2019年03月
お弁当
芝川に住んでいる姉が、
旦那様が作ったお野菜を持ってきてくれました。
食材は何よりも嬉しい頂き物。
さっそくお昼のお弁当に使います。
お弁当を作るのは好きなのですが、
メニューを考えることに時々行き詰ります。
食材を目の前にすると、
「これを使って何を作ろうかな?」とインスピレーションが湧いてきます。
ちなみに今日は、生椎茸、菜花、乾燥シラタキを使って、
椎茸の肉詰め、菜花の辛し和え、油揚げのシラタキ包み、チリビーンズを作りました。
チリビーンズ以外は姉からの頂きもの。
助かっちゃった!ありがとう。ご馳走様でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
熟成干し芋達磨庵 ほしいも歳時記3月
月に一度、熟成干し芋達磨庵の歳時記を更新しています。
その時季にちなんだものや草花と、
熟成干し芋との組み合わせを考えて写真を撮り文章を書きます。
楽しい作業ですが、
なかなかいい題材が見つからず苦しくなるときもあります。
今月は先日訪れたmoyocami galleryの前田直紀さんのお皿を使い、
そのとき感じたことを書かせていただきました。
最初のころは歳時記にちなんだ行事などをうんちくのように紹介していたのですが、
最近は自分の気持ちをただ素直に書いていくことにしました。
上手くいくときも、そうでないときもありますが、
それも含めて楽しみながらページを作っていけたらと思います。
スタッフが配達途中で見つけたつくしを、
丸干し芋にさしてみたら、思いがけず面白い写真になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
何倍?
パソコンに取り込んだ写真を色々見ていたら、
アシュが我が家に来た最初の日の写真が見つかりました。
2016年11月21日。
おそらく生後一週間くらいの時でしょう。
片手の手のひらにすっぽり収まる小ささです。
これが今日のアシュ。
片手の手のひらに載るのは頭だけ。
いったい何倍に育ったのでしょうか?
体重で考えたら、おそらく2016年の時は150gくらいで、
今の体重が6.3kgとしたら実に42倍でした。
全くよくもここまで大きくなったものです。
【猫とお昼寝】
とても上手です。
漆塗り同好会の仲間が自分で継いだ器を持ってきて見せてくれました。
割れた欠片をのり漆で貼り、
完全に乾いて接着したら継いだ部分に上から漆で線を描き、
金継ぎにするなら金の粉をかけます。
今回は金粉はかけず、弁柄を混ぜた赤い漆で線を引いたそうです。
フリーハンドなのでこんなに細い線を描くのはとても大変ですが、
とても上手に美しく仕上がっていました。
何より割れ方の模様もいいので、
仲間の一人が「狙ってわざと割ったんでしょう?」と聞いたくらいです。
でも偶然こういう形に割れたのだそう。
それにしても大変に手間がかかるので、
割れたとしても継ぎたくなる器でないとやらないし、
そもそも安物の器には似合いません。
これは、古い器だったからこそ継いだらとてもいい雰囲気になりました。
【ほし太の日向ぼっこ】
フィンランド語は猫の言葉 稲垣美晴 著 猫の言葉社
「フィンランド語は猫の言葉」は、
NHKラジオすっぴんの金曜バーソナリティである高橋源一郎さんが勧めた本です。
おそらく『源ちゃんの現代国語』と言うコーナーだと思いますが、
この本をお勧めした回は聞いていませんでした。
ではなぜ知ったかと言うと、すっぴんには毎日リスナーからのお手紙が届きます。
一人のリスナーさんから寄せられたメッセージが、
この本をお母様にプレゼントしたのだという内容でした。
それを聞いてからこの本のことが頭を離れなくなり、
ようやく読むことができました。
この本は1970年代に著者の稲垣美晴さんが、
フィンランドに留学した時の事を書いたエッセイ本です。
帰国後出版されたのは1981年。
今から40年も前の出来事とは思えないほど、
文章は瑞々しくユーモアにあふれています。
ジャンルは違うけど、『鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ』の、
川上和人さんの文章を思い出しました。
本当に知性のある方は読みやすい文章をかけるのだと思います。
当時はまだ北欧は未知の国だったでしょう。
右も左もわからないところから、
真摯に勉強を続け、無事試験にも良い成績で合格し、
多くの友人、知人を作り、有意義な留学生活を過ごされたことがとてもよく伝わってきます。
この本を読んで、私も学生時代もっとちゃんと勉強しておかなかったことを少し悔やみました。
ちなみに、表紙の猫の絵はフィンランドの絵本作家マウリ・クンナスさんの絵。
娘が小さい時、サンタクロースの絵本をよく一緒に読んだことを懐かしく思い出しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
まだ入れるのね。
最近は新しい爪とぎがお気に入りで、
めったに猫タワーに上っていなかったアシュ。
台所にいたら突然隣の部屋から大きな物音がするので、
行ってみたらアシュが猫タワーのハンモックに入っていました。
アシュが飛び乗るとけっこうな大きな音がします。
そんな小さなところにも、まだ入れたんだね。
アシュは、冬毛のふさふさがすごくて、
やたらとおデブちゃんに見えるけど、
体重は6.3kgくらいのままいくら食べても変わらないよね。
【猫とお昼寝】
妖怪の国の与太郎 演出:ジャン・ランベール=ヴィルド、ロレンゾ・マラゲラ
