2020年02月
第十七回菊姫会総会
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今年も2月18日・19日の二日間にわたり、
菊姫酒造と全国の酒販店で構成された「菊姫会」の総会が開催されました。
この会は、ちょうどタツマが酒販売の免許を取得し、
菊姫との取引ができるようになった直後にできたので、
第一回目から欠かさず参加しています。
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一日目は、外部講師の講演「令和の日本酒と酒販店経営」について、
兵庫県産の最高の酒米である山田錦を作っている、
「吉川町と菊姫との馴れ初め」といった勉強会、
利き酒会と懇親会が予定されています。
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初めに菊姫会会長である、
酒舗まさるや取締役会長 園部松男氏の挨拶。
日本酒の売り上げは年々下降の一途を辿り、
大変厳しい状況ではありますが、
この二日間しっかり学び、懇親を深める中で得たものを
それぞれのお店に持ち帰りぜひ事業に活かしてほしいとのこと。
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続いて、菊姫酒造代表 柳達司氏のご挨拶。
柳社長のお話は、二日目に時間をとってあるので、
ここでは短いご挨拶のみ。
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次に菊姫酒造専務 柳荘司氏の
「これからの菊姫について」のお話。
近年、日本酒の生産量は250万石とピーク時の1/4に落ち込んでいること。
菊姫酒造では、理想の日本酒造りを目指して日々努力しているが、
菊姫の理想と世間とのずれも感じているとのこと。
そこで、今後専務主導で、
市場の動向に合わせた新しい銘柄を立ち上げる計画があるそうです。
それは菊姫のブランドではない全く新しいものになるということで、
きっと若者や女性たちに訴求した商品となることでしょう。
今まで見たことのない菊姫の誕生を想像しワクワクしました。
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次に「酒販店経営」という雑誌を編集されていたという小島稔氏による、
「令和の日本酒と酒販店経営」についての講演。
はじめに 日本酒はホントに衰退しているのか?から始まり、
平成の時代やバブル崩壊&デフレ長期化と酒類消費について、
飲酒人口減少と“酒ばなれ”、
潜在力を開花させた日本酒イノベーションなどについて
次々と興味深いお話がありました。
平成の酒販店は、専門力を高めることで生き残り発展してきました。
とくに日本酒の発展と二人三脚で生きてきたが、
令和の時代となり、日本酒はどう変わりさらなる発展を遂げるのか?
といったお話で締めくくられました。
明日へ続く
【ほし太の日向ぼっこ】
お雛様
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今年もようやくお雛様に会えました。
2月はけっこう忙しい上に、
お休みの日だけ雨が降ったりして中々飾れませんでした。
あんまり遅くなると、
飾ってもすぐに仕舞わなくちゃとなるので、
平日の朝頑張りました。
段飾りだとこうはいかないけど、
お内裏様だけなので出すのも仕舞うのも簡単です。
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私が小さい時、家にあったお雛様は御殿がついた段飾りでした。
もちろん姉のためにあつらえたものだったのだけれど、
私はこのお雛様が大好きでした。
それが今の家に引っ越すときにどうやら捨ててしまったようで、
もう二度と目にすることができません。とても残念です。
三人官女も五人囃子もいて、
白くて長いひげと、赤い顔をした右大臣、左大臣もいました。
だからお内裏様だけの娘のお雛様に、
いつか三人官女や五人囃子を買ってあげようと最初の頃は思っていました。
けれど、五人囃子や三人官女だけ売っている訳もないし、
このお内裏様に釣り合うお人形は見つかりそうもありません。
今では内裏雛だけのこの飾りがとても気に入っていますが、
気分だけでもと、今年は雛あられのパッケージが、
三人官女や五人囃子になっているものを買ってみました。
なかなかいいじゃん!
