
10月24日、共同の田んぼの稲刈りがありました。
棚田についた時、ちょうど稲架づくりが始まったところでした。

長い木を上手に組み合わせ、みるみる立派な稲架ができました。
稲が豊作だったら2段にも3段にもできる稲架です。

まずは黒米から稲刈りを始めました。
草をよけて根元から刈ると簡単に稲と草に分けられます。
我が家の田んぼよりも草が少なく楽です。

6人で刈るとあっという間です。

昨日の雨で稲がまだ湿っているので、
すぐに縛るのはやめてシートの上で乾かしておきました。

来年の種もみにする株を町田さんが選んで印をつけました。
まだ青々としているので刈らずにもう少しおいておきます。

シートの上に乗りきらなかった稲は畔に並べました。

こちらは後から刈った緑米です。
緑米は香り米といって炊いた時の香りがとてもいいお米です。

お昼ご飯の後、並べて置いた稲を三束づつ重ねていきます。
稲架にかけるときに右と左が交互になるよう、重ね方を変えます。

稲わら3本で縛ります。
これは仲間内でも意見が分かれるところで、
藁で縛った方が楽という人と、紐の方が縛りやすいという人がいます。
私は、藁の方が縛りやすくて締めやすく、
脱穀の時に解くのも楽だし、
解いた藁の始末もそのまま田んぼに置いていけるという利点で断然藁派です。
縛っている時に切れてしまう時もありますが、
予め湿らせておくと切れにくくなると教わりました。
それもいい藁があればで、
今年の我が家の稲の状態では来年使えるかどうかわかりません。
つづく
【きらくな寝床】