SPACの演劇『妖怪の国の与太郎』を観劇しました。
ジャン・ランベール氏が演出された演劇は、
『ジャン×Keitaの隊長退屈男』、
『リチャード三世~道化たちの醒めない悪夢~』を観ていますが
どちらもとてもよかったので今回も楽しみでした。
この演劇は、私たちになじみ深い日本の妖怪が沢山出てきます。
フランス人であるジャンさんが日本の妖怪をご存知とは思わないので、
出演俳優さんたちのアイディアがかなり反映されていると感じました。
出演俳優さんは全部で9名ですが、出てきた妖怪は相当な数です。
着替えもかなり忙しかったと思うし、美術班も大変だったでしょう。
中でも私の一番のお気に入りは「垢なめ」。
毎晩お風呂の垢を舐めに来る妖怪だそうで、
真っ赤な長~い舌を自在に操り、
柔らかな動きとあいまってとってもチャーミングでした。
歌あり、笑いあり、怪しい雰囲気ありと、何でもアリのどんちゃん騒ぎですが、
観ていて所々に「あっ、確かにジャンさんの演劇だ!!」
と感じるエッセンスがたくさん散りばめられていて、
最初から最後まで楽しく観劇しました。
小さな子供から大人まで楽しめる演劇でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
moyocami gallery
友人の娘さんが旦那様と開いた、
山に囲まれた古民家(築150年)のギャラリーに行ってきました。
開いているのは、3月、6月、9月の第一金曜日から10日間。
個性的な作家さんと、百瀬聡文さんの挽物を紹介しています。
今月は、陶芸作家の前田直紀さんでした。
作品は、光に透ける和紙のような白やピンクのお皿。
まるでシンプルな生クリームのケーキのようにも見えるデザインの素敵な器たち。
洋風な雰囲気なので、一見干し芋には合わなそうだけど、
手触りがとってもやさしくて、軽やかな気持ちのいい器なので、
干し芋をのせたら面白そう!と思い一枚購入させていただきました。
達磨庵の歳時記、3月の写真に登場するかもね!
そして、作家さんが素焼きで焼いたコップに、
自分で釉薬をかけて簡易の釜で15分ほど焼いて仕上げてお持ち帰り、
という焼き物パーティーも楽しみでした。
ガラス質の釉薬を、内側には全部、外側は好きなようにかけます。
どんな模様になるかはお楽しみです。
イケアのゴミ箱を前田さんがご自分で釜にリメイクされたそうです。
これなら世界中、たいていのところで手に入れてワークショップができると仰っていました。
下から薪をどんどん燃やします。
中は1000度くらいまで上昇するそうです。
ガラス質の釉薬がちゃんと溶けたら取り出します。
釉薬がかかっていない素焼きの部分を黒くしたい場合は、
木くずを燃やした中に埋めます。
私の場合はヒビまでしっかり黒くしたいと言ったので、
しっかり埋めてバーナーで火もつけました。
完成したコップ。
格好よくできました。
一緒に焼いた友人は、黒くしないで白がいいと言って、
木くずに埋めないでそのまま冷ましました。
私のとは逆に白くなって、まるで夫婦茶碗みたいです。
私たちが訪れた時は誰もいなかったのに、
そのあとどんどんお客さんが見えて、
帰る頃には順番待ちの列ができて前田さんも百瀬さんも大忙しになっていました。
この焼き物パーティはなんと無料!!
こんなに楽しくて、素敵な作品ができあがるんだから、
3000円くらい会費をとっても良かったのでは?
楽しい体験をありがとうございました。
【ほし太の日向ぼっこ】
古民家 あんcafe
土曜日、友人と前から気になっていた『古民家 あんcafe』に行って来ました。
場所は清水区小河内の52号線沿い。
カフェと併設して、シェアスペースとギャラリーがあり、
漆塗りの仲間も何人か作品を置いています。
古民家と言うよりも、昔の古いお家と言った感じで目立たない入り口なので、
ナビを使って行ったのに最初お店の前を通り過ぎてしまいました。
駐車場の場所を聞こうと、玄関を開けて「すみません」と声をかけると、
『〇〇さん!』と私の名前を呼びます、
なんとびっくり、25年くらい前にアルバイト先で一緒だった方が店主でした。
漆の仲間から「カレーが美味しい!」と聞いていたので、
迷わず本日のカレーを注文。
確かにとっても美味しいカレーでした。
サラダのドレッシングも手作りとのこと。
デザートは色々あって迷ったけど、
小豆パフェの抹茶アイスを頼みました。
ミニパフェくらいかと思ったら、
大きな抹茶アイスともちもちの白玉がいくつも入っていて、
とってもボリューミィで美味しかったです。
ランチと一緒に頼むとドリンクが100円引きも嬉しいです。
カフェオレ300円と言うもともとの値段も安いですが…。
会わなくなってからの20年のお話も聞かせてもらい、
懐かしいやら、思いがけないやらで、とっても楽しいひと時でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
ぎりぎり間に合いました。
雛人形を飾るのは、雨水の頃がいいそうです。
もうとっくに飾っておきたかった我が家のお雛さまですが
ひな祭り前日の今日、ようやくぎりぎりで出してあげられました。
1年に一回のこと、忘れずに出してあげなくちゃね。
この時期色々なお雛さまを目にしますが、
やっぱりウチのお内裏様のお顔が一番!
と思うのは、親バカなのかしら。
ひな祭りはすぐに終わってしまうけど、
もうしばらくは飾っておこうかと思います。
一つ心配なのは、猫のアシュがいたずらしないかということですが、
今のところ関心はなさそうです。
やっぱり男の子だからかな!?
【ほし太の日向ぼっこ】