かくも長き不在 監督 アンリ・コルピ

とても切ない映画でした。
旦那様から、カンヌ映画祭のパルムドール受賞作品ということと、
反戦映画だということを聞いて鑑賞。
モノクロの色の無い画面にカフェの女主人の日常が淡々と描かれます。
町の人々で賑わう店内、恋人もいて充実した日々を送っているように見えますが、
店の前を通る浮浪者のことが気になってとった行動から、
彼女の心の傷がだんだんとわかってきます。
タイトルから、すぐにこの男が戦争に行って帰ってこない旦那なのでは、
と思ったのですが、彼は記憶を無くしているため、
本当に彼女の夫なのかどうかもわかりません。
ラストは衝撃でしたが、本当はどうなのかは、
見る側にゆだねられていると思いました。
だた言えることは、彼も彼女も戦争の犠牲者であり、
戦争は平凡でささやかな幸せを一瞬で奪ってしまうということ。
彼女のような人がどれほどいたことでしょう、胸が痛みました。


