【ほし太の日向ぼっこ】
新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング
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昨年新橋演舞場に行ったときに戴いたチラシに載っていたのが、
12月に上演された新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』でした。
ジブリ映画が歌舞伎になるのにまずはびっくりしましたが、
そのチラシのビジュアルがかなりイメージ通りだったことにも驚きました。
ナウシカは尾上菊之助さん、クシャナは中村七之助さん。
生で観てみたいけれど、
仕事が忙しい12月だし、そもそもチケットはすぐに売り切れでした。
それが2か月たたずに映画館で観られるというので、
前売りのムビチケを買って楽しみにしていました。
上演前には舞台裏をテレビでも放送され、
映画の部分だけでなく、原作7巻をすべて詰め込んで上演されたと知り、
これは原作を読まなくてはと急いで購入。
おかげでより舞台を楽しむことができました。
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セットはかなり忠実に描かれ、場面転換も多くとても豪華な演出でした。
原作の世界観を壊さずに、それでいて歌舞伎の手法を用いて演じられていることに、
昨年シネマ歌舞伎でワンピースを観た時にも感じた事ですが、
アニメと歌舞伎は親和性が高いと思いました。
今週は前編の3時間10分だけの上演でしたが、
複雑な物語を最初に口上で説明し、それぞれの王国の配役図も配布され、
とても分かりやすい演出で長丁場もあっという間に感じました。
後編がますます楽しみです。
【ほし太の日向ぼっこ】
焼津市の山の手桜
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焼津版友会作品展の帰りに、
地元焼津の方が「河津桜が見ごろなので見に行きませんか?」と、
みんなを誘ってくれました。
焼津魚センターの近くの朝比奈川の左岸沿いに、
約200本の河津桜が植わっていて、
150台ほど止められる無料の臨時駐車場がありとても便利です。
協賛金として200円ほどの寄付をお願いしますとあったので、
募金箱に入れてきました。
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正直、現地に着くまではこれほど見事な桜並木があるなんで、
想像もしていませんでした。
平成10年に約2キロにわたって植えられたそうで、
20年以上たってかなり立派に成長しています。
菜の花も咲き始めてコントラストがきれいでした。
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今がちょうど満開のようで本当に見事でした。
メジロやムクドリが花の蜜を目当てにたくさん飛んでいました。
河津にはたくさんのお店がありますが、
ここはミカンと甘酒(と焼き芋)を売っていた出店が2軒あっただけ。
磯自慢の酒かすと焼津海洋深層水で作った甘酒(200円)を飲んで、
帰ってきました。
みんなに教えてあげたいです。
【ほし太の日向ぼっこ】
焼津版友会展
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木版画同好会の講師、大久保勇先生が所属する、
焼津版友会の作品展に行ってきました。
今年で9回目ということで、2月13日から18日まで、
柳屋ギャラリーで開催されています。
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今年は、版画同好会の仲間も数人出品しています。
教室でみている作品もこうして額に入れて展示されると、
いつも以上に素敵に見えます。
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焼津版友会のメンバーは5人。
先生たちの作品はやはり完成度が高いです。
それぞれ個性的な作品なので、興味深く楽しく鑑賞しました。
【ほし太の日向ぼっこ】
あらしお
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以前静岡市駿河区高松にあった、
『Cacao Beans to Chocolate Conche』が、
葵区人宿町に移転オープン。
友人のGちゃんがそこで珍しいチョコを買ってきてくれました。
『シズオカチョコレート カカオブラック70%×あらしお』は、
ガーナ産のフェアトレードカカオを使って作られていて、
原材料は、カカオマス、粗糖(国産)、塩のみ。
普段から、ハイカカオチョコ好きの私にはどんぴしゃりな味でした。
甘さ控えめで、カカオの味わいが立ち、
ほんのりとした塩味がいいアクセントになっています。
Gちゃん自身はチョコが苦手なのに、
チョコレートショップに行ってこれを買ってきてくれたかと思うと、
本当申し訳ないです。
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そして一緒にこれも入っていました。
そう、静岡の塩といえば「あらしお」。
全国的な大メーカかと思っていましたが地元の製造会社だったんです。
サイトを調べたら、
奈良時代の大和朝廷に祖(税)として、
駿河国の塩が収められていたそうで、
歴史のある塩づくりが今でも静岡で行われていることにちょっとびっくりでした。
このあらしお飴は、塩味はほんのりで優しい甘さ、
小粒なのでとても食べやすく、塩飴は夏のイメージでしたが、
のどが乾燥する今の時季もいいなぁと思いました。
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これはまだ味わっていないのですが「あらしお特製お抹茶塩」。
あらしおを丁寧に焼いて焼き塩にし、
静岡産の高級抹茶を混ぜたもの。
もうすぐ山菜が出まわったら、
天ぷらにしてこれをつけて食べたいです。
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最後は塩つながりで、
吉田町にある松浦食品の「塩まつば」
駿河湾の海洋深層水100%の塩を使用し、
サツマイモの甘さが引き立つ塩風味とのこと。
Gちゃんはお店の人に、
「で、甘いの?塩っぱいの?」と詰め寄ったそう(笑)
たじろぎながら「あ、甘いです」とのお答え。
小腹が空いたタイミングで開けたら、すごく後をひくので、
心を鬼にしてもう一度封をしました。
塩つながりで福袋のようにたくさんの美味しいものを戴きました。
3軒のお店の貴重な商品、たくさんお金も使わせてしまい、
Gちゃんいつもありがとう。
【ほし太の日向ぼっこ】
ルネ・ラリック展
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東京都庭園美術館で2月1日~4月7日まで開催中の、
『ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美』
に行ってきました。
この美術館は目黒に住んでいる娘夫婦の家のすぐ近くにあり、
何度も前を通るたびに気になっていました。
今回は、世界屈指のガラス・コレクションで知られる、
北澤美術館所蔵のルネ・ラリック作品約200点が展示されていました。
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東京都庭園美術館は1933(昭和8)年に朝香宮邸として建てられたそうです。
アール・デコ様式の本館の内装は、
アンリ・ラパンやルネ・ラリックといったフランスの巨匠が手掛けていて、
お部屋自体がとても優雅で美しかったです。
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入り口を入ってすぐに目を引くのが正面玄関にあるガラスレリーフ扉です。
これもルネ・ラリックが手掛けていて、
立体的に浮き出た女性像がとても優美で美しいです。
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内部は写真撮影がOKだったので、
来場者はかなりの確率で写真を撮っていました。
これは大広間に飾られたテーブルセンター。
下から当てられた光に浮き出た、
三羽の孔雀の羽の繊細な表現がとても好きでした。
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これは大型の常夜灯。
ルネ・ラリックはいち早く光を取り入れた演出をしたそうです。
こんな素敵なランプが家にあったらいいですね。
アール・デコ様式の内装の中に飾られた、
アール・デコを代表する作家のルネ・ラリック作品を観ることができて、
特別な雰囲気を味わえました。
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庭園美術館の名の通り、外には広い庭園があり、
西洋式と日本式のお庭がありました。
日本式庭園の中には茶室『光華』もあり、
この建物も国の重要文化財。
梅の花も咲き始めていて、四季折々に楽しめそうな素敵な場所でした。
【ほし太の日向ぼっこ】
シネマ歌舞伎『アテルイ』
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2月のシネマ歌舞伎はリクエスト上演の『歌舞伎NEXT アテルイ』。
劇団☆新感線の座付作家である中島かずき氏の脚本、
いのうえひでのり氏の演出による新しい感覚の歌舞伎でした。
大和朝廷は、国家統一を目指し朝廷に歯向かう蝦夷を倒すため、
帝人軍を送り込みます。
一方都では、立烏帽子党と名のる盗賊が人々を襲っています。
それを止めに入った一人の踊り女(中村七之助)。
彼女が本当の立烏帽子党の頭目であり、
蝦夷の神である荒覇吐(アラハバキ)の怒りを買って追放されたため、
都で蝦夷のために戦いながら愛する男を探していました。
立烏帽子党の偽物は、実は蝦夷の評判を落とすために朝廷側が仕立てた策略で、
それを知らずに捕らえに来たのが、
朝廷側の若き役人坂上田村麻呂(中村勘九郎)でした。
そこに現れたもう一人の男(松本幸四郎)。
自身を北の狼と名乗ります。
彼こそは、愛する女を守るためにやむなく神の遣いを殺してしまい、
名前も記憶も奪われて追放された蝦夷の族長アテルイでした。
ここで出会ったことで二人は記憶と名前を取り戻し、
故郷を守るため蝦夷の里に戻ります。
アテルイと田村麻呂はお互いを認め合う関係となるが、
田村麻呂は征夷大将軍となって朝廷軍を率い、
蝦夷の族長となったアテルイとは敵同士となります。
田村麻呂とアテルイは、それぞれが様々な策略や味方の裏切りに合いながら、
戦いの場で再び出会います。
上演時間185分の長さを感じさせない、
スリルあり、笑いあり、そして意外などんでん返しもあり、
最後までハラハラドキドキしながら観劇しました。
それにしても歌舞伎役者さんの表現力は本当にすごいものだなぁと、
今回もシネマ歌舞伎で再確認しました。
とても面白かったです。
【ほし太の日向ぼっこ】
聖護院大根
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友人のGちゃんから時々、
お母さんの家庭菜園で収穫した美味しいお野菜をいただきます。
今の時季は白菜と大根と聖護院をよく頂くのですが、
今までこの丸い大根は、
聖護院大根なのか蕪なのかよくわかっていませんでした。
そこで見分け方があるのかどうかネットで調べたら、
一番わかりやすいのは葉っぱの形で見分けるというもの。
でも戴いた時には葉っぱは落としてあるのでそれではわかりません。
次に葉っぱの根元の色でわかると書いてありました。
聖護院蕪の方は真っ白で、大根は普通の大根と同じように、
うっすらと緑色なのだそう。
それで行くとこれは聖護院大根だということがわかりました。
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食べ方で一番好きなのは千枚漬けです。
Gちゃんのお母さんの手作りの千枚漬けがとっても美味しいので、
真似して作ってみました。
丸々一つ全部を薄く切ったら、
直径25センチの我が家で一番大きなボール一杯できました。
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全体に薄く塩をまぶしてしばらく置き、
出てきた水気を絞ってから、
甘酢と切り昆布と柚子胡椒を入れてよくなじませました。
本当は柚子の皮を入れたいけど、
柚子の時季はおわってしまったので、
Gちゃんお手製の柚子胡椒を入れてみたら、
これがまたすごく合います。
ジッパー付きのMサイズの袋二つがパンパンになりました。
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先週一週間、
毎日お昼ご飯の時にみんなに食べてもらって一袋が終了。
今日から二袋目に突入ですが、我ながら上手にできました。
これも美味しい聖護院大根のおかげです。
【ほし太の日向ぼっこ】
ミートソース
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友人のKさんから、
「ミートソースを作ったから食べおいで」と嬉しいお誘い。
喜んで伺うと、ミートソース・スパゲッティだけじゃなくて、
中トロ丼、豆乳スープ、蒟蒻の味噌田楽。
という豪華なラインナップにびっくり!
しかも、ステーキ用銘柄牛を自分でミンチにして作っていて、
お店ではとても出せない豪華なミートソースでした。
豆乳スープは「この前ランチをしたときに、
美味しかったから、真似して作ってみた」とのこと。
中にはかぼちゃとしめじが入っていて、
優しい味わいでとっても美味しかったです。
蒟蒻は、ウォーキングで森町に行った時に製造元で買って来たそうで、
とっても美味しい蒟蒻でした。
こんなにたくさん食べられるかな?と思ったけれど、
どれもすごく美味しいので、ぺろりと完食してしまいました。
食後にはコーヒーとケーキまで食べて、
豪華なフルコース料理でした。
Kさん、いつもご馳走様です。
【ほし太の日向ぼっこ】