リアル薮入り

落語に「薮入り」という演目があります。
奉公に出した息子が薮入りで3年ぶりに実家に帰ってきます。
待ちに待っていた父親が、あれも食べさせたい、これも食べさせよう、
あそこへも、ここへも連れて行きたい。
という親心で、私自身も心当たりがありすぎるような噺ですが、
前の職場で一緒だったKさんのお宅に行くと、いつもこの話を思い出します。
昨晩は「おいしい鯵の開きとシラスがあるから取りにおいで、ご飯も炊いておくね」
とお誘いいただき久しぶりに伺いました。
最初は主人がいると思っていたので、
色々作ったものを持たせて下さるつもりの様でしたが、
「出張で今夜は泊まりだよ」と正直に言ったら「それじゃあ食べていきなさい」となり、
出していただいたのが、
きのこの炊き込みご飯、五目ちらし寿司、ポテトサラダ、うずら豆の甘煮、新ショウガの甘酢漬け、
里芋とこんにゃくの煮物、五目ひじき、小茄子の辛し漬け、
緑茶、梨のスムージー、珈琲、水素水、モロヘイヤのスムージー、チョコレート
と、盛りだくさんでした。
おなかがいっぱいになりましたが、私が持っていったドーナツも一緒に食べ、
Kさんが買った服を試着させてもらったりと、
二人女子会のようで楽しく過ごしました。

帰りには、鯵の開きとシラス、炊き込みご飯と、うずら豆、ちらし寿司、
ポテトサラダ、生姜の甘酢漬けをお土産に頂きました。
しょうがは、豚肉のしょうが焼きにも使えると教わったので、
さっそく今日のお弁当にしてみました。

確かに美味しくできました。
こうしておくとショウガの保存にもいいですね。
Kさん、今回もたくさんご馳走さま!
私もまたみんなに美味しいものを作ってあげようと思います。
ありがとうございました。
































