
静岡市民には「お浅間さん」と呼ばれ親しまれている、
静岡浅間神社に行ってきました。
春分の日の今日は風がかなり強いですが、
良く晴れて暖かでした。
古くから駿河国総社として歴代幕府の崇敬を受けて信仰され、
特に江戸時代には徳川家の手厚い崇敬を受け、
家康が全国から職人を集めたため、
静岡で漆塗りや木工などの技術が発展したと言われています。
社殿26棟全てが国の重要文化財に指定されています。
現在20年かけての平成の大改修実施中ということで、
平成28年には大歳御祖社が、
漆などを塗りなおしきれいに修復されてとても美しく豪華でした。

ソメイヨシノはまだでしたが、
早咲きの桜がちらほら咲き始めていてきれいでした。

境内には、浅間神社・神部神社・大歳御祖社・麓山神社
少彦名神社・八千戈神社・玉鉾神社の7社があり、
7社全てをお参りすると願いが叶うということなので、
巡ってきました。

昔から百段あると言われる階段を上った山の中腹にある、
麓山神社の近くには、賤機山古墳がありました。
6世紀ごろの築造とされ、県下最大の規模を誇る円墳とのこと。

入り口前には模型も作られていて、その構造や規模に驚きました。
はるか昔、この地を納めていた豪族のお墓なのでしょう。
こんな山の上にお墓を作らせることができるのは、
かなりの実力者だったことでしょう。
地元でもなかなか訪れることのない場所なので興味深かったです。
【ほし太の日向ぼっこ】