漆塗り
以前どこかのお店でランチを食べた時に、
お料理やご飯がこういう木の台に載せられて出て来ました。
それがいいなぁと思い真似して自分で作ったのですが、
普段そんな洒落れたことはもちろんしないので、
あまり使わずに何年も経ってちょっと汚くなってしまいました。
特にこっちの板は先日天ぷら油をこぼして油も染みています。
漆塗り同好会の日に持って行って漆を塗ってみることにしました。
こちらがもう一枚の木の台。
最初のはおそらくヒノキですが、
こちらの木はタモか何かで木の表面が逆立っていました。
どちらも漆を塗る前に、
240番と320番のペーパーで表面をきれいにしました。
今回は刷毛ではなく布に漆をしみ込ませて塗り込む、
拭きうるしにしました。
油がかかってしまった部分は、
漆がつきにくいのか若干色が薄くなっていますが、
全体的に汚れは目立たなくなりました。
こちらの木は逆目っぽいので漆の吸い込みがよく、
ちょっと色が濃くなってしまいましたが、
塗る前よりも雰囲気が断然よくなりました。
いつも手袋をして塗っているのに、
気づくと穴が開いて指にしっかり漆がついてしまいました。
指先はかぶれることはないけれど、
汚れが一週間くらい落ちないのでちょっと困ります。