気温がちょうどうまい具合にいったのか、
私にとっては今まで一番美味しい糠漬けができました。
ズッキーニ、セロリ、大根、人参です。
旦那様は、やっぱりきゅうりが一番好きと言ってますが、
たまにはこういう変わりだねも美味しいです。
糠漬けの前に作ったのがこのマリネ。
この前Gちゃんからもらったズッキーニでマリネを作ったら、
とっても美味しくできたので、
そのマリネ液を使って2回目のマリネを作ってみました。
ズッキーニ、大根、パプリカ、セロリ、人参、玉ねぎ、トマト。
2回目の方が酸っぱさがマイルドになって、
またちょっと違う味わいでした。
夏に食べたくなるメニューです。
【ほし太の日向ぼっこ】
もうすぐお別れです。
庭に植えてあるスモモの木が今年もたくさんの実をつけました。
父と一緒に行った植木市で買った苗を植えて、もう25年以上たちます。
父が元気だったころは枝を切ったり手入れをしていたので、
こんなに枝があちこちに張り出していなかったけれど、
ついに隣りのアパートの大家さんから「枝を切って下さい」
と苦情が来てしまいました。
スモモの木と柿の木、夏みかんの木がそれぞれ、
隣りのアパート側にかなり枝を伸ばしてしまっていました。
申し訳なかったです。
すぐに植木屋さんにお願いして、
今年はスモモは諦めようと思ったけれど、
6月の植木屋さんは大忙しの様で、
来てくれるのが25日になりました。
それまでにはスモモの実がみんな熟してくれるかも。
できるだけとっておきたいな。
【ほし太の日向ぼっこ】
ベビースターラーメンアイス
スタッフの一人が「この前から気になっていた」と買ってきた、
「ベビースターラーメンアイス」
調べたら、5月29日からセブンイレブン限定で
先行販売されていたようです(税込み213円)
最近セブンにはほとんど行ってなかったから全く知りませんでした。
蓋を開けるとけっこう衝撃的な見た目。
バターキャラメル味のアイスというけど、塩味を強く感じます。
それはベビースターラーメンに合うよう、アイスにも醤油を混ぜてあるからだそう。
また、ラーメンもアイスに合うよう細かくしてあるみたい。
もう少しラーメンの食感がカリカリとしていたらよかったのに、
ちょっとしんなりとしてしまっていたところが残念だなぁ。
一個をみんなで回し食べしてちょうどよかった!
【ほし太の日向ぼっこ】
店頭菜園
タツマの店先で、スタッフがプランターに植えてくれた胡瓜についに実がなりました。
記念すべき最初の一本は、こんな太っちょきゅうりでした。
半分に切ったらこんなでした。
タネばっかりかと思いきや、意外とちゃんとした胡瓜。
でもちょっと固めなので、
薄くスライスして塩でもみ、マカロニサラダに入れました。
そうすればみんなで食べられます。
完成した今日のお昼のメニュー。
タケノコ入り肉団子、マカロニサラダ、厚揚げと小松菜の煮浸し、きんぴらごぼう。
全部で10人分作りました。
【ほし太の日向ぼっこ】
初鰹
春から初夏にかけ黒潮にのり太平洋岸を北上してくる鰹。
江戸っ子は初鰹と呼び、大枚をはたいてもこぞって食べたがったのだといいます。
今では年がら年中、鰹はスーパーに並んでいます。
かなり好きな魚なので、
割引になどなっていたらかなりの確率で買うので、
一年中我が家の食卓にも上ります。
だから、あまり季節感も感じなくなってしまいました。
でもこの時期だけは特別です。
旬の食材なので、至る所で目にし耳にします。
いつも車を運転しながら聞く土曜日のNHKラジオ「文芸選評」で、
先週の俳句のお題はおそらく「初鰹」。
その中で印象に残った句がありました。
それは「朝どりの薬味たっぷり初鰹」という句でした。
どなたの作品かも知りませんが、
その句を聞いたとき、猛烈に鰹のたたきが食べたくなりました。
ということで、それから2日もたってしまいましたが、
大葉、ねぎ、みょうが、しょうが、薬味をたっぷりのせた、
鰹のたたきを昨晩いただきました。
あー満足!!
【ほし太の日向ぼっこ】
繻子の靴 ポール・クローデル作 渡邉守章 翻訳・構成・演出
上演時間が約8時間となる「『繻子の靴』四日間のスペイン芝居」を、
静岡芸術劇場で観劇しました。
2016年に京都で初演されてから、
2回目となる再演を観劇できる機会に恵まれたことはとても幸せです。
作者のクローデルは、外交官でもあり1925年(大正14年)、
駐日大使として日本滞在中にこの戯曲の4分の3以上を書き上げたそうで、
16世紀末のスペイン、新大陸、アフリカ、日本が舞台となる壮大な物語でした。
さて、8時間の上演時間となると集中力も続きません。
構成は1日目、2日目、3日目、4日目となっているため、
約2時間づつの公演の後30分の休憩時間が3回入るということが事前にわかっていました。
午前11時から始まるため、希望すると1回目の休憩時には昼食が、
3回目の休憩時には夕食が用意されるという至れり尽くせりで、これにはとても感謝です。
(事前予約しなくても劇場ロビーではお弁当やサンドイッチなどの販売がありました)
観劇前は、8時間もの長丁場に耐えられるのか、実はとても心配でした。
前もって原作を購入し、読んでから観劇をと思っていたのに、
台詞回しのあまりの難しさにあえなく撃沈してしまいました。
それでも少しは原作に触れていたことと、
配布いただいた資料の助けで、物語そのものはとてもよくわかりました。
また俳優さんたちの優れた表現力と、
舞台美術の素晴らしさに圧倒され、とてもとても感動しました。
初めての体験ばかりでしたが、
「オラトリオ型」という演者が「譜面台」を前にテクストを読む局面と、
実際に演技する局面を組み合わせた構成は斬新でした。
この時代この場所では,
キリスト教の教義がその精神世界を構成する重要な要素で、
キリスト教徒ではない私には,
主人公たちの心情に、心から寄り添うことはできなかったけれど、
4日目の最後に魂の救済があったことにより、
観劇後の精神状態が、
開放感と充実感、そして清清しさに浸れました。
とても貴重な体験でした。
【ほし太の日向ぼっこ